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#B L
まのん👶🏻📛
11
#SnowMan
にゃーにゃ
3,901
声を掛けられ、ボクはギロッとにらみ返す。まずは謝罪じゃないの?
この美しいボクを、何分待たせたとおもってんだよ。
「急に校長も教頭も具合悪くなったみたいでさ、急遽他の先生が迎えにと言われて、俺が来たんだ」
「遠い所からお疲れ様だったね」
ボクとは対照的に柔らかな笑顔で迎え入れようとする。
「別にいいですから」
ついつい日本語で話してしまった。
「おっ!日本語話せる感じなのかな。俺は体育教師の岩本よろしくな留学生くん」
ポンと頭を撫でられてしまった。
子供扱いしやがって、と思いながら体育教師に力では敵わないから、黙ってにらみ返しただけ
「留学生くんと言うのやめてほしいんですけど、ボクの名前『ラウール』って言います」
「ごめんごめん」
そう言いながら、フニャリとボクに笑い掛けてきた。
キャリーケースを引いていると、岩本先生がじっと見つめてきた。
物珍しいの?まぁタイヤの音が煩くないからね。ボクのキャリーはね。
「ラウールくん、上腕二頭筋は痛くないかい?、キャリーケース引っ張っていると、使う筋肉なのだが…もしくは前腕とか」
「…」
(興味ない話が始まった。無視)
「前腕と言うのは肘から手首の部分の筋肉で、手首曲げ伸ばし、指を動かしたり、掌を返す動作を担当している筋肉なんだ」
スッと早歩きで、岩本先生の前を歩く
「ボク慣れてますから」
「そうかそれなら大丈夫だな」
ボクの後を追い掛けてまた横に並ばれて歩く。
「こっちが校内でその隣が寮となっている」
ふーん見た感じ狭そう。
寮の玄関口まで辿り着いたが、そこで岩本先生はピタリと足を止めた。
「ここからなのだが、俺は寮の事をわからなくてな、案内役を生徒に変わってもらう」
待っていたのだろう、玄関に入ると出迎える一人の男と目が合った。
「_ Hello, nice to meet you. My name is Ryohei Abe.
I serve as the student council president of this academy. I will now show you around the dormitory. @はじめまして阿部亮平です。この学園で生徒会長をしています。これから寮をご案内致します。 _」
そしてボクに一礼をした。
つい見とれてしまう程に礼の所作が美しくて、逆にボクには鼻についてイラッとした。
フンッ
ボクだってその位美しく出来るし、てかそれ以上だし見くびらないでよね。
(君が英語で挨拶するなら、代わりにボクは日本語で挨拶してあげるよ)
「ご案内の程、よろしくお願いします。生徒会長さん、日本語で大丈夫ですので」
(下手くそな英語使わないでよね)
美しくボクは微笑んだ。
ほら、ボクの美しさにひれ伏すがいい
「岩本先生ここまでありがとうございました。この後は引き受けます」
「阿部、よろしく頼む」
(なんだよ、このボクを無視しやがってぇ)
無反応しかも、無視だった事に腹ただしかった。
コメント
1件
うわ、このラウールくん、めちゃくちゃツンデレだなあ(笑)。「美しいボク」って自称するところとか、体育教師の筋肉談義を華麗にスルーするところとか、もうキャラが立ちまくってる。でも内心で阿部生徒会長の礼の美しさに見とれて「イラッ」とする辺り、実は結構単純というか可愛いよね。 校長と教頭が急に体調不良って、ここで早くも何かの伏線を感じる。登場人物のバランスもいいし、次どうなるか気になるな。特に生徒会長との関係性がどう発展するか楽しみ。