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なんか前のやつセンシティブになってるし…
やっぱり薬とかがダメなんかなぁ〜
side ぺいんと
薬を飲んでからおかしい
頭に霧がかかったようにもやっとしたのが
一気に晴れた。
その時の記憶はあったはずなのに
何も思い出せない
「ネェ、今ドンナ感ジ?」
そう問われても何も分からない
なんで俺は薬を飲んだんだっけ…?
なんの薬を飲んだ…?
俺は確か会議室にいて…
そんな感じで状況を整理する
「これは…?」
と俺と同じように今自分の身に
何が起こってるのかわかってない人がいる。
いや…
わかってない人しかいない。みどりくん以外は
整理してると一番最初に出てきた言葉
「「そうだらっだぁは!?」」
ぐちーつも同じことを言う
みどりくんは少し安心したかのように
俺とぐちーつを見る
でもすぐに他の人を見る
「ェ…らっだぁは…えっと…俺らが…追放したな、らっだぁは何をした…?」
きょーさんが困惑したまま覚えてることを言う
らっだぁはゲラに騙されて
いや……運営国はゲラの能力によって
らっだぁを追放した
だんだん整理がついてきて俺らがどうしようと
悩んでいると
「ミンナ、ラダオクンガ悪イトオモウ?」
「「悪くない」」
俺たちはみんなそう答えた
みどりくんはさっきより安心した表情で
良かったと呟いた
「みどりくんはこの状況全部わかるの?」
ぐちーつが問いかけるとみどりくんは
こくりと頷いた
「ミンナゲラノ能力ニヤラレタ。ラダオクンハピクサント一緒ニ居テ、俺ハ薬ヲ作ッテ今ココニイル皆ニノマセタ。」
じゃあ俺らはゲラの能力によって操られてたけど
みどりくんのおかげで取り戻したんだ…
「らっだぁのところに行った方がいいよね…?」
「らっだぁさんに謝らないとですし…!」
「いやでも俺らがらっでぃに謝罪を言って仲間にところでゲラにもう1回操られたら絶望に落とされん?」
「たしかに…それはそれでらっだぁが…」
「ソレハナイヨ」
俺らがそう不安が出てくる中
みどりくんがはっきり言った
「皆ガ飲ンダ薬ハ暫クハ能力効カナイヨウニ作ッテルカラ」
いや本当にすご!?
「すごいな。」
「デモ、ゲラノ能力ノ力ハ思ッタヨリオオキカッタラ薬ノ効果ヲ上回ルカモシレナイ。能力ニカカッテルフリハ結構バレナイカラ、」
「かかってる振りをすると…」
バレたら全員にかけ直される可能性あるから
結構難しい
記憶がある人がいるかもしれないけど
俺は記憶が無いからゲラにどう接してどんな
話をしたのかも覚えてないから…
「一先ずらっだぁさんのいるところに行きません?」
「ソウダネ、」
side ぐちつぼ
我々だの国を通らず裏から回ってぴくとさんの
家の前までやってきた。
「俺ガ先ハイルネ。」
そう言ってみどりくんがノックをしてそのまま
入っていった
聞き耳を立ててみる
部屋の中での会話は聞き耳を立ててれば
俺ら全員が聞こえる大きさだった
「ラダオクン元気?」
「元気〜」
「みどりくん時間あるならスプラする?らだおくん強いから2人でボコボコにしない?」
「イイネ。デモ結構後ジャナイト無理カモ。」
「そーいえば今薬作ってるんだっけ?」
「ソウソウ。ソレデラダオクンニ聞キタイコトアルンダヨネ。」
「ん?」
「薬デ皆ノ正気取リ戻シタラ、ラダオクンハ皆ニ合ウ?ソレトモ距離ヲ置ク?」
俺らは息をするのを忘れるくらいに集中して聞く
らっだぁが返す言葉はどっちか分からない
みどりくんが質問してらっだぁが返事をする
その間の時間がとても長く感じた
だけどらっだぁは即答だった
「会いたいかな〜」
それを聞いて俺は安心したがまた不安は出てくる
大丈夫だって言い聞かせても
本能からは逆らえない
拒絶される怖さ、また能力を食らってしまって
らっだぁに酷いことをしないか
みどりくんは高確率でないって言ってたけど
記憶が無いとこんなにも怖いとは思わなかった
何をしていたのか覚えていないから
同じ話したのにまたしたり
反応が違ったりすると変に思われる。
疑われる。
「ハイッテキテイイヨ」
と、突然に言われる
俺たちは少し困惑したり気まづそうにしながら
恐る恐る入る
「え!!?」
らっだぁが驚く
そして安心したような表情が見えた
…そうか。
らっだぁは俺らみんなに拒絶された
運営国も追い出されてた。
ゲラの能力だとわかっていてもそれはめっちゃ
辛かったと思う。
「ごめんらっだぁ」
「ごめんなさい!」
「まぁ…悪いのはゲラでしょ?俺は気にしてないし〜」
俺らは謝り
らっだぁは少し笑いながら許した
俺たちは後で話して決めた
逆に騙してやろう。ゲラを。
いつの間にか立場は逆転していたと。
「ってことでこれ渡しとくから料理とか飲み物とかに混ぜて飲ませといて☆」
「「…え。」」
俺らはそう言われて固まった
誰かが作った料理に入れるのは相当難しい
ある材料に入れても薬の効果は薄くなる
自分で作って混ぜないといけないということだ
「料理に自信ある人ー」
そう問いかけるも手を上げる者はいなかった
絶対 (謙遜) のやついるだろ!
こうして俺たちの課題はできた(?)