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えーと、友達ですか、?
そうそう!友達、なろや!ええか?
声の大きい金髪の奴が僕にそう言ってきた
なんやこいつ、そう思いつつ僕は質問を質問で返す
何でですか?
すると隣にいたフードを被った奴が「そんなの友達になりたいからに決まってるじゃん」と答える
当たり前過ぎて少し納得してしまった自分がいる
まぁ、薬の事もあるし一人の方が楽やからなと思い、僕は断る
「一人の方が楽ですきやから友達にはならないかな、君達うるさそうだしボソ」
余計なことをいえば消えるだろうと思っていった一言がまさかそんな捉え方をされるだなんて思ってもいなかった
「いやーありがとうな、うるさいだなんて褒め言葉やないか!」
「は、お前頭沸いとんのか?」
ミスった、、、
こんな事を言いたかった訳やないのにー
やべー性格がばれる、僕の陰キャライフが、
早く逃げないと、
僕はすいませんとだけ言ってその場を去った
そのまま屋上に行き、のんびりしていた
一限サボってしまった
二限のチャイムがなり、どうしようか悩んでいると屋上の扉が開いた
まさかと思い僕は勢いよく扉の方をみる
「やほー!」
あいつらだ、
「一限サボってどうしたの~?陰キャさんー」
陰キャを演じていたのがばれたみたいや、
まぁ、あんな言葉使いしてたらばれるわ(笑)
「別に勉強したくないからサボったんだよ」
そう、僕は答える
「親に怒られへんの?」
背の小さい奴にいわれて思い出す
あの時の光景
”血の海”
思い出したくなかったのに、痛いところを突いてくる
「親は、いないよ。半年?くらい前にみんな殺されたよ」
ちなみに、あの時の犯人はまだ捕まっていなかった
とっくに捜査は打ち切りになっている
かなりの常習犯だったらしい
「ごめん、」
僕の住んでいた地域だけで襲われた家は4件だ、
手口の上手い奴で捜査のしようが無かったらしい
「別にーもうすぎたことだし」
「うん、ごめん」
あぁ、これは分かる
めんどくさいタイプだ
この状況をどうするか
頭の悪い僕はこの方法しか思い付かなかった
「僕の家族は、毎日喧嘩してた。父親は毎日お酒を飲んで狂って僕に暴力を振るって、親もお兄ちゃんも誰も止めてくれない。みんな見てるだけ」
そう僕は嘘をつく
「そんな家族が死んだんだよ、清々するわ」
みんなが黙って暗い顔をしている
今まで平気で嘘をついてきたけど、、、こんな嘘つきたくなかった
僕は、嘘つきだ、