私はあなた。あなたは私。それはこの世のルールで、そう決まっていたこと。あなたにとっての私は悪者かもしれないね。
「当たり前だわ!!訳の分からない話を延々と続けられていい気分になる人なんていない!!」
そうなんだ、知らなかった。
「あなたって本当に嫌な人ね。私にとってのあなたが悪者なら、あなたにとっての私って何なのよ!!」
そう、、、そうだね、、、おもちゃ?
「は?」
そう。おもちゃなんだよ、きっと。だってあなたの反応も私が好きなように変えられる。
「、、、」
今無言になったのも私が仕組んだ。
「あっそ。じゃああなたの事も操れるかもね」
やってみなさいな。どうせ私にやらされているだけなのだから。
「この会話も私に仕組まれているとしたら? 」
あなたって本当に嫌な悪魔。
「悪魔はあなたでしょ。平気で私の大切なものを奪う」
あら、ならば新しいお友達でも作ってあげようか?
「余計なお世話よ。モモを返して。」
モモは私。大切な私。
「あなたみたいな人がモモなわけないわ! 」
それはまた、私が決めること。
「屁理屈女め、、、!」
なんの意味もない会話はやめましょうよ。
「じゃあ意味のある会話ってなんなの?」
そうね、、、私が何故ここにいて、なぜあなたと話せるのか?
「それは私にとって意味があるの?」
ええ。あなたは自分の意味を知ることになるわ。
「自分の意味、、、?偉そうね。そう言うあなたには生きている意味あるの?」
だからあなたの意味を教えてあげるの。あなたが悪魔の名を与えられた理由も含めてね。
「、、、もういい。私が悪魔だろうが何だろうが、どうだっていいよ」
ふふっ、、、自分の生きる意味が分からなくなったの?
「はいはい。そうですね、はなから生きる価値のない悪魔ですよ私は、、、。」
情けないわ。本当に情けない。
「何?そんなに罵倒すれば私が激昂するとでも?」
いいえ。あなたはそう言う人なのよ。
お母さん。
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