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コメント
4件
ぃやーーーん!あまあまで最高😍😍😍😍😍😍😍
今日も今日とて💚💙
第十九話 🍯蜂蜜
翔太 side
――健康保全課 朝間報告。
時刻 07:03。
場所 自宅寝室。
対象者R:密着。
距離:ゼロ。
体温:高。
状況:拘束状態。
原因:不明。
健康保全課:
「対象者、回復不明」
温度保護課:
「布団内温度 過剰」
距離管理課:
「距離 ゼロ固定」
いや、近すぎる。
昨夜、喉の調子が悪かったはずだ。
「亮平さん」
小さく声をかける。
「これ……なに?どういう状況?」
キリッとした寒さで目覚めた朝。
窓の外でスズメが仲良くお喋りしている。
そんな、いつもの朝。
――のはずなんだけど。
お腹に回された亮平の腕にキュッと力が籠った。
「頭痛いの?」
さらにグッと力が加わり、慌てて後ろを振り向くと
手のひらを額に押し当てる。
熱は――ない。
おかしい。
完全回復、確認。
「翔太」
低い声。
昨日まで少し掠れていた声が、
今はやけに甘い。
……蜂蜜みたいだ。
「昨日言ったこと覚えてる?」
ん?
「明日は覚悟しろって」
え?
「ちょっと待って、亮平。風邪もう平気なの?」
額に当てていた俺の手を、亮平が掴む。
そのまま指を絡めて、
顔の横に押し付ける。
上から、うっとりと俺を見下ろす。
「昨日、俺のこと心配してくれたでしょ」
少し笑った。
「嬉しかった」
少し顔を近づける。
「だから、今度は俺が甘やかしてあげる」
「でも、喉……」
「蜂蜜入れたでしょ、もう治っちゃった」
蜂蜜って、本当に喉に効くんだ。
でも。
その声で名前を呼ばれるのは、
たぶん体に悪い。
亮平の身体が、重くのしかかる。
腕を取られて、
身動きが取れない。
「甘かった……翔太みたいに」
「動けない……」
「ふふっミッションクリア
――捕獲成功」
「はい?」
……状況、悪化。
メーデー、メーデー応答願います!緊急事態発生!
健康保全課:機能停止
温度保護課:外的要因により温度上昇
距離管理課:ゼロ、拘束中
理性維持課:発足
優しく指が身体をなぞる。
触れられた場所が熱を帯びる。
首筋に押し当てた唇に、吐息がかかりくすぐったい。
「大変……熱でもあるんじゃない?」
亮平の指がシャツの隙間を縫って侵入してくる。
「意地悪しないで……」
「診てみましょうね」
亮平は小さくクスッと笑った。
「拗らせると大変だから」
亮平 side
⸻
――観測記録:R
対象:S
状態:拘束中
心拍数:上昇。
呼吸:不安定。
頬:赤い。
原因:俺。
「亮平さん……」
声が少し震える。
でも……瞳に宿る甘い熱。
継続――可。
――追記
対象S
視線回避、確認。
耳部温度:上昇。
拗らせ度:高。
副作用:
理性 低下。
「診察結果は?風邪引いてないでしょ?」
設定守ってて可愛いんだけど。
つい、意地悪しちゃう。
「愛が足りないみたい。」
鎖骨に押し当てた唇。
勢いよく吸い上げると、翔太の指に力がこもる。
「お注射しときましょうね」
「なっ!」
「処置が必要と判断。
健康保全課の出番だろ?」
「!」
何でとか、どうしてとか、そんなふうな事を言っている。
足をバタつかせて可愛いったらない。
まだ、余裕があるみたい。
「緊急警報発令――覚悟してね可愛こちゃん」
「ンンンンッ……あっ…///」
耳に這わした舌先が、中を蠢くと、くすぐったそうに肩を窄めた。口が緩く開き、指の力が抜けていく。
シーツに身を委ね、快楽に堕ちていくその姿は美しく、うっとりと翔太を見つめると、不安げに揺れる瞳がたまらなく愛おしい。
「リョウ――」
「なぁに?」
「キスして」
こんな時は素直なのに……
どっちが、意地悪なんだか。
唇を重ね、隙間から侵入した舌が交わると、応えるように後頭部に翔太の手が添えられた。
シャツを剥ぎ、胸の突起に這わした舌先。
ぷっくりと徐々に膨らむ蕾に、声を荒げる翔太。
輪郭を持ち始めた、自身の下半身を擦り付けると、翔太は小さく鳴いた。
「ンンッ」
「どうして欲しい?言ってごらん」
指を咥えて逸らす瞳。
「素直促進課はないの?」
少し笑う。
「発足しちゃう?」
泡でも吹き出しそうなくらい動揺してる。
……可愛い。
「ちなみに俺は、
甘やかし推進課作戦続行中だけど」
〝ひぃ……〟
変な声がした気がするけど、無視。
任務遂行中は、翔太に全集中。
全ての服を剥ぎ取り、重ねた身体。
吸い付くようなきめ細かい肌が美しく、白磁の肌は次第に赤く染まっていく。
翔太の白い手が肩に伸びてきて、一枚、また一枚と俺の服を剥いでいく。
その姿すら美しくて、眺めていると恥ずかしそうにまた視線逸らした。
勃ち上がりだした花茎を口に含むと、ドクドクと脈打ち硬さを帯びる。舌先で舐めながら指で先端を擦ると、シーツにしがみ付いて悶え鳴く。
「綺麗だよ翔太」
朝の光がカーテン越しに差し込む。
サンキャッチャーの光が虹色に乱反射しベッドを彩る。
口内で迸った翔太の熱を飲み込むと、労うように頭を撫でた。
愛おしむようにその手に頬擦りした翔太を、抱きすくめて俺が下になると胸の上で横になった翔太は、甲斐甲斐しく小さな舌先を這わした。
「キスして翔太」
腰を上げてシーツに手をついた翔太は、額にキスを落とす。
「それだけ?」
「俺も意地悪したい」
「ふふっ……自分で言ったら意味ないじゃない」
「そうなの?」
「あぁ、やめて可愛すぎる」
唇を貪る。
同時に後孔に指を這わし、ゆっくりと縁をなぞるように侵入すると、可愛く鳴いた。
「んあっ……リョウ//…………っだめっ」
「意地悪はこうやってするのよ?」
だらしなく開いた口。
ぶるっと肩を窄めて、腰が弓形に反り上がる。
花茎は臍に向かって伸び、再び湿り気を帯びている。
「気持ちいいね翔太……可愛い///」
「んんっ……あっ……あん……リョウちゃんイっちゃう」
「絶景」
うっすらと額に汗をかいて、天を見上げながら白濁を放った翔太は、俺の胸の上で果てている。
「ねぇまだ俺の出番が残ってるんだけど」
「……気持チカッタ////」
「挿れても?」
こくりと頷いた愛おしい人。
腰を掴むと、ふぅーと深く息を吐いた翔太は、自身で俺の熱茎を掴むと隘路への侵入を許した。
小さな手が俺の鎖骨をなぞり、ゆっくりと腰を揺らめかせた。
「ほんと綺麗……翔太」
「亮平気持ちいい?」
「うん………すごく気持ちイイよ。
自分で気持ちイイとこ探してごらん」
「うん」
あぁ……
鼻血出そう。
可愛いったらない。
〝こう?〟〝どう?〟なんて探りながら全身で愛を表現している。時折鳴くのはご愛嬌。
「あっあん……///」
「ふふっ……そこ気持ちイイんだ。突いてあげようか?」
「お願いします」
翔太は、気持ちイイことが大好きだ。
素直じゃないのが玉に瑕。
それも可愛いから好きなんだけど。
下から突き上げると、爪を立てて、しがみ付いた。
俺の首元に顔を埋めて、快感に鳴き叫ぶ。
「気持ちイイ……亮平」
「うん気持ちイイね///お顔見せて翔太」
身体を起こして、ぶつかる視線。
ふわふわとした空気を纏いながら、目を潤ませた。
「もうイっちゃう」
両手首を掴んで下に引きながら、腰を上へと打ちつけた。
「ああっあん……ンンンンッ///やっ……イク……」
「っ……翔太」
身体を重ね、愛し合う時間。
蜂蜜より甘くて、濃厚な朝。
甘美なご褒美に酔いしれるように、
ベッドにふたり、静かに沈んだ。
――観測記録:R
対象:S
状態:可愛い。ぐったり。甘やかされ過多。
理性維持課:機能低下
距離管理課:ゼロ維持
呼吸:乱れ。
体温:高。
副作用:
理性 崩壊。
――観測者R:
理性 壊滅
原因:可愛い
対策:捕獲済
状態:再起可能。
総合判断―
二ラウンド目、実行可能。
観測者記録【弐】―捕獲―