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『BLACK cat school』〜スクールライフは恋と波乱!?〜
ハウレスの時間 ヤキモチと甘いスイーツ
『体育祭最後の種目!借り物競走!選手の皆さんは準備をお願いします。』
そして、私の前に立つ彼。
(私…私が選ぶのは――。)
『華さん。』
『!』
『俺は…どんな時も貴方を守ると誓います。俺はもっと強くなります。他の誰より、貴方を守る為に。』
『ハウレス…。』
『だからその…っ。俺を選んでくれたら嬉しいです。』
ハウレスは照れながら私を見つめる。
『私も…。』
ギュッとハウレスの手を握る。
『好き。ハウレスが…大好きっ。』
ギュッとハウレスを抱き締める。
『っ……。俺、今が1番幸せかもしれません…』
『ほら、ハウレス、早くゴールしないと。』
『は、はい!』
ハウレスは私をお姫様抱っこする。
『こっちの方が確実ですから。』
『ふふっ。うん。』
ハウレスは私を抱き抱えて、見事逆転1位になった。
そして、盛大な拍手の中体育祭は幕を閉じた。
数ヶ月後――。
放課後、剣道部の部室で部活をしてるハウレスに差し入れをする為、私はドアの隙間から見ていた。
『ふっ、はっ!』
『…頑張ってる。でも、今行ったら迷惑かな。』
(華さんあんな所で何を…。)
『華さん。』
『ひゃ!』
『クスっ。俺に何か用ですか?』
『あ、え、と…。』
私はおずおずと差し入れを渡す。
『部活…お疲れ様。休憩の時に食べれたらと思って…。』
『はちみつレモンですか?美味しそうです。』
『じゃ、じゃあそれだけ!』
私は照れ臭くなり、その場を離れようとする。
『あ、待ってください!』
ガシッと手を掴まれる。
『今から休もうと思ってたんです。一緒に食べませんか?』
『い、いいの…?』
『もちろん。』
私とハウレスは畳の上に座り、はちみつレモンを食べる。
『ん、甘くて美味しいです。』
『良かったぁ…。ロノに手伝ってもらって一緒に作ったんだ。』
『ロノに…?』
『うん。私一人だと失敗しそうだし…教えて貰いながら。』
私ははちみつレモンを口にする。
『ん、でも少し甘過ぎたかな?』
モヤッ。
(なんだ…?このモヤモヤは。華さんは俺の恋人なわけで、でも束縛したいとかじゃない。だけど、なんか…っ。)
『…華さん。』
『ん?』
グイッ。
『え…。』
『…。』
ハウレスは黙って私にキスをする。
『ん、ハウレス…?んっ…。』
ドサッ!
ハウレスに押し倒される。
『……っ。』
『俺だって…ヤキモチくらい妬きます。相手が誰であっても。俺は…華さんの彼氏なんですから。』
チュッ…手首にちゅっとキスを落とされる。
『ご、ごめ…。』
『ふふ、俺だって男なんですよ。だから油断しないでくださいね。』
『は、はい…。』
私だけに特別な貴方。ずっと…貴方らしさのまま好きにさせて欲しい。私が好きになったのはありのままの貴方だから…。
𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫__
コメント
2件
ハウレス可愛すぎやろ最高😊