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『BLACK cat school』〜スクールライフは恋と波乱!?〜
シロの時間 独占欲が顕に
『体育祭最後の種目!借り物競走!選手の皆さんは準備をお願いします。』
そして、私の前に立つ彼。
(私…私が選ぶのは――。)
『……華。』
『!』
『最初から我の答えは決まっている。
我が好きなのは今も……これから先もお前だけだ。』
『っ…。』
『それで…お前の返事は?』
『私も…シロが好き。これから先も、ずっと……!』
『ふ…っ。当然だな。ほら、行くぞ。』
『うん!』
シロは私の手を取り、ゴールまで走る。
シロはずっと前を向いて走っていた。
照れてるのかな?と思ってたけど今振り向かれたら困る。きっと私も……。
数日後――。
美術室
私はシロに椅子に座らされていた。
『…。』
『あの、シロ……怒ってる?』
『…怒ってなどいない。』
(いや顔めっちゃ怖い。)
『あの、誤解だよ?あれは吹奏楽部の子で、重たい楽器を運んでくれてただけなの。』
『それなら我を呼べばいいだけだろう。』
『いや、でもシロだって部活があるからあれかなって。』
『……はぁ。』
シロは座っている私の方へ向かってくる。
『お前は我のなんだ?』
『え?』
『お前は我の彼氏だろう?必要な時は我を呼べといつも言っている。』
『で、でも……』
『でもじゃない。…その口が否定するなら塞ぐまでだ。』
『ん……っ!』
やや強引にキスをされる。
『ん、や、シロ……っ。』
『ふ……っ。嫌?今のお前を鏡で見せてやりたいな?案ずることは無い。鍵は閉めた。誰も来ない。』
『そういう訳じゃ……っ。』
『他にはどこを触らせたんだ?』
シロは私の手を取り甘噛みした。
『触らせたって……っ。受け渡す時に手に触れただけだって……』
『…覚えておけ。我は……1度手に入れたものを簡単に他に触れさせやしない。我がずっと独占してやる。』
『っ…///』
『それくらい…我は華のことが好きなのだ。……みなまで言わすな。』
『シロ…。……ハイ。』
『ふっ。ならばよい。』
シロは私の頭を撫でて私の隣へ座る。
『…。』
『……なんだ。物足りなかったか。』
『なっ!そんな訳…』
『顔に書いてある。』
シロはふっと微笑み私を見つめる。
(シロのその顔弱いな私…。)
『続きがして欲しいならお前から強請れば良い。我はお前の願いなら叶えてやる。』
『なんでそんな意地悪…っ。』
(でも、もっとシロに触れて欲しい……っ。)
私はシロの裾をクイッと掴む。
『あと少し…だけ、キス…したい。』
『全くお前は…我を煽る天才だな。
…それなら望み通りにしてやる。』
『ん…っ。』
独占欲とは時に身体に毒だ。摂取し続ければいずれドキドキの大量摂取で死んでしまいそうだ。でも、彼からのは別だ。
𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫__
コメント
2件
シロまじ沼る 何あの嫉妬最高だろこれ テンキュー ありがとう世界ありがとうぷちさん(名前呼んですみません)