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猫 が 何 処 か へ い く 頃 に

猫 が 何 処 か へ い く 頃 に

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猫 は 1 日 の 約 70 % を 寝 て 過 ご す 。

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2024年03月29日

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猫田「 呪術師、辞めたい。  」


ふと口を付いた一言。

蝉時雨だけが響き渡る教室の隅で呟いた。

思いの外聴こえていたらしい同い歳の3人が瞳を大きくしてパチパチと瞬いた。


猫田「 え何? 」


五条「 猫田ってフラっと消えそうだよな 」

家入「 凄い分かる 」

夏油「 見張っておかないとね 」


どうやら逃げ場は無いらしい。

古びた椅子をガガっと鈍い音を立てながら此方に近付けて来る。


猫田「 暑苦しい来んな 」


取り敢えず3人を追い払って緑と青で染まった外を眺める。


五条「 猫田、報告書出した? 」


嫌な言葉が飛んで来る。

聴こえていない振りも貫けそうに無い。


猫田「 否、此の私が出す訳が無い。 」


五条「 夜蛾が来ても知らねぇぞ 」


猫田「 …… 分かった、手伝え下さい 」


五条「 嫌です此の野郎 」


呪術師の日常とはこんなモノである。


要は心底下らなくて、

苦しくて

辛くて

暑くて

逃げ出したい日々。


そして

私のキラキラ輝くJKライフは消え去った。


猫田「 其れでね私思い立ったの 」


五条「 ろくな事じゃねぇだろ 」


猫田「 日記付けたらちょっとは楽しい 」


五条「 少し期待した3秒前の俺可哀想 」


と言う会話より

以下、私の日記と会話の再現である。























profile

猫 田ねこた 紡 珠つぐみ

16 歲

東京都立呪術高等専門学校 1 年

3 級 呪 術 師






















猫 が 何 処 か へ い く 頃 に






猫 が 何 処 か へ い く 頃 に

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