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junp_Sn-Fk.
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酢酸🐣♡🐤
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♡6000 ありがとうございます!
side.💛
岩本。
2人きりのときにそう呼ばれたのは、今が初めてだった。
壁を感じて、身体中のチカラが抜けていく。
遂に俺は、深澤さんの手首を離してしまった。
彼は早足で去っていく。
…悲しそうな目をして。
止めなければ、なにかが失われる気がした。
でも俺は、止められなかった。
なんだか怖くて、その日は眠れなかった。
次の日の朝。
俺は普通に登校する。
2年昇降口前を通る時、俺は無意識に、深澤先輩を探した。
💜「んふっ、バカじゃん、わら」
いつも通り、笑っている。
俺はその姿を見て、安堵でため息をついた。
話しかけようと足を進めるが、
その足は減速していく。
悲しそうな目にさせた原因が俺だったら。
避けられていた原因が俺にあったら。
また、同じことが起こるかもしれない。
そう思った矢先の行動だった。
昼休み。
いつもなら深澤先輩と一緒に、屋上で
ご飯を食べて。
ちょっと授業を2人でサボって。
学校中は友達。
部活中は先輩後輩。
放課後は…肉体関係。
いろんな関係を移り変わるのは悪くなかった。
でも今日は隣に深澤先輩はいなくて。
昨日の辛そうな表情を思い出したくなくて、俺は屋上に行こうとする足が止まった。
結局、屋上が見えるテラスの木陰で食べる。
こんなの、初めてだった。
💛『…。』
そして、独りがこんなに虚しく思えたのは、
久しぶりだった。
side.💜
💜「…今日を最後の日にでもしようかな。」
俺は昼休み、
屋上で空を眺めながらそう呟いた。
もうなにもかも辛いから。
みんなに迷惑かけたくないから。
嫌われたくないから。
💜「…あはっ、笑
今日も空が綺麗だよねぇ、
照が最初に、
友達として遊んでくれた日も、
こんな感じだったなぁ、わら」
自身の声で走馬灯を流すような、思い出の並び。
💜「部活で熱中症になりながらも活動して、
倒れた時に怒られたんだっけ、
照、過保護だよなほんと!!!!!」
💜「…ひか、る。」
どんなに昔の記憶を呼び起こしても、そこには彼しかいない。
まるで時間がループしているように、昔のことは思い出せない。
頭に浮かぶのは、照のことばかり。
💜「…なんっ、で」
やめろ。
思い出すな。
彼奴に甘えてしまう。
逃げるという選択肢が消えてしまう。
💜「…どうせ、最期だもんね。」
俺はスマホを片手に取り、照に電話をかけたのだった。
どうか、出ませんように。
俺のポーカーフェイスが、もう二度と剥がれませんように。
もう二度と、誰かに弱いところを見られませんように。
コメント
3件
なんかこっちまで悲しさ(?)が伝わってくる気がする😭
うわ、第23話…めっちゃ重い回だったな。💛視点の「岩本」って呼ばれた時の衝撃とか、💜の「今日を最後の日にしようかな」って呟きが刺さりすぎてちょっと胸が痛い。電話かけるシーン、出てほしくないのに出てほしいって矛盾した気持ちが伝わってきて切なかった。この2人の関係、どう転ぶんだろう…続きが気になりすぎる🔥