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傷とキス

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傷とキス

22 - 第23話 危険と悪夢

♥

587

2023年05月02日

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こんにちはぁぁ  ……


マジ中学 大変 過ぎて  …


寝まくりすぎて サボっていました


僕の中学 課題出ないんで 、

そこだけが救いですね …


遅くなってしまいましてすみません


すたーてぃん



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br視点





br「 はぁっ、 はぁ  …  ッ  」




どこ行ったの


br「 きんさん  … ッ 」




✧• ───── ✾ ───── •✧✧• ───── ✾ ───── •✧✧• ───── ✾ ───── •✧





なんだか、 おかしくは感じていた




保健室から出ていった後



暗くて どこかどんよりとした

きんさんの顔を見て



教室を覗いてみた時の



くしゃくしゃの紙を持って 顰めっ面の

きんさんの顔を見て





br「  …  ?  」





胸騒ぎがしていた




なにかが壊れそうな予感がしていた




大切なものが 消えてしまう予感がしていた





大切なものってなんだ



きんとき だ 。



きんときは ものじゃない 。



いや、 きんさんは 僕の ものだ







ねぇ、どうしよう?


胸騒ぎが治まらないんだ






「 ~ w ~ ! 」



「 ~w ~~~ ?w 」



「 ~ーw ~~~~ !!w … 」





すると 女子3人組がやってくる


何話してるんだろ、





「 てかさ~ 、 今日放課後 めっちゃ楽しみじゃね?w 」


「 あいつも ばかよね ~ わざわざいじめのターゲット 自分に 移すように頼むとか 」



「 折角 楽になれるチャンスなのに ~ w 」



「 まぁね? あたしたちは ただ あいつボコってりゃいーのよ 」





br( いじめ … ターゲット ?  )




誰のことだろうか





「 えっと ~ きんとき 、 だっけ ?w 」



「 そーそー。 あの ゲイ ~ w」







br「 …… ッ  ? ! 」



きんさんの話  …  ?


放課後


きんとき


ボコってりゃいい


いじめ


ターゲット






放課後に、 何かある  ……  ?



何がともあれ きんときに 関わるのは間違い無い






ざ わ ッ





胸騒ぎが増す





放課後 、まっさきにきんさんを 探しに行かなくちゃ








キ ー ン コ ー ン カ ー ン コ ー ン





「 起立  礼 」




「「「ありがとうごさいました」」」




がやがやと騒がしくなる放課後の教室




僕の胸騒ぎを覆い隠すようだ





br( とりあえず 、きんさんの クラスに … )




僕はがたっと席を立ち、

変な視線を向けられながら廊下へ向かった






………………





きんさんの教室を覗く前に、

僕は 学校内の探索を辞めた




下駄箱に きんさんの靴がなかったからだ

今日は金曜日だから、 上履きもなかった



つまり、学校外に出た





✧• ───── ✾ ───── •✧


「まぁね? あたしたちはただ あいつをボコっときゃ いーのよ 。」


✧• ───── ✾ ───── •✧




さっきの女子生徒の言葉を思い出す




僕は今更になって気づく







きんときが危険だ 。






✧• ───── ✾ ───── •✧✧• ───── ✾ ───── •✧






br「はぁ、 はっ、ハァッ 、」



僕は走った



行く先はわからない。





でも、とにかく






br( きんさんが 危ない … ッ  )




必死になった

ここまで 焦ってるのはなんでだろう



もしかしたら、 ただの勘違いであって

きんさんは 普通に 帰っているかもしれない




その可能性があるなら 、

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎そうであってほしいさ





でも何となく




〝きんときが危ない〟




という 僕 の 予感は当たっている気がした





だから 走った



失う前に 。



br「 はぁっ、はぁっ、 」




曇っていた空から ぽつぽつと雫が 零れ落ちてくる



まるで泣いてるみたいだ






br「 きんさん  … ッ 」


君はどこにいる?








br「 はぁ … はぁ … 」



随分走った



br「 ここ、は、 … 」




見上げると、 近くで結構有名な廃墟 。






もう 雨で ずぶ濡れだし、 ちょっとだけ

休もうかな、と思った




すると、


一筋の光に反射して、


なにかが きらりと 光った







br「  …………  ぇ  ?  」




これは、  なんで 。







きんときのスマートフォンだった



間違いない。




青色のケース。


ペンギンのキーホルダー。







br「 … つまり 。 」





きんときは此処にいる 。






僕は 再び足を動かし、


廃墟の中に迷いなく駆け込んだ。








br「 きんさーーん  ッ 」




br「 どこにいるの  ーーーー  ッッッ !!!」





叫んだ


必死に彼を呼んだ


返事はなかったけど






少し歩くと 、



開けた場所に出る










br「  ……………………  は  ?  」





そこには





血の海の中に横たわる






赤く染った君がいた












br「 ねぇ、ねぇ  … ッ  ? !  」




きんとき ッ !!!!



br「 ぁ … ぁ  …  救急 … 車 ッ 、」




どうして。


なんで 。



嫌だ


ねぇ




いつもみたいに、




〝 嘘だよ 〟



って 笑ってよ 。





おねがい 。



おねがい 、きんとき



おねがい 、 神様   ………   !!






僕は絶望の中、


駆けつけた 救急隊員に保護された




なんて、



悪夢だろう。




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いかがでしょうか  …  ?



ア、 こんにちは


WTBL小説界の神に

弟子入り志願した 変なやつです 。


多分 拒否られるような予感は …

ちょっと しますけど((




あ、 今回 どうでしたでしょうか 、

いいね、コメント お願いします 、


コメント 励みになります

いつもありがとうごさいます  !



おつしゅわ っ

この作品はいかがでしたか?

587

コメント

5

ユーザー

ちょっ...タヒネタ大好物です(ほんとに最低) ありがとうございますこんな神作品〜!!!

ユーザー

ハァァァァァタヒネタ好きなんでありがたいです…!課題?そんなん食ったわ()

ユーザー

これは泣くってぇ(((( 想像すると絶望しかないぁぁ素敵ッッ...病みパロさいこおおおおおおおおおおっっ

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