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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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大変お待たせ致しました

どうしても続きが思い付かなくて💦

相変わらず文才無いですが、最後まで見て頂けると嬉しいです(*^^*)

ひらがなシーンあります。

それでは続きです。どうぞ。





月島side


モブ男達が警察に連行され澤村さん達は皆にこの事を話しに、僕は急いで山口の居る病院に向かった。







病院に着くと入口に武田先生がいた。


『今山口君は緊急手術を受けています。山口君のお母様も居るのでそばに居てあげて下さい。』




手術中のランプが見え、そのすぐそばに山口のあ母さんが崩れ落ちるように廊下に座り込んでいた。


『おばさん、山口がこうなったのは僕のせいです。ごめんなさい。』


『蛍くん。さっき武田先生から事情を聞いたわ。蛍くんのせいじゃ無い。忠の無事を祈りましょ。』


『でも、山口を殴られている所を見ていたのに…助けられなかっ…….』


『蛍くん。忠ね、いつも蛍くんとチームメイトのこと楽しそうに話してくれるの。でも最近全然話してくれなくて…….気付けなかったおばさんも悪い。後悔してもしょうがないわ。とにかく忠の無事を祈りましょ。』


『うん。』




山口の手術は1時間以上超えた。手術中のランプが消え、お医者さんが出てきた。


『忠は!?忠は無事なんですか!?』


『はい。手術は成功しました。しかし…….今回の刺された所以外にも外傷が酷く、詳しく検査が必要になります。』


『いつ、山口は目が覚めますか?』


『もうすぐで麻酔が切れるから意識も戻ると思うよ。』


『そうですか…』


手術室から山口が出てきた。体の至る所にアザがみえ、包帯が巻かれていた。








それから山口のお母さんは下で入院の手続きをしていた。少し経って山口が目を覚ました。


『…….(パチッ)』 『山口!』


『……….』


『おばさん呼んでくるね』


その時、山口は僕の腕を『掴む』というよりは触った。『どうしたの?』って聞きたかったけど、おばさんに知らせないといけないので『ごめん、後でね。』と言っておばさんの所に行った。



おばさんに山口の意識が戻った事を伝えに行くと急いで山口の所へ戻った。


『忠っ!!!』


『…………..』


『良かった……忠…….』


『…………..』


『山口?』 『…………..』


医者:『山口君、声出せる?』


『…………..』


お医者さんは山口が声を出せないと分かり、『山口君の保護者の方、少し山口君について話があります。』と言い山口のお母さんと一緒に違う場所へ移動した。


山口と2人きりになった。



山口の隣に座って僕は山口に『声、出ないの?』と聞いた。



山口はゆっくり首を縦に振った。




僕は前に『トラウマや、精神に強いダメージがあると声が出せなくなる』とテレビで聞いた事があった。









『山口、ごめん。僕のせいだ…….』


ぽつりと独り言のように言った。


『ツッキー、ツッキー!!』ってうるさく聞き慣れた声が今は聞こえない。どうせ山口は『ツッキーのせいじゃないよ!』って言ってくれているかもしれない。でもそれは僕が山口の優しさに甘えて都合良く考えているだけかもしれない。そう考える程山口の本音を知るのが怖かった。






それでも、山口の本音が知りたい。


これ以上山口の優しさに甘えて山口を苦しめたくない。







『山口、スマホ持てそう?』


最初は驚いた様な顔をしていたけど、すぐに理解してくれて、僕のスマホを手に取ってくれた。




『山口の本音を聞きたい。』


そう山口に言うと山口はスマホに文字を打ち始めた。



『さっきのことだけどツッキーのせいじゃないよ』



やっぱり僕に本音を言ってはくれないのか。そう思った時。


『山口、僕は山口の本当の気持ちを知りたい。僕に対してでも遠慮なく言って欲しい。』


これで山口も本音を言ってくれるかな。と思った時。



『ぼく…….』





山口side



意識が戻った時、全身が痛かった。

今にも泣き出したかった。


ツッキーがお母さんを呼んできて、『忠っ!!』『良かった…….忠…….』


『お母さん、僕は生きてるよ。心配かけてごめんね。』


今にも泣き崩れそうなお母さんにそう言いたかった。





でも、声が出なかった…….



ツッキーが泣きそうな目で僕を見た。



ツッキーにはあんな顔させたく無かったな…….





お母さんが行った後にツッキーが独り言の様に『山口ごめん。僕のせいだ……』と言った。僕はツッキーに対してそんな事思ってないし、逆に迷惑を掛けた事に対して謝りたかった。






ツッキーに本音が聞きたい。と言われスマホを渡してきた。僕はさっきツッキーが言った事に対してツッキーのせいでは無いと文字にして伝えた。




でもツッキーは何故か不満気な表情だった。



ツッキーに本音が言いたい。でも怖かった。今ここで本音を言った所でツッキーの負担になるんじゃないか。春高も残り2週間と3日しか無いと言うのにここで僕がツッキーの負担になりたくない。


『山口、僕は山口の本当の気持ちを知りたい。僕に対してでも遠慮なく言って欲しい。』


そうツッキーに言われて背中を押された気がした。



『ぼく、いまぜんしんいたくてなきたい。』


『こえ、なおらなかったらどうしよう、、、こわい。』


『はるこうでたかったのに、、、なんでぼくがこんなおもいしないといけないの?』


『ずっとまえからがまんばっかりしてきた。はやくみんなにきづいてほしかった。たすけてほしかった。』


『なんでぼくなの?ぼくなにもしてないのに、、、、』


『まいにち、まいにち、ずっとおびえてすごしてきた。』


『さーぶしかないぼくにいばしょなんてないの?ぼくはなかまはずれ?』



1つ、また1つと本音を言うと目から1粒、2粒と涙が零れた。情けなくて顔を隠したいのに腕が上がらない。


あれ、そう言えばずっとツッキー静かだな…….と思ってツッキーを見ると



『ごめんね、ごめんね…….』と謝りながら僕より泣いていた。こんなツッキー初めて見た。また虐められるのも悪くないかな。と思った事は秘密ね。



本音を言うと一気に気持ちが軽くなった気がする。自然と顔が笑顔になる。でもすぐに睡魔が襲って来て目が半開きになる。ツッキー、全身びっしょり濡れてるな。早く帰らないと風邪ひくよ。と頑張って文字にしようとするけど限界がすぐにきて『ぜんしんびっしょり』までしか打てなかった。目が完全に閉じる前に『山口、おやすみ』と言われて、いい夢見れるかな。と思いながら目を閉じた。





続き♡1500

よろしくお願いしますします🙏💦

山口が虐められるお話

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コメント

5

ユーザー

最高すぎるんですげと!?ブクマ失礼!!

ユーザー

最高ぉぉぉ! どうしたらそんな神ストーリーが思いつくんですかぁぁ😭

ユーザー

やばいボロ泣きしたww ツッキーが泣くの珍しすぎてびびった、山口、春高行けるように 神社行こうかなw、続き頑張ってください。

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