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「その名前はもう捨てた。僕の名前はsiipだ。で、お前はいつ死んでくれるんだ?」
残酷なようで、彼……siipの本心である言葉を吐き捨てるように言うと、精のことをまっすぐに見つめた。
精は困ったようにこちらを見つめ返し、話し出した。
「灯火の炎が僕の命なんだ。今晩中には消えるだろう。だから今晩中に君を笑わせてみせる。心からの笑顔で。」
なぜそんなに1人で苦しんでいるんだろう。精はそんな思いで、モトキ君、と言おうとした。
するとsiipは、大声で精の声をかき消した。
「うるさい。うるさいっ‼︎‼︎僕は僕なんだ。僕を笑顔にすることなんてできやしないさ。僕はモトキじゃない。僕が僕であるために兄さんとともに『喜び 』と『悲しみ』を捨てた。」
「……あの日、兄さんを殺ったやつは許さない。強くなるんだ。」
「……っ」
もう彼の目は獣の瞳になっているような、そんな力を感じた。精にはもうなす術も無かった。
どうでしたか?続編もお楽しみに^ ^