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—–裏と表—–
蝶屋敷で目を覚ました🌸。
🌸は無一郎に礼を言うため、時透邸を訪れた…
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門の前に立ち、中へ呼び掛ける。
🌸 「…七海です。時透君いますかー?」
ゴゴッ…という音のあとに、重い扉が開かれる。
無一郎 「…目覚めたんだね。」
🌸 「時透君…!あの、昨日はありがとう。」
🌸 「胡蝶さんから、私のこと心配してるくれてるって聞いたから…元気っていうのと、お礼を伝えに来たの。 」
🌸がそう言うと、無一郎の表情が少し明るくなる。
無一郎 「元気なら…良いけど。 」
隊士 「ふん!!はあ!!とりゃー!!」
🌸 「…隊士の声?」
無一郎 「あー。今稽古中なんだよね…」
🌸 「そうだったんだ!…ちょっと見ていっていい?少しだけ!」
無一郎 「…お好きにどうぞ。」
何か言いたげな様子で無一郎は了承した。
無一郎の後ろをついて歩いて行くと、大きな稽古場に着いた。
無一郎 「ここだよ。自由に見て構わないから。」
彼はそう言い、何処かへ行ってしまった。
🌸 「どんな稽古してるんだろう…」
ガラッ!! (扉を開ける)
そこでは、数名の隊士達が今にも倒れそうな顔で素振りをしていた。
🌸が入ると隊士達は悲鳴をあげ、皆部屋の隅の一角に集まる。
🌸 「あの…大丈夫ですか?」
その言葉を聞いた瞬間、隊士達は🌸のことを味方と認識した。
隊士A 「あ、貴方は………」
🌸 「私は七海🌸です!時柱やってます。」
隊士B 「は、柱の方でしたか!どうかお助けを…」
隊士がそう呟いた瞬間ーーー
無一郎 「…何で素振り止めてるの?
僕が来るまでしておいてって言ったはずだよね。」
気配を消し、突然隊士の真隣に現れた無一郎。
隊士達に向けるその顔は、まるで鬼を見るような、冷酷な顔だ。
🌸 「あ、時透君!怒らないであげて…
多分私が入ってきたから驚かせちゃったんだと思うの!(汗)」
🌸が必死に隊士のフォローに入る。
無一郎 「…はぁ。 」
無一郎 「仕方ないね…じゃあ一旦休憩にしよう。」
無一郎はそう言い残し、稽古場を後にした。
隊士達 「時柱様…ありがとうございますぅ!!!」
🌸 「ええ、私は何もっ…」
そこから🌸は、
隊士達から「女神」と呼ばれるようになってしまうのであった…
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