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雪兎side
よしくんと色々なことがあった日から数日後、誠也くんから連絡があった。
最近の近況報告を聞きたいってことらしい。
人の恋バナとか好きなタイプなのかな、誠也くんって。笑
末「んで?最近正門とどうなん?」
『ほんとにその話聞く為に呼んだんだね、笑』
末「そんなん当たり前やろ、聞きたいに決まってるやん。」
誠也くんが聞きたいって言って頑なに譲らないから結局聞かれたことを包み隠さず話すことにした。
末「ふーん、なるほどな?じゃあもう付き合ったってこと?」
『いや、それが……』
お互い好き同士でキスはしたもののまだ告白していないと伝えると…
末「はぁっ!?!?」
『うっ…耳きーんってする……』
末「告白してないってどういうことやねん!?」
『それにもちゃんと理由がありまして…』
末「そうやろうな、相当な理由じゃないと俺許さんで?」
『はい、分かりました話しますから…!!』
よしくんのことが好きなのは確かだが、前に健くんにも告白されてしまいそちらの返事もちゃんとしないといけない為まだどっちつかずのような状態になっている、ということを説明した。
末「なら確かに正門に告白する前に小島にちゃんと返事せなあかんな、」
『うん、分かってるよ。』
末「雪兎ちゃんは申し訳ないなとかそういうの考えんで大丈夫やからな?」
末「自分の気持ちちゃんと伝えたら小島も分かってくれると思うから」
『誠也くん、色々ありがとう、』
末「なんかあったら俺のこと頼ってくれてええよ。Aぇの中で1番頼り甲斐あるやろ?笑」
『ふふ、うん。そうかも。お兄ちゃんみたいで甘えちゃいそう。』
末「…お兄ちゃん、か、」
『誠也くん?どしたの、』
末「んーん、なんもない。」
誠也くんはそう言うとまた私の頭を優しく撫でた。
『えへへ、私誠也くんに頭撫でられるの好き、笑』
末「ふは、何可愛いこと言ってんねん、あほか、笑」
『えぇ、あほって言われたぁ……』
末「嘘やって。1番可愛ええよ。」
『っ、あ、ありがと…//』
末「こんなんしとったらまた正門に怒られるな、笑」
末「俺の雪兎ちゃん取らんとって誠也くん!って」
『あぁ、すごい想像できる…笑』
末「そん時は雪兎ちゃんのあざとテクで正門のこと黙らせとってな笑」
『えっ!?なんてこと言うの誠也くん、笑』
誠也くんとの密会(?)が終わった後はしっかり家まで車で送ってくれました。
多分こういう人がリアルに1番モテるんだと思う。笑
…今度は健くんに会ってちゃんと気持ち話さないとな。