テラーノベル
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■ 世界観
この世界には、特殊能力を持つ者たちが存在する。
彼らはそれぞれの信念のもとに組織へ所属し、対立を続けている。
A組織 あべさく
B組織 いわふか
BL要素あり
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※今日のスノチューブにて、ちょうど戦いものを書いていたので、思わず投稿しました!
よかったら読んでいただけると嬉しいです。
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佐久間Side
俺は今——
毎年行われる選抜試験で、初めて落とされた。
名前が呼ばれない。
静まり返る訓練場。
💚「佐久間」
低く、冷たい声。
💚「お前、しばらく戦闘メンバーから外れてくれ」
一瞬、呼吸が止まる。
🩷「……何が、足りなかったのでしょうか」
絞り出す声。
💚「そんなこともわからないのか」
視線が痛い。
🩷「すみません」
💚「今のお前では、戦場で生き残れない」
その言葉が、胸に突き刺さる。
俺は、阿部先生率いるA組織の一員だ。
毎年、戦いに出ていた。
俺の能力は——回復魔法。
傷を癒し、疲労を取り除く。
仲間を支える、それが俺の役目だった。
だけど。
使うたびに、視界が揺れる。
熱が上がる。
立っていられなくなることもあった。
💚「強くなる気があるなら」
💚「修行にでも出たらどうだ」
突き放すような言い方。
🩷「……はい」
悔しくないわけがない。
でも、反論できない。
俺は攻撃が得意じゃない。
守ることしか、できない。
🩷(足手まとい、だったのかな)
拳を握る。
阿部先生の隣に立てるくらい、強くなりたい。
新しい力を身につけたい。
守るだけじゃなく、戦える存在に。
こうして俺は、ひとり修行に出ることを決意した。
つづく。
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