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どーも鈴木です!露芬、蘇芬を書いていきます!!
注意↓
この作品はカントリーヒューマンズの腐向け二次創作です
政治的意図、戦争賛美などの意味は含んでおりません
フィンランド受けです
地雷さんはgo back.
それではどーぞ!!↓
(モブ芬注意!!)
___________________________芬side
俺には付き合って2年程の彼氏が居る。
…でも、この2年程の最悪の時間に終止符を打ちたいと考えている。
…事の始まりは4か月前。
彼氏の浮気が発覚してからはDVや貯金を勝手に使われる等、
散々な4か月を過ごして来た。
…だから別れ話を切り出そうと彼氏に話しかけた。
「何?」
「…もう別れたくて…」
「は?」
刺す様に冷たい眼差しが俺を捉える。
…そして彼の口から出る言葉。
それは最悪だった。
「お前は一生俺の金ヅルなんだから黙っとけよ」
「…、」
…この関係を断ち切れる、なんて思って願って期待してた俺が馬鹿だったんだ。
全て捨てたい。
明確にそう思った。
彼も浮気相手も。
全部捨てたいと願った。
そう思った時には足が動いていた。
荷造りもせず、手元にあった携帯電話だけを持って。
…雪の降る街を走って。
走って
走って
走って
辿り着いたのは公園で。
誰か頼れる人は居ないかと、慌てて落ち着かない頭の侭、
携帯電話で頼れそうな人に連絡しようとすると、
「…フィンランド?何してるんだ?」
後ろから声がして。
彼氏が追いかけてきたのか、そう勘違いしてしまい、
両腕で身を守る仕草をしてしまった。
「…大丈夫か?」
「…ぇ、」
目の前に居たのは青い目をした国土面積世界一の大国、
ロシアだった。
「…なんでこんなところに居るんだよ?」
「…元恋人から逃げてきた」
「…はぁ?どういう…、」
俺はロシアに今までの事を話した。
「そうか、じゃあ其奴が追ってこねえうちにどっか逃げねえとな」
「…え?」
「え、逃げてきたんじゃねえの?」
まさか全世界に名を轟かせている彼が、
協力してくれてるなんて思ってもいなかったことで。
「…良い逃げ場ない?追いつかれたら本当に死ぬかもしれなくて…」
「…じゃあ家来るか?」
…え?
「…良いの?」
「ああ。ソ連も説得すりゃわかんだろ」
「…ほんとごめん」
「…貸し1な」
「…わかった」