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🖤side



翔太の白磁のような肌が好きだ。すべすべで、吸いつくようで。その隙のない美しさに俺はいつも暫し見惚れてしまう。

彼を腕の中に抱いている時も、そうでない時も、なんだかいつも空腹なような、食べ足りないような、そんな物足りなさを感じる。


翔太と過ごすようになるまで、俺は自分がそこまでセックスが好きだという自覚がなかった。


男同士だから?


愛し合う快感に目的がなく、行為自体にも背徳感があって、これ以上ないくらいに気持ちよく、もっともっとと求めてしまう。

以前は痛がっていたり、苦しがっていた翔太も、今ではすっかり感じるようになって、甘い声で啼くように変わったのも俺が欲しがってしまう原因だと思う。


バスルームから聞こえてきた翔太の切ない喘ぎ声に、俺の身体は否応なしに熱を持った。

翔太も同じなのかとわかったら、もう遠慮はいらない。



ばふっ。



翔太をベッドへと投げる。

スプリングで、軽い身体が少し跳ねた。潤んだ熱っぽい瞳は、期待に輝き、俺を見上げた。



🖤「何その顔。エロい。俺たちさっきしたばかりだし、それに」

💙「言うな」



首に回した白い腕が、俺の唇を強く引き寄せ、強引に重ねさせる。生き物のように動く舌が、これでもかと俺を誘った。しばらくはキスの水音だけが、部屋中に響いた。



💙「んっ……はぁ……っ」



5時を回り、カーテンの隙間から遠慮がちに光が漏れてきた。


翔太の艶かしさと、朝の光がミスマッチで、えも言われぬ雰囲気をこの場に漂わせている。

引き締まった白い腹のあたりを撫でると、腰がビクッと跳ねた。

翔太のものはまだ、半分ほどしか勃っていない。



🖤「どこまでする?」

💙「最後まで、して?」



翔太はいつのまにここまで可愛くなったんだろう。


蕩ける意識の中で、ふと思い返してみる。

もっと照れ屋で、もっと怖がりで、もっと怒りっぽかった翔太が、全幅の信頼を置いて、俺の前で大胆に身体を開く。

ここへ至る道筋は決して平坦なものではなかったけれど、今、確実にこの人は俺のものだ。


ぼんやりとそんなことを考えていたら、甘えるように腕を引かれた。



💙「ねえ、蓮」

🖤「……ごめん。いくよ」

💙「………んっ……あっ……」



胸の先端を舐めながら、柔らかい後ろへと指を這わせた。素早くゴムを付け、ローションを塗り、繋がる準備をする。



💙「一気に、ねぇ、お願い」



言われなくても。


両脚を抱えて、すっかり開いたその口から俺は思い切り奥まで入り込んだ。

翔太の腰が反る。

苦しげな甘い声が漏れる。

眉間に皺を寄せて、翔太は快感に耐えている。

俺の敏感な場所から翔太の発する熱が伝わる。挿すたびに、先端から愛液が漏れる。乳首を噛む。また腰が跳ねた。



🖤「やばい。すごい、いい。締まる」

💙「あん、あん、あん、あ………あああんっ」



皮膚のぶつり合う音に互いに興奮しきって、快感を貪り合い、それでも攻め立てる俺の方はすぐに終わらないように調節しながら、翔太を味わった。

翔太は泣き声のような、高い声を上げている。しっかりと俺を捉えて離さないその場所の熱が、またグン、と上がったと思われた時。



💙「いく………」


翔太は達した。


それを見て、俺も腰の動きに力を込めた。







💙「俺、ヘン?」



翔太が仰向けのまま、腕を組んでいる。可愛らしい顔に眉根を寄せて。



🖤「どうして?」

💙「なんか、最近猿にでもなった気がする」



表現が的確過ぎて、思わず笑ってしまった。思春期の学生みたいに欲しがる俺たち。

確かに会えばセックスして、疲れるまで求め合って、寝て起きたらこうしてまた懲りずに求め合っている。



🖤「可愛いよ、お猿さんでも」

💙「お前は可愛くない」

🖤「なんでだよ」

💙「激しいし」

🖤「それについてきて、さらに1人でする翔太に言われたくない」

💙「わー!言うな!!!」



してない時の、真っ赤な照れ顔のギャップが可愛い。胸がきゅんとなる。そしてもっともっと恥ずかしがらせたくなる。



🖤「めっちゃ、エロかったなぁさっき」

💙「やーめーろーーー!!!」



口を塞ごうと手が伸びてきたので、俺はその腕を絡め取って、キスをした。

しばらく唇の感触を楽しんで、離す。



💙「もぅ。また欲しくなる……」

🖤「仕事は?」

💙「休みだったらよかったのに」

🖤「ねぇ、翔太。次の休み、1日中、する?」

💙「えっ」

🖤「ぐっちょんぐちょんの、どろっどろになるまで愛し合おうよ」

💙「うー」



唸ってはいるが、期待してるのは丸わかりだ。

翔太は自分の頬を叩くと、



💙「とりあえず、お仕事頑張ります!」



起き上がって、バスルームへと消えた。白い背中が遠ざかっていくのを、俺は最高の気分で見送っていた。








おわり。

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