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皐月side

目が覚めたら病院……。

え?

桜「目ェ覚めたか?」

皐月『おわ!?覚めた覚めた!俺がなんかしたんだよな…ごめんなぁ!』

暫くの沈黙。

桜「何で…、そこまで庇うんだよッ!」

皐月『か、庇ってなんか…』

桜「知ってた、お前が梅宮に対して違う想いがあったこと…。それでも!俺にも出来ることねぇかって……!考えたんだ……。」

皐月『…桜…。』

桜「それでもッお前は梅宮が好きなんだろッ、知ってたッ、でも!諦めたらく無かったッ!好きだからッ、お前が……。好きで…好きだったって!!」

皐月『…そっか、桜は俺のこと好きでいてくれたんだ。ありがとう。その気持ちはスゲェ嬉しい。でも俺には片思いしてる奴がいるから…ごめんなぁ。』


桜「やっぱり…梅宮か?」

皐月『うーん、多分?俺自身もよく分かんねえ…、でも安心でるのは桜と梅だけだ!』


桜『訳わかんねぇ…。』

皐月「ご、ごめんって…俺はただ誰を好きにしたいかわかんねぇの。好意を寄せられることはよくあった、でもわかんない、俺には何もわかんねぇよ…。」


桜「皐月……。」

皐月『ッイッデッ!』

桜「お前ッ!?どっか悪いのか!?大丈夫かっ!?」

皐月『ん、大丈夫大丈夫。ストレスと寝不足だから…桜に関係ないよ。』




嘘を着いた。

昔肺気胸になって10年、今まさに別の肺が痛む。

10年越しとか要らねぇサプライズ……。


きっと真実を話せば皆見舞に来るだろう…。

でも、それで街の見回りを疎かにして欲しくない。

これは、俺が我慢すればいい。皆と逢えなくても我慢すればいいんだ。

呼吸をすれば痛む。咳やくしゃみだって……。

咳払いも…欠伸も……。痛くて痛くて仕方が無い。

でも、俺が我慢すれば…皆今まで通りだ。

それでいいんだ。




作者から


実際今現在私小鳥遊は肺に痛みを抱えております。

もし、入院となったらなかなか更新は難しいと思います。

明日病院へ行くのでどうか暖かい目で見守っててください。

私自身も入院は二度としたくないですッ!!!

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