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俺は勇 斗の家に来ている。
休日はたまに勇 斗の家に遊びに来たりはしているので何ら問題は無いわけだが。
今日は目的がある。
いつも勇 斗からキスされてばっかりで、もちろん…その…気持ちいいし…嬉しいけど、悔しい気もする。
だから今日は勇 斗を俺から攻める!
今、勇 斗はテレビを見ながら笑っている。
俺はテレビを見ているフリをしているが、頭の仲はどう勇 斗を攻めるか、という事でいっぱいだ。
チラッと隣を見る。
勇斗はリラックスした表情をしている。
……!今だ!
吉田💛「勇 斗。」
佐野💟「ん〜?どしたの仁 人クン?」
吉田💛「その言い方ヤメて。ちょっと、こっち見てくれる。」
少し強めに言う。
佐野💟「はいはい、どうしたんですかい?」
勇 斗は素直にこっちを向く。
その距離が思っていた以上に近い。
少し緊張するが、ここで引いたら元も子もない。
吉田💛「ちょっとだけ…。」
佐野💟「ん?」
これ以上言わずに顔の距離を詰める。
………少し強めに唇を触れさせる。
佐野💟「ングッ……!?」
吉田💛「んっ……。」
自分でやっておいて心臓が五月蝿くなる。
でも今の俺は引かない。
吉田💛「…//った…たまにはこういうのもいいでしょ…。」
なんとか言い切る。
……………………一瞬の静寂。
佐野💟「………ふーん…?」
勇斗はニヤリと笑う。
吉田💛「何その反応…。」
佐野💟「いや…」
佐野💟「攻めようとしてる?」
吉田💛「…悪いの?」
佐野💟「いや、悪くないよ。」
佐野💟「むしろ、好き。」
勇 斗は低い声で呟く。
あ、これヤバい。
俺は直感的に思い、逃げようとする。
が、遅かったようだ。
勇 斗に腕を掴まれ、背中がソファに沈む。
吉田💛「え、は、ちょっと…勇 斗?」
佐野💟「攻めたいならちゃーんと最後までやらないとだよ。仁 人はそういうとこ甘いからな〜。」
余裕の顔。完全に俺勇 斗に飲まれてんな。
佐野💟「んで、さっきの続きしなくていいの?」
吉田💛「………するけど…///」
言いながらも声が弱い。
佐野💟「じゃあどうぞ。」
勇 斗は俺から少しだけ離れる。
試されてる。
ここで負けたくない……。
俺がもう一度顔を近づける。
でも___
あと少しって所で勇 斗に引き寄せられる。
今度は逃げ場なし。
そのままキスされる。
しかも舌を絡めた大人の余裕あるキス。
吉田💛「んっ…ふぅ…!んくぅ…。」
完全に主導権握られたな…。
息が乱れる。
佐野💟「ほら、」
勇斗は少しだけ離れて
佐野💟「続き、仁 人に任せていい…?」
って囁く。
吉田💛「無理……。」
悔しいがこう答えるしかなかった。
佐野💟「やっぱり。」
勇斗はくすっと笑う。
吉田💛「うるさいな…。」
そんな事は言うが、抵抗する気はない。
佐野💟「いいよ。仁 人がやろうとしたその気持ち、俺に伝わったよ。」
もう…その言い方がずるい。
吉田💛「たまには…やりたかっただけ。」
佐野💟「うん。」
佐野💟「お前のそういうところも好きだよ。」
近い距離のまま言われて心臓が跳ねる。
佐野💟「でも、やるならもっと頑張らないとな!」
吉田💛「無理だよ……。」
佐野💟「うん。知ってるよ。」
そのまま軽く抱き寄せられる。
佐野💟「だから、最初から俺に任せてね。」
耳元で囁かれる。
吉田💛「ずる…」
佐野💟「そう?」
吉田💛「そう。」
俺が即答するとまた、優しくキス
そんなことされると結局何も言えなくなる。
静かな部屋。
外の音も遠くて、
2人の距離だけがやけに近い。
吉田💛「次は絶対成功させるし…。」
小さく呟く俺に
佐野💟「楽しみにしてる。」
って笑う勇 斗。
でも、きっと
また次も同じ結末になるんだろうな………。
__________続く♡