こんにちは!
新しいストーリーを始めたいと思います!
では、どうぞ!
太宰「….今日もあんまり眠れなかったな」
時計を見ると6時を示していた。6時にしては暗くて、やる気も出ない。
太宰「お腹も空いてないや」
太宰「..,はぁ〜、行くか」
愚痴を呟きながらドアを開け、歩き始めた。
部下「おはよう御座います、太宰幹部」
太宰「おはよぉ〜、」
適当に返事をする太宰。
中也「挨拶してくれてんだから元気よく返してやれよ、そんなんだから何時もやる気が出ないんだろ!」
太宰「はいはい、君は朝から元気だね〜、蛞蝓」
中也「あ”ぁ?うるせぇよ青鯖」
太宰「全く、朝くらい静かにできないのかい?」
中也「お前が暗すぎなんだよ」
中也「そんな事より、昨日お前何で途中で帰った?首領が呼んでたぞ?」
太宰「はぁ、僕も疲れているんだよ。最近は任務が立て続けであったし、何より僕は眠りが浅いんだ。君と違ってね」
中也「任務で疲れたのは共感だ。だが、それが帰っていい理由にはならねぇ。早く行ったほうがいいぜ?」
太宰「面倒くさい。中也が代わりに要件聞いてきてよ」
中也「嫌だわ。お前が早く帰ったのが悪いだろ」
太宰「蛞蝓の癖に生意気」
中也「蛞蝓、蛞蝓うるせぇよ!」
太宰「もぉ、行けばいいんでしょ?」
コンコン
太宰「入りますよ」
森「やぁ、太宰くんおはよう!」
太宰「…貴方も朝から元気ですね」
森「君も大概だよ、此処まで中也くんとの会話が聞こえてきた」
太宰「あれは、あの蛞蝓が悪いんです」
森「はいはい←慣れ」
太宰「それより、蛞蝓から聞きました。要件って何ですか?僕、最近疲れてるんですど」
森「最近、任務が立て続けであったからねぇ。疲れているのは知っているよ。でも、君と中也くんがいないと成り立たなくてねぇ」
太宰「….僕たちの気持ち考えてください」
森「それは申し訳ないと思ってるよぉ」
太宰「で?要件は何です?」
森「あぁ、要件はね」
森の口から信じられない言葉が出る。
森「君に近々、色の仕事をやってもらおうと思ってねぇ。」
太宰「僕が?」
森「うん。相手側が君をご所望でねぇ」
太宰「..,何で僕が」
森「私には分からないよ。それでね、やっぱり色の仕事だからそういう系の事をする訳だ。」
太宰「…..」
森「君、まだ童貞でしょ?」
太宰「失礼です!」
森「おや?そうでは無いのかい?」
太宰「…そうですけど」
森「任務の前に少し慣らした方がいいと思って」
太宰「…それはつまりどう言う事です?」
森「君には【性訓練】をして貰おうと」
太宰「…はい?」
太宰は予想外の言葉が出てきて珍しく聞き返した
森「だから、【性訓練】をして貰う」
太宰「…必要ないです。やった事はないけどやり方とかは分かるので」
森「もし、失敗をして任務が達成できなかったら…君なら分かるよね?」
太宰「….」
幹部である太宰は誰よりもそれがどう言う意味か理解していた。任務を失敗すれば【◯刑】と言っても過言ではないだろう。そして、太宰は幹部。責任は誰よりも大きい。
太宰「分かっていますが…」
森「では、君に断る理由はないよね?」
太宰「…その【性訓練】を担当する人は誰?」
森「それは【私】だよ?」
太宰「…はい?森さんが?」
森「そうだよ。君は幹部だからね。他人に任せたら何をされるか分からない。下手したら◯されちゃうかもしれないからね。君はそれくらい有名なのだよ?」
太宰「…..」
森「期間は任務の2日前までだ」
太宰「…任務まで後、どれくらいですか?」
森「【一週間】だよ」
太宰「…長すぎでは?」
森「まぁ、経験は長いほうがいい!」
太宰「はぁ、」
森「やる気が出ないのは分かるけど、君がやる任務は全部重要なものばかりだ。頼んだよ」
太宰「…はい」
森「明日、7時に此処に来るように」
太宰「分かりました。では、失礼します」
ガチャン
太宰「……」
中也「要件は何だったんだ?」
太宰「…最悪だよ」
中也「ざまぁねぇな!どうせ、とんでもない任務の話でもしてきたんだろ?」
太宰「蛞蝓にしては勘がいいじゃないか。そうだよ、とんでもない任務の話をしてきたのだよ」
中也「何の任務だ?」
太宰「…君には言えないね」
中也「チッ、つまんねぇな」
太宰「…..はぁ」
中也「そんなにやばいのかよ?手前は頭だけは冴えてるんだからそんなに悩む必要ねぇだろ」
太宰「今回、この頭は使い物にならない。頭脳を使わない任務だからね」
中也「そんな任務あんのか?」
太宰「…それを今言われてきたんだよ」
中也「…そんなにヤベェのか?」
太宰「あぁ。人生の中で多分一番嫌な任務だよ」
中也「…なんか気になってきた」
太宰「….聞くかい?」
中也「いいのか?」
太宰「別に秘密にしなくていい任務だ。その代わり、笑うなよ?」
中也「多分、笑わねぇから安心しろ」
太宰「….分かった。(説明中)」
中也「はぁ!?手前が!?」
太宰「そうなのだよ。相手様からの指名でね」
中也「マジかよ。って言うか手前、童貞じゃねぇのか…?」
太宰「いや、童貞さ」
中也「そんなんで任務できんのかよ」
太宰「…..←性訓練の事は言っていない」
中也「もしかして、その前に練習とかあんのか?」
太宰「…そのまさかだよ」
中也「…マジかよ」
太宰「嘘つくと思う?」
中也「…思わねぇ」
中也「でも、練習って誰とやるんだよ?」
太宰「…..気絶しないでおくれよ?」
中也「…」
太宰「…..森さん」
中也「…はぁ!?」
太宰「…落ち着いた?」
中也「あぁ、やっと落ち着いた」
中也「て言うか、首領とやんのか!?」
太宰「そうだよ。…最悪」
中也「….ドンマイ」
太宰「…..君のそう言うところ嫌い」
中也「だって、なんて言えばいいかわかんねぇだろ!こんな事急に言われても!」
太宰「はぁ…」
中也「で、いつから始まんだ?それは」
太宰「…明日から」
中也「…マジか」
太宰「…多分、明日から僕の事見かけないと思うけどよろしくね」
中也「…おう」
中也「明日から頑張れよ」
太宰「あぁ。死なないように頑張るよ」
_帰宅後
太宰「…本当に明日が嫌だ」
太宰は、明日が嫌すぎて眠れていなかった。
太宰「…..想像するだけで吐き気がする」
太宰「◯殺しようかな」
太宰の独り言は朝方まで続いた
_次の日
太宰「…この日が来てしまった」
憂鬱すぎてまだベットから起き上がれずにいた。
太宰「行かなくていいかな。…流石にダメか」
流石な太宰でも、首領命令には逆らえない
太宰「….行くか」
ガチャン
カツカツ
太宰「…..あ」
中也「?…手前、今から行くのか?」
太宰「…うん」
中也「….頑張れよ」
太宰「…うん。中也もね」
中也「あぁ(随分と素直だな、相当嫌なのか)」
コンコン
太宰「…失礼します」
森「おはよう、太宰くん」
太宰「…おはよう御座います」
森「少し吃驚したよ。絶対に遅刻してくると思ったからね」
太宰「…遅刻した方がよかったです?」
森「いや、遅刻せずに来てくれてよかったよ!」
太宰「…」
森「憂鬱かい?」
太宰「…当たり前でしょう?」
森「そりゃそうだよね」
森「じゃあ、こっちに来て」
太宰「….」
太宰「此処って…」
太宰が連れてこられた場所は【拷問室】だった。普段は裏切り者や捕虜、情報を持ってる奴が拷問される場所だ。
森「此処で性訓練を行うよ」
太宰「…なるほどね」
いつもの頭脳を使って何故、此処で性訓練をするのか理解した。此処は【拷問室】だ。その為、室内が【防音】されている。どんなに声を上げたって外からじゃ少しも音が届かない。
森「じゃあ、今日からは此処で過ごしてね」
太宰「….」
太宰『…今日から始まる』
地獄の毎日が
どうだったでしょうか!
新ストーリーも鴎太を書こうと思います!
(前回の鴎太があまり納得いかなかったので)
コメントくれると嬉しいです!
続きは❤️500で投稿したいと思います!
では、また次回!
コメント
2件
最高ですありがとうございます一生着いてきます