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クラスメイト目線の目撃シーン(サイドストーリー) 【放課後・校門前】
「ねえ、見てあれ……」
校門を出たところで、渚のクラスメイトの女子・莉子が声をひそめて隣の友人の袖を引いた。
視線の先には、クラスで一番浮いている「不思議ちゃん」こと皐月渚。
今日も相変わらず、誰もいない空間に向かって「しつこい、あっち行って」と手を払う怪しい挙動をしながら歩いている。
だが、問題はその先だった。
校門のすぐ脇に横付けされた、少し古めの黒いセダン。
運転席の窓からは煙草の煙がゆらゆらと立ち上り、中からは首元を緩めたスーツ姿の、いかにもガラが悪そうな中年男性がこちらを睨みつけている。
『……チッ』
おじさんが舌打ちをして短くクラクションを鳴らすと、渚はごく自然な足取りでその車へと歩み寄った。
「え、嘘でしょ……渚ちゃん、あんなオジサンと知り合い……?」
莉子たちが息を飲んで見守る中、渚は慣れた手つきで助手席のドアを開けた。
『……チース。煙草臭い。車内で吸わないでって毎回言ってるでしょ』
『車主の勝手だろ。で? 今日の捜査協力費は?』
『いつものファミレスで山盛りポテトとドリンクバー』
『贅沢言うな、女子高生』
車内から漏れ聞こえてくる、まるで長年連れ添ったような(あるいは怪しい契約関係のような)馴れ馴れしい会話。
「ファミレス」「ポテト」という質素すぎる報酬(?)のやり取りを経て、渚を乗せた車はブォンとエンジン音を響かせて夜の街へ走り去っていった。
「……ねえ、今のって」
「……パパ活? それとも……援交……!?」
「渚ちゃん、お父さんもお母さんもいないって言ってたよね……? 生活費のために、あんな危ないオジサンと……!?」
夕闇に消えていくリアランプを見送りながら、莉子たちは顔を見合わせ、大きな誤解と使命感を募らせるのだった——。
前職は舞妓
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きょう
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コメント
1件
あっ読んだ読んだ!第3話、クラスメイト目線のサイドストーリーめっちゃ面白かったわ〜〜! 渚ちゃん、やっぱり周りからは「不思議ちゃん」に見えてるんだなw でもあのオジサンとの会話で「ファミポテ」「ドリンクバー」って報酬(?)のやり取りしてるの、ギャップ萌えというか…なんかほっこりした(笑) クラスメイトたちが「パパ活?援交?」って誤解してるのも笑える。こういう“外から見た主人公”の描写って、世界観の広がりを感じさせて好きだわ〜。続き気になる!🔥