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先生と歩く。自然と手が繋がれた。


私「私、体育祭とか初めて。運動会も記憶ないくらいだし(笑)」

涼宮「そうだよね…色々あったねー。出会って3年くらいかな。」

私「そうだねー。でも、退院してまだ1年だもんねー」

涼宮「そうだね。なんか1年しかまだ経ってないんだな。」

私「うん。そう考えたらすごいよね。みんなのおかげかな?てか、男の人が怖いってのに、男9人と暮らすとか、可笑しいよね、今考えたら(笑)」

涼宮「たしかに(笑)でも、あの時はお母さんも必死だったよ。すごい頭下げられた。だから、じゃあ、僕に任せてっていっちゃった」

私「そうなんだ。私、先生がいなくなって、しゃべらなくなって。お母さんとは目も合わせなかった。主治医にも呆れられて…その上転院とか言われて。なんか生きる気力もなかったんだ。」

涼宮「そっか…。」

私「ただ、先生に会いたかった。それだけ…だから、今幸せだな…」

涼宮「杏佳ちゃん」

私「ん?」

涼宮「ずっとそばにいるから。」

私「え?///」

涼宮「だから、先生卒業して、杏佳ちゃんの特別な人になりたい。」

私「特別な人?……とっくに、特別な人だよ?」

涼宮「え?」

私「先生は、私の恩人だし、一番安心するし、一番甘えられるし…」

涼宮「うん」

私「先生のこと、大好きだよ///?」

涼宮「俺も…いつの間にか何よりも大事で、手離したくなくなってた。杏佳…」

私「ん?///」

涼宮「付き合ってください。」

私「………」

涼宮「え?だめ?」

私「ちがう…付き合うって…これって、告白?」

涼宮「そうだけど?」

私「(⑉・ ・⑉)」

涼宮「大丈夫?」

私「……うん///」

涼宮「彼女ってより奥さんになる?」

私「へ?///」

涼宮「杏佳が卒業したら…」

私「…ずっと一緒?」

涼宮「うん。ずっと一緒」

私「(´;ω;`)」

涼宮「泣かないの(笑)」

私「だって嬉しいんだもん…先生が…」

涼宮「名前で呼んでよ」

私「えっ…と…///」


恥ずかしくて下向いてしまって……


涼宮「ん?」


私「……は…遥斗///」



と、名前を言い終えたかとおもうと、頬に手が……そのまま、顔をあげられ…唇がかさなった。



私「…………っ////( ;꒳​; )」

涼宮「…ご、ごめんっ…」


遥斗は背を向け少し離れる

私は、その背中に抱きついた。


涼宮「杏佳?」

私「……(;_;)」

涼宮「……無理しなくて…」

私「…違う…びっくりしただけ…」

涼宮「震えてるよ?」


言われて気づいた……


私「あっ…ほんとだ…」

涼宮「気づいてなかったの?」

私「うん…」



涼宮「かえろ…」


なんか、先生が冷たい……


私「うん…」

私なんかしたかな…

手すら繋いでくれないてゆか、先歩くし…




光本「あれ?ふたり帰ってんの?」

涼宮「あぁ…杏佳ちゃん、体調わるそうだから…」

光本「そうなの?大丈夫?」

私「え、あ、はい…大丈夫です…」

光本「泣くほど…?ごめんね、無理させて…」

私「大丈夫です!!」



なべ「遥斗?」

涼宮「ん?」

なべ「ちょっといい?」

涼宮「え、杏佳ちゃん…」

なべ「光本、杏佳ちゃん頼んでいい?」

光本「え?あぁ、わかった」




光本「杏佳ちゃん。いこ?」

私「……はい…」




先生となべさんとは、反対方向に離れてった……


私は足を止めた。

涙が止まらなくて……


光本「杏佳ちゃん?ちょ…大丈夫?」

私「……(´;ω;`)ウッ…」

光本「どしたの?宮ちゃんとなんかあった?」

私「もうやだ。」

光本「え?」

私「こんな自分がやだ…」


泣きじゃくる私を、光本さんが、抱きしめてくれた…


光本「杏佳ちゃん、少し震えてる?恐い?やっぱり宮ちゃんが…」

私「先生にね…」

光本「うん?」

私「ずっと一緒って言ってもらえた」

光本「うん…」

私「すごく嬉しかった。」

光本「うん…」


ゆっくり話す私に、光本さんは優しく頷きながら聞いてくれた。



私「……でも先生に…」

光本「ん?」

私「………(。•́ωก̀。)…グス」

光本 「宮ちゃんになんかされたの?」

私「……嫌なことじゃないけど、私が震えてて。先生が…急につめたくなって……うわぁーん。 °(°´ᯅ`°)° 。」

光本「なるほど(笑)大丈夫だって。」

私「初めてでビックリしただけで…でも震えてて…」

光本「大丈夫。杏佳ちゃんのせいじゃないから。宮ちゃんの気持ちの問題ね(笑)」

私「でも…(;_;)手も繋いでくれなかった…」

光本「そっか…ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙。大丈夫。寒くない?」

私「…うん」






先生はアイドル?私専用カウンセラー

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コメント

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やっとくっついたー! 宮ちゃん頑張れー!大丈夫だよー!(笑)

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