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光本に杏佳ちゃんをお願いし、俺は反対方向に涼宮を連れて歩いた。
少し歩いたところにベンチがあり、座って話を聞いた。
なべ「で?なにがあった?」
涼宮「ん?」
なべ「泣かしたんだろ?」
涼宮「ん…。俺さ、馬鹿だよな」
なべ「ん?」
涼宮「いきなりキスとか…杏佳が怖がるなんてわかってんのにさ…」
なべ「は?したの?(笑)」
涼宮「……うん///」
なべ「ふはぁ(笑)がっついてんなー(笑)」
涼宮「遥斗って呼ばれたらさ…たまらなくて…///気づいたら…」
なべ「ふはぁ(笑)そんなんで、これからどーすんのよ(笑)」
涼宮「でもそしたらさ、震えて泣いてて……」
なべ「は?」
涼宮「それで。どうしていいかわかんなくて。ちょっと距離置いた」
なべ「で?」
涼宮「でもさ、泣きながら抱きついてきて、めちゃくちゃ震えてるくせして、無理してさ …だから、かえろ?っていったらさ…」
なべ「それ…お前がわるいわ。」
涼宮「うん。無理に…」
なべ「ちげーよ、(笑)杏佳ちゃんは。お前のこと怖かったわけじゃない、初めてだからびっくりしたんだろ?」
涼宮「え…」
なべ「はじめて好きな人の名前を呼ぶの、かなり勇気いるし。その上いきなりキスだろ?そりゃだれでもパニックなるよ(笑)震えもするわ(笑)」
涼宮「……(笑)」
なべ「なにいきなり」
涼宮「俺…意外と余裕ないんだなって…」
なべ「ふはぁ(笑)まぁ、頭ん中杏佳ちゃんだらけだもんな(笑)」涼宮「なんか情けないな。」
なべ「解決しなたら、杏佳ちゃんとこ行ってやりな?」
涼宮「うん…」
俺たちは走って、光本たちを追いかけた。そんな遠くなく、光本に抱きしめられてる杏佳ちゃんが居た…
涼宮「えっ…」
なべ「おっと……」
光本「ん?あ……」
光本「ほら、杏佳ちゃん、宮ちゃん来たよ?」
私「………」
涼宮「杏佳…?」
私「せ、せんせ?……(;_;)」
光本「おれ、いくね?」
なべ「おれも…邪魔ものはきえまーす」
涼宮「……ごめん」
そういうと、先生は抱きしめてくれた。
私「……ヤダ…」
涼宮「え?」
私「こんな自分やだ(´;ω;`)」
涼宮「どして?」
私「嫌じゃなかったのに…怖かった訳じゃないのに…震えて…」涼宮「大丈夫。大丈夫だから。杏佳のせいじゃないから。」
私「うわぁーん。 °(°´ᯅ`°)° 。」
涼宮「大丈夫。大丈夫。ごめんな…」
私「(。•́ωก̀。)…グス……遥斗?…」
涼宮「ん?」
私「あの…//…も1回…して…?」
涼宮「えっ?」
私「さっきの…//」
涼宮「ふふ…じゃあ、目閉じて?」
目を閉じると、遥斗の手が頬に添えられ、唇が重ねられた…
私「………っ///」
恥ずかしくて顔を遥斗の胸にうずめた。
涼宮「杏佳?」
私「ん?」
涼宮「大事にするから…」
私「うん///…」
涼宮「じゃあ、かえろ?一緒に」
私「…うん!」
差し出された手を握り、自宅に戻った。