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2,210
アクリル絵の具30トン
⚠注意これは捏造です。捏造の塊です。
中の人は文章を書くのが下手です。誤字・脱字の可能性があります。
政治的意思、実際の国々とは関係ありません。
それでもいい人だけいってらっしゃい。
まじでここ最近大学の課題とかで忙しくて机の上を涙で濡らす日々です(泣)
そんな中フォローワー50人突破!!
すごく嬉しいです😭
応援や感想のコメントを送ってくださった方にも御礼申し上げます(土下座)
音楽に合わせて仮面をつけた男女達が踊っている。周りを取り囲う女性らの無駄な雑談に付き合うのもそろそろ耐えられそうにないので誰か知り合いがいないかと辺りを見回した。するとテラスから顔見知りが出て来るのを見つける。女性らに失礼、とニコリと微笑み彼の側に寄った。
?「やっと戻ってきたか、何してたんだ?」
ス「…まあ、な…」
白い仮面を着けた白髪の青年はスペインと共にこのパーティーに訪れていた。前まで激しい戦争をしていたものの取り敢えずは落ち着き、このパーティーに参加している。
?「ふーん、にしても浮かない顔だな。君らしくない」
ス「…そうか、そうだな…」
?(…?本当にどうしたんだ?)
ス「悪い、ちょっと外の空気吸ってくる…」
?「あ、うん…(体調でも悪いのだろうか…)」
先程スペインが出てきたテラスの方をチラ見する。カーテンが閉まっていて明らか誰かが居るのだろう。道中の人をくぐり抜け、カーテンの前に辿り着いた。あまりこういうことはしたくないが、ワインを片手に背を向けたまま盗み聞きする。
「最k__は______s___た?」
「特に_________何も_d________増え_____けど」
?(フランス?あと一人は…知らない声だな、誰だろう?)
主役がこんなところで何をやってるんだか…もしかして意中の人か?人間に恋する暇があるとは羨ましい。でもこの声、明らか男性だよな?それにしては透き通るような綺麗な声をしている…そう考えていると急にカーテンの向こうから大声が聞こえた。
フ「息子おぉぉぉぉぉおお!?!!?!?」
?「!?!!」
パーティー会場は音楽と拍手で満たされていたため誰も聞こえていないようでホッと胸をなで下ろした。息子?一体何の話をしているんだ…
フ「…………イギリス、待って待ってね一旦落ち着こう」
イ「落ち着いていないのは貴方だけだと思うんですけど…」
フ「……君さっきなんて言ったの?」
イ「え?…落ち着いていないのは貴方だけだと思うんですけど?」
フ「違うその前」
イ「…私女性側なんて踊ったことないんですから?」
フ「前過ぎ!」
イ「…出掛けることが増えました?」
フ「それは本っ当によかったって思ってる、ホントに…そのあとは?」
イ「…息子ができました?」
フ「そうそこ!!息子?!どゆこと!?僕が居ない間になにがあったの?!…まさか、君…」
ガクガクと体を震わすフランスは今にも倒れそうな程真っ青な顔だ。急に具合が悪くなったのかと見ているこっちが心配になる…
イ「…確かに拾った子供ですがちゃんと役所で手続きは取りましたよ?…まあ植民地化した所から流れ着いた”国”ですけど」
フ「え?」
イ「あの子は13植民地の”国”です。たまたま私が見つけて引き取ることにしました」
私たち”国”は突如この世に生まれ、人間になりすましながら暮らす。植民地化された場合の国は統治している国のどこかに現れるらしい…まあ独立できなければそのまま消滅するとも聞くが…
イ「…あの子が独立できるまで責任を持って面倒を見るつもりです」
私にそんな資格があるとは到底思えないが…せめて今世では独立戦争は起こさないようにしないと…
フ「……はあ〜〜〜〜〜…なんだ、そういうことか…」
イ「?」
フランスは意気消沈した姿で項垂れている。なんなんだ一体、私が子供を持つのがそんなに意外か?否定はしないが…何か言ってやろうとするもその哀愁漂うへこみ具合を見て思わず黙ってしまった。
フ「…そっか、てっきり君が…」
イ「?」
フ「な、なんでもない!」
先程まで真っ青だった彼の顔は今度はリンゴのように赤くなっている。青くなったり赤くなったり、表情の忙しい人だ…
イ「…あ、そうだこれ…プレゼントです」
内ポケットに入れていた物を差し出す。あの時のオークションで手に入れた屋敷の鍵だ。無くさないよう念の為赤いリボンもつけておいた。彼が欲しがっていた屋敷だから喜んでくれると思うが…
イ「お誕生日おめでとうございます、フランス」
フ「…ふふ、ありがとうイギリス…すっごく嬉しいよ」
鍵を受け取るとまるで宝物のように大事にしまい込む様子を見て無事気に入ってくれたようだと安堵した。
フ「あ、そうだイギリス、今月末って時間ある?」
イ「今月…確か日曜でしたね、大丈夫ですよ」
フ「よかった!もし君さえよければ…」
フランスは地に膝をつき、私の手を取った。
フ「僕とデートしてくれませんか?」
イ「……え?」
フ「2人で久々に出掛けよう。子供の頃行ったお花畑、昔とは見違えるくらい綺麗に咲いたんだ」
イ(…私との思い出、覚えててくれたんですね…)
フ「また昔みたいに、いっぱい”約束”しよう!」
イ「っ…!……クスッ)そうですね、楽しみにしています」
フ「…!やった!」
イ「では詳細はスマホで…あ」
フ「…?ス、スマ?」
イ「…な、何でもないです!!」
そうだった、この時代は携帯とかスマホとか無いんだった。まだ逆行前の感覚が…
イ「えっと…続きは手紙でお願いします…」
フ「…?わかった」
イ「では、そろそろ失礼しますね」
フ「え、もう行っちゃうの…?」
イ「申し訳ありませんが、家で息子が待っているので。それにお土産も買いに行かないと」
名残惜しいがここまでにしよう、次会う約束もできたし…フランスとはもう戦争なんてしたくはない…彼の対応を見るにきっと彼だって同じな筈。少しずつ、少しずつ変えていけばいい。
イ「じゃあ失礼し…っ!」
カーテンを開けると顔から何かとぶつかった。その衝撃で被っていた仮面が落ち、痛みを訴える鼻を押さえていると目の前の者と目が合う。
イ「…?」
?「……あ」
フ「えっ、あ…」
ん?どっかで見たことあるような…
?「…あ、えっと大丈夫?」
手を差し伸べられ立ち上がると同時に仮面を拾ってくれた。
イ「すみません、ありがとうございます」
?「…ああ、うん…」
イ「では失礼」
フランスの方にもペコリと頭を下げ、テラスを出た。目的は果たせたし、さっさと帰ろう。アメリカにお土産も買わなければ…
フ「びっくりした、君いつから居たんだい”ポルトガル”」
ポ「…スペインの奴がここから出てきたのを見てね、何があったのかと来てみれば…彼が君の言ってた意中の人?」
フ「…っ!?…ああそうだよ!本人にはまだ言えてないけど子供の頃からずっと好きだった!なんなら一目惚れ」
ポ「…人間に惚れるとは」
フ「あ、いや彼は人間じゃないよ?」
ポ「は?…え、まさか俺たちと同じ?」
フ「うん、そうだよ」
ポ「だとしたら俺がまだ会ったことのない国だよな、でもあの顔何処かで……まさか」
フ「…そう、彼が新たな”英帝”。史上最悪の侵略の国、”イングランド”の実の息子さ」
イ「出してください」
馬車に戻り、一番近い土産屋まで行くよう伝えた。この時間に空いているだろうか…フランスに聞いておけばよかった。アメリカは何が好きなのだろう…逆行前のあの子のこと、私は何も知らない。いや、知ろうとしていなかっただけか…我ながら呆れる。
〈ご主人様〉
イ「…!おかえりなさい、何か変わりありましたか?」
屋敷を出る前に何体かの鳥の精霊を植民地の方へ偵察に行かせた。そのうちの1体が戻ってきたようだ。
〈申し訳ありません、特にこれといって変わりなかったです〉
イ「そうですか」
運よく”彼ら”を早めに見つけられるのではないかと期待したが、流石に無理か…
〈ですが1つ…”例のお客様”がお見えになりました〉
イ「!…そうですか…明日の朝、私の屋敷に来るよう言伝をお願いします」
〈よろしいのですか?〉
イ「ええ…あんなのでも一応”弟”ですから」
満月の夜、北アイルランドの地にて海辺の砂浜に赤い血が飛び散っていた。海面に流れる血の元を辿ると、1人の青年が人間の肉を食い散らかしている。肉を貪る牙は赤く染まり、爪や手から流れた血が紳士の服を汚していく。
〈お客様〉
?「………?」
青年が背後に首だけ回すと先程イギリスと話していた鳥の精霊の分身がそこにいた。
〈明日の朝、いつもの屋敷に来るようにと、ご主人様からの言伝です〉
それだけを言い残して鳥の精霊はロンドンの方へ飛び去って行った。それをぼーっと見つめていた青年は口から流れ出る血を拭う。
?「……アハッ」
男は喰い散らかした死体を放置し、鳥が飛んで行った方向へ足を進める。原形を留めていない死体の側には青年が残したであろう血の文字が浜辺に残されていた。
__________CROATOAN
今回もご愛読下さりありがとうございます。
イギリスとフランスの会話作るの楽しいw最後の青年は誰なのか?
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コメント
2件
めっちゃ面白いし最高です!!読んでるだけですごく楽しいです!続きもめっちゃ気になる…!これからも投稿頑張ってください!