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#日本
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⚠注意これは捏造です。捏造の塊です。
中の人は文章を書くのが下手です。誤字・脱字の可能性があります。
政治的意思、実際の国々とは関係ありません。
それでもいい人だけいってらっしゃい。
※新キャラについての確認ですが本当に捏造ですから、真相はご自身でお調べ下さい。
_________……お前さえ…
_________カハッ…オドウ”、ザッ…
首を締め付ける力が増していき、呼吸する器官が狭まっていく。何度も経験した”死”への通り道。視界がぼやける中、今にも自分を殺そうとする男の顔がぼやける視界の中一瞬だけはっきり見えた。
__________お前さえ居なければっ!!!!!
イ「〜〜〜〜っ!?!!?!はあっ…!はぁ…はあっ…!」
流れ出る汗がポタポタと机を濡らす。辺りを見回すと己の書斎だったことに気付く。でも家具の作りは少し古びていて少ない。そこでやっと自分は逆行していることを思い出した。
イ「……はあ」
前世と相変わらずの悪夢だ、たかが隙間時間の睡眠で夢を見るなんて…もうこれは一種の呪いとも言える。”あいつ”をこの手で殺したあの夜からほぼ毎晩だ…
コンコンコン
イ「…?………誰です?」
ア「お、お父様!僕です、アメリカです!」
アメリカ?今は授業中の筈じゃ…一昨日から家庭教師を雇い、昼間はほぼ勉強する予定だ。そんな時に来るなんて…まさか家庭教師に虐められたのか?だとしたら今すぐこの手で八つ裂きに…おっと、紳士たるものどんな時も平静さを保つのだ。例えその相手が可愛い我が息子を泣かせた死にたがりの輩であっても…いや無理そうだ。
イ「入りなさい」
ガチャッとドアが開かれた先には背伸びしながらドアノブを掴む幼いアメリカが居た。ここ最近この小さな息子が可愛らしく見えている私はどうかしてしまったのだろう。先程まで悪夢に振り回されていた己の頭は息子への想いでいっぱいいっぱいだ。これが愛情と言うものだろうか、私も変わったな。
イ「どうかしたのですか?授業は?」
ア「い、今は休憩中です…英語の勉強頑張ったから、お父様に見てもらいたくて…」
イ「ほう?では見せてくれます?」
ア「…!はい!」
私の隣まで駆け寄ってきたアメリカは手に持っていた紙を私に差し出す。そこにはアメリカが書いたであろう英語の文字や単語が並べられていた。まだアルファベットの形が歪だったり一見読みづらいスペルもあるがまだ勉強して3日目でこれは上出来だ。前世のアメリカもこれくらい優秀だったのだろうか…
イ「ふふっ、上手に書けてますね」
ア「本当ですか!」
イ「ええ、よく頑張りましたね」
頭を撫でてあげると嬉しそうに目を細めている。なんならもっと撫でて欲しそうに頭を近づけて来た。なんだかこっちもくすぐったい気分だ。
ア「あ、お父様、聞きたいことがあるんですが…」
イ「…?何でしょう?」
アメリカは視線をキョロキョロさせ、心配そうな顔を向ける。
ア「こ、この前来た”お客様”は…誰なんですか?お父様のご友人ですか?」
イ「……どうしてそう思ったんです?」
ア「あ、いや、単純に気になっただけなんですが…あの人が帰る前に僕に言ったんです。「お父様の為にも”良い子”でいるんだぞ?」って」
イ「チッ)あの野郎余計なことを…」
ア「え?」
イ「コホン)…あんな者の言うことなんて忘れてくれて大丈夫ですよ、気にすることありません」
ア「…わかりました」
これは多分わかってないな…アメリカが言っているのは今から4日前のこと…”あいつ”が屋敷に来た日のことだ。
屋敷内の玄関前であいつが来るのを待つ。念の為アメリカは執事に任せて部屋に避難させておき、メイド達には総勢で庭の手入れをするよう指示をした。これで幾分か心配事は減るだろう。
〈ご主人様〉
イ「…来ましたか」
精霊たちが玄関が開くと相変わらずの格好をした”男”がニヤリと笑いながら屋敷へ足を踏み入れた。
?「…アッハハ、久しぶりだな?イギリス」
イ「…また殺したんですね、仕事が増えるのでやめてもらえます?”ロアノーク”」
名前を読んでやると嬉しそうに微笑み、頭を傾け蛇のごとく目を細めた。
“ロアノーク・コロニー”…かつてイングランドが支配していた植民地。奴がロアノーク島にいる間はあらゆる支援を受けていたらしいが、開拓者集団の人間全員が突然姿を消した。世間では本国に向かおうとして船が沈没したとか、大陸に行きいくつかの民族に散らばったとか様々な憶測がされているが、”私たち”はその真相を知っている。イングランドが英西戦争で島に訪れることができなかった間、何があったのか知らないがイングランドの先住民を全員殺したのだ。それを知ったイングランドは奴を責めるどころかその才を買い、本国に連れて来た。昔はこの屋敷で暮らしてたから何度か顔を合わせたこともある…思い出したくもないが。なんでかって?殺されかけたからに決まってるだろう。
ロ「変わってないなぁ、ここも…相変わらずの匂いだ」
イ「(この変態が)…ここで話すのもなんですし、移動しましょう。来なさい」
ロ「は〜い」
イ「どうぞ、お望みの肉ですよ」
ロ「わーい、昨夜お腹空きすぎて人間喰っちゃったんだよね」
イ「またですか…」
ロ「たまにはいいよね〜」
イ(理解不能…)
相変わらずのイカれっぷりだ。でも昔の方がもっと酷かった。腹が減るとすぐ癇癪を起こして屋敷の者に手を出す。おかげで何度か”脱走”した時ホームが血の匂いにまみれていて何度も吐きそうになったものだ…
イ「…島で大人しくしてましたか?」
ロ「そんなに目くじら立てなくても他所の国の人間に手なんか出してないよ〜、変わらず食料送り届けてくれてたから食に困ることはあんまなかったしぃ〜」
でもやっぱり肉が一番だね!と笑う姿はただの子供にしか見えない。思わず視線を落とす…
イ「ハァ………」
ロ「…イギリス〜、前にも言ったけど俺は”お父様”を殺したこと恨んでないよ?」
イ「………」
ロ「俺お父様の本当の子供じゃないから、家族間のことに関して口出しはしない。ただ…死ぬ前にもう一度会いたかったなぁ」
イ「………そうですか」
ロ「…だから覚えといて欲しい」
気がつくとすぐ目の前にロアノークがいた。テーブルに乗り上がり、まるで純粋さを汚されたような白に赤みがかった瞳で見下ろしてくる。長い白髪の毛先についた血はもうすっかり取れなくなって不気味さが際立っていた。
ロ「俺はお父様を愛してた、今だって愛してる。できればまた会いたいけどもうそれは叶わない…でもイギリスは違う、今ちゃんとここにいる」
血の滲んだ爪で横髪を気味が悪いほど優しく撫でられる。距離がさらに近くなり、血の匂いが強くなった。
ロ「でもお父様の忘れ形見のイギリスまでいなくなったら…俺、何するかわかんないから…」
覚えといてね、とゆっくり離れて行った。冷や汗が頬を伝う…本当に相変わらずだ…
ロ「じゃ!また来るね〜」
イ「(二度と来んなっ!!)…ええ」
部屋から出て行ったロアノークが部屋の扉を閉めると体が一気に脱力した。こんなに警戒を張ってるとプレッシャーで胃がちぎれそうだ。玄関まで見送る必要もないだろう、精霊たちが何とかしてくれる筈…
イ「…………」
ふと、窓際の棚に目をやる。一番上の引き出しを開けると空の中に一つだけ丁寧に畳まれた赤いスカーフが入っていた。アメリカと出かけた際、手首を負傷した私に親切な人がくれた物だ。特に模様も何もないから特別なものでは無いかもしれないが…
イ(…結局、あれから返せてない…)
置いといても特に邪魔にはならないが、なんだか持っているのも複雑な気分だ。嫌とかそういうことじゃない、ただ…これを見ているとあの温かい手を思い出すから。その度に胸の何処かがじわりと温かくなるし、疼いたりもする…正直こんな気持ちにはなりたくない。でも捨てようとするもそんなことはしたくない…矛盾するこの気持ちにイライラする…でも何故そう思うのかこの感情を理解できない自分に一番失望する。
イ「…………………」
〈ご主人様〉
イ「!…どうかしました?」
〈その…ロアノーク様が……アメリカ様と…〉
イ「………………」
(あの野郎殺す…)
ロ「アハッ、さっきのイギリス面白かったなぁ〜。またからかいに来よっと!」
過去にお父様に連れられてこの屋敷で暮らしていたことがある。存在すら知らなかった地下室から飛び出してきた当時の自分より一回り小さい存在を見てすぐお父様の子供だってわかった。ぼさついた銀髪や片目の青い瞳は置いといて、何よりあのお父様のルビーのような美しい瞳を受け継いでいて羨ましいと思った。手足には血の滲んだ包帯やガーゼが貼られており実に滑稽な姿だったのを覚えてる。玄関から逃げ出しそうになり、慌てて止めようとしたらそいつはお父様に壁に叩きつけられあっけなく引き摺られてった。お父様が死んで俺はあの島に戻されたけど罪悪感からか食事には困らないようにしてくれた。その点は感謝。にしても本当にイギリス綺麗になったな、まあお父様には敵わないけどね!ああ…お父様に会いたいなぁ…
ロ(でもなんでお父様はイギリスをあんなに”嫌ってた”んだろう)
う〜ん…と廊下を進んでいると少し先で一つの部屋の扉が開かれた。
ア「っ…」
ロ「………………?」
子供?なんでこんなとこに…イギリスの隠し子か何か?小さな子供は何処へ行こうとしてるのか扉を閉め、こちらを向く。
ア「!!…だ、誰…」
ロ「…ニコッ)ああごめん、驚かせちゃった?俺はロアノーク、イギリスのちょっとした知り合いでね」
ア「お、お父様の?」
ロ(ビンゴ、やっぱりイギリスの子供なんだ)
確かお父様が世界の至るところを植民地化して本格的に事業する前に死んじゃったんだよね。それでイギリスが今面倒を見てるわけか、他には居ないのだろうか?
ロ「君ここに来てどれくらい?」
ア「え、あ…まだそんなに経ってないです」
ロ「…そっかそっか!まあたまに来るかもしれないし、その時はよろしくね。あと…イギリスの為にも”良い子”でいるんだぞ?」
そう言い残すと赤い霧で身を包みロアノークはその場から離れた。取り残されたアメリカが呆然としていると遠くから声が聞こえてくる。
イ「アメリカ!!」
ア「あ、お父s…!!」
イギリスは地面に膝をついてアメリカを抱き締める。アメリカは驚いた表情でお父様!?と手足をバタつかせた。
イ「大丈夫ですか!?!あいつに何かされましたか!!?」
ア「え…ロアノークさんのことですか?」
お客様なんじゃ…とアメリカは首を傾げた。イギリスはアメリカの体に異常が無いか目を凝らしホッと胸をなで下ろした。
イ「よかった、特に何もないようですね」
フッと薄く微笑むお父様は安心したように優しく抱き締めてくる。執事にお腹が空いたと嘘をついてこっそりお父様のところに行こうとしただけなのに…迷惑かけたかな…?その温もりに縋るようにアメリカは小さな両手を広げ抱き締め返した。
イ「…………………」
今は午後4時過ぎ、イギリスはちょっとした買い物のついでに散歩をしていた。ロンドンの町は相変わらず人々が往来している。これからこの町はもっと栄え、もっと美しくなるだろう。そんなずっと先の未来を懐かしく思う。まあ案外400年なんて私たち国からすればあっという間だ、気長に待とう。
イ「…………」
手元にある畳まれたスカーフを見下ろす。ここはあの人物と出会った通りだ。すぐ近くのベンチに腰掛け、もしかしたら会えるのではないかと馬鹿げた望みを持って待った。会える可能性なんてものはない…ただ自分がしたくてしているだけ。早く手放したいっていうのもそうだが…ちゃんとお礼をしたいっていうのが本音だった。
イ(こんなこと…私らしくない…)
しばらくボーッとしていると空から雷の音が聞こえてきた。そろそろ雨が降り出しそうだ…
イ(…………もうやめようこんなこと)
もう手元に置いておきたくはない、スカーフはこのベンチに置いていくとしよう。最悪盗まれてもそれは縁が無かったってだけだ。立ち上がってスカーフをその場に置こうとする。
イ「……………」
体が…言うことを聞かない。頭では会えるわけないと理解しているのに、まだ期待しているみたいだ。名前も知らない人間にここまで振り回されるとは…スカーフを握る手に力がこもる。
?「……………英帝?」
イ「!!?」
声のする方へ振り向くとそこには居るはずのない人物が立っていた。思わず一瞬呼吸を忘れ固まる。
イ「…………スペイン…?」
ここまでご愛読ありがとうございました。
アメリカに対して過保護になっていくあまり口が悪くなるイギリスさん好きです。イカれた弟のロアノークとの絡みもどんどん書きたい…
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コメント
12件

腐腐腐腐これはアメイギが見えるかも!
『前世のアメリカもこのくらい優秀だったのだろうか』って所がアメリカの事を全然見てなくて分からなかったって事なのかなぁ…
やっと心の潤いがやってきた…… 続き出るまで毎日テラー開きますね(*´˘`*)