学校(下校時)
so「あ!ymさーん!!」
ym「ん?ザウルスか!なんや?」
so「いっしょに帰りましょ!」
ym「…まぁええか(ボソッ」
so「?」
ym「ええで!いっしょに帰ろーぜ!」
so「はい!行きましょ!ymさん!」
ダッダッダッダッダッ
ym「おい!wちょい待ちぃや!w」
ダッダッダッダッダッ
翌日(朝)
so「ふぁ…眠ッ…学校なんて爆発すればいいのに…」
so「…あれ?ymさんが居ない…いつもなら僕より早くいるのに…」
so「先に学校いっちゃったのかな?僕も学校行きますかぁ」
学校到着
so「学校ついたぁ…」
so「やっぱymさん居ないっすね」
so「昼休み2-F行ってみますか」
so「じゃ、教室行きますか」
教室到着
so「おはよーございまーす」
mb「何⁉︎soが遅刻せずに来ただと!?今日は大雨か!?」
so「ちょっと酷くないっすかぁ!?」
mb「いやだって事実やし…」
so「酷ぉい…まぁ事実っすけど」
mb「おい!w」
so「もうすぐホームルーム始まるっすよ?」
mb「やべ!席着かんなん!」
teacher「はーいホームルーム始めっぞー」
teacher「何!?灰塚が居るだと!?幻覚か…?」
so「ちょっと先生まで酷くないっすか!?」
teacher「すまんすまんw」
めんどくなったから昼休みまで吹っ飛ばす
昼休み
so「やっっっっっとお昼だぁ!!」
mb「そんなに楽しみにしてたんか?w」
so「だってお昼っすよ?お昼!」
mb「なるほど、意味がわからん」
so「酷い!」
so「あ、ちょっと用事あるんで行きますね!」
mb「いってらー」
タッタッタッタッタッ
2-F到着
コンコン、ガラガラガラ
so「失礼しまーす、ymさん居ますか?」
mb2「あ、一年の子?ごめんな!今日ym休みなんよ、また今度きぃや?」
so「あ、分かりましたー。ありがとうございます。失礼しましたー。」
ガラガラガラ
so「ymさん休みか、どうしたんだろ」
so「帰り家行ってみようかな」
1-F到着
ガラガラガラ
mb「あ、帰ってきた」
mb「おかえりー」
so「ただいまー」
so「って家族の会話か何か!?」
mb「wwww」
mb「あと5分で予鈴なるけどだいじょぶそ?」
so「え?まじ?」
mb「まじ」
so「早く食べないと!」
3分後
so「ごちそうさま!」
mb「はっやw」
so「次の授業何?」
mb「数学」
so「めんどくさ、寝よ」
mb「寝んな寝んなww」
またもやめんどくさいので放課後まで吹っ飛ばします
放課後
so「やっと終わったぁー!学校なんて爆発すればいいのに(2回目)」
so「あ、ymさんの家行ってくるんだった、早く行かないと」
ym宅到着
ピーンポーン
シーン
so「あれ?留守かな?」
ガチャ
so「あれ?ドア開いてる」
so「ymさーん!入るっすよー!」
テクテク
リビング
so「あれ?誰も居ない…」
so「部屋かな?」
部屋到着
ガチャ
so「…は?」
僕が見た光景は悲惨だった。
血だらけの床、汚れに汚れた服、切り刻まれている教科書など、そして、
首を吊っている傷だらけのymさんだった。
so「ymさん…?ねぇ!ymさん!!」
so「返事してよ…。ねぇ、ymさん…」
so「救急車、救急車呼ばないと」
電話を呼んでいる数分の時間が何十分、何時間と感じた。
救急車を呼びしどろもどろだったが状況を話した。
案の定、ymさんは亡くなった。死因はいじめの悪化による自殺らしい。
こんなにも罪悪感を感じたのは初めてだろう。
ずっと近くに居てなんで分からなかったんだろう、
あんなに元気だった人が、楽しそうに笑っていた人が、そして大好きな人が目の前で亡くなっているから。
so「ymさん。本当なら生きているうちに言いたかった。」
so「今日も月が綺麗ですね。」
ym「so、貴方と見る月だから。やな。」
ym「ま、聞こえる訳ないけど、」
so「…⁉︎」
なんだか少しだけymさんの声が聞こえた気がする。
so「ymさん、愛してます。」
ym「…おう!ありがとな!」
どうやらymさんは見守ってくれているみたい。
コメント
2件
悲しい、…でも好き