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shk side
休み時間に恋愛小説を読んでいると突然話しかけられた
kn「何読んでるの?」
shk「恋愛小説」
kn「へぇ、面白い?」
shk「わかんない」
kn「シャークんは恋した事あるの?現在進行形でもいいけど」
shk「…わかんない」
記憶がないから覚えてないのに聞いてくるなんて意地悪だ
きんときは俺の記憶喪失やらを知っているはずだ
そんなことを考えていると急にきんときが距離を詰めてきた
kn「どう?ドキドキする?」
shk「してない。と思う 」
kn「あ、次体育じゃん。シャークん着替え行こ!」
そう言うと俺に手を差し出した
shk「うん」
差し出された手を取り移動した
手を繋いだ時懐かしく感じたのは何故だろう
kn side
nk「おーい!2人とも遅いぞー!」
nakamuからお咎めを受けてしまった
kn「まだ始まってないからセーフ」
nk「まぁそうだけどさ…」
「手繋いでるしさぁー。仲良しかよー」
kn「仲良しでーす」
nk「きんとき離してやれって」
kn「どちらかというと離してくれないんだよね」
俺も離したくないけどそれ以上にシャークんが握ったままで離そうとしないのだ
nk「シャケ?」
shk「…きんときと手繋いでるのなんか落ち着く」
記憶なくても感覚だけは残ってるか?
“昔”よく手を繋いでたから…
それにしても可愛い
nk「俺とは?俺と手繋いでると落ち着く?」
shk「別に」
nk「うわぁぁ!きんときに負けた!」
nakamuに負けてたまるかと言いそうになったが堪えた
nk「あ、そろそろ授業始まる」
shk「早く行こ」
俺らは手を繋いだまま集合場所へ向かった