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Mee
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翌朝。
オレは最悪な目覚めだった。
夢の内容が頭から離れない。
╴327回で足りなかったのか 。╴
その言葉だけが何度も繰り返される。
机を見る。
黒いノートは閉じられていた。
昨日開いていたはずなのに。
まるで何事もなかったかのように。
🐕 _ ……。
気味が悪い。
だが、それ以上に気になることがあった。
リオラだ。
╴リオラに気付かれる前に 。 ╴
あの言葉。
まるでリオラが何かを知っているみたいじゃないか。
昼過ぎ。
コウはリオラに連絡した。
珍しくすぐに返信が来る。
🐕💬 _ 今暇 ?
😈💬 _ 暇
🐕💬 _ 通話
😈💬 _ いいよ
数秒後、着信音が鳴った。
🐕📞 _ もしもし 。
😈📞 _おー 。
いつもの声。
少し安心する。
だが次の瞬間。
リオラがぽつりと呟いた。
😈📞 _ 寝不足 ?
コウの動きが止まる。
🐕📞 _ なんで ?
😈📞 _ 声
🐕📞 _ それだけ ?
😈📞 _ あと目の下のクマ 。
🐕📞 _ 見えてないだろ
😈📞 _ 想像 笑
リオラが笑う。
だが。
オレは笑えなかった。
夢のことを知っているような気がしたからだ。
雑談は十分ほど続いた。
ゲーム。
動画。
最近の話題。
どれも普通だった。
そして。
リオラが突然聞いた。
😈📞 _ 昨日 、 変な夢見なかった ?
オレの心臓が跳ねる。
🐕📞 _ …… は ?
😈📞 _ いや 。 なんとなく 。
🐕📞 _ なんでそんなこと聞くの
😈📞 _ 別に 。
声は軽い。
だが軽すぎる。
まるで誤魔化しているようだった。
少し黙る。
そして聞き返した。
🐕📞 _ お前は見たの ?
通話の向こうが静かになる。
数秒。
十秒。
やがて。
😈📞 _ 見た 。
その一言だけ返ってきた。
🐕📞 _ どんな ?
😈📞 _ 覚えてない 。
嘘だ。
そう思った。
だが追及する前にリオラが話題を変える。
😈📞 _ そういや失踪の件さ 。
🐕📞 _ …… 。
😈📞 _ 新しい情報出たらしいねんて 。
🐕📞 _ 何 ?
😈📞 _最後に映ってた防犯カメラ見つかったって 。
その瞬間。
頭の奥が痛んだ。
鋭い痛み。
思わず額を押さえる。
映像が流れ込む。
夜の駅前。
赤い信号。
防犯カメラ。
誰かが走っている。
そして。
画面の端に映る自分。
🐕 _ っ !
呼吸が止まる。
今のは何だ。
なぜ自分がいた。
そんなはずはない。
その日のことなんて知らないのに。
😈📞 _ コウ ?
リオラの声で我に返る。
😈📞 _ 大丈夫なん
🐕📞 _ …… ううん、大丈夫 。
😈📞 _ 顔色悪そうやな 。
🐕📞 _見えててないだろ。
😈📞 _ 想像。
また同じ返事。
だが今度は笑えなかった。
夜。
オレはひとりで失踪事件の記事を調べていた。
だが有力な情報は出てこない。
見つかるのは噂ばかり。
その時。
SNSのおすすめ欄に一枚の写真が表示された。
駅前の写真だった。
何気なく開く。
そして凍りつく。
写真の隅。
人混みの中。
黒いパーカーの人物が映っている。
昨日見たやつだ。
間違いない。
写真を拡大する。
荒い画質。
顔は見えない。
だが。
胸元だけははっきり写っていた。
名札。
そこに書かれていた文字を見て。
コウの血の気が引いた。
╴RIO ╴
リオラ。
その文字だった。
同じ頃。
リオラは自室でスマホを見つめていた。
画面にはオレとの通話履歴。
その下には。
消せないメモが一つ。
震える指で開く。
そこには短く書かれていた。
╴327回目 ╴
リオラは目を閉じた。
そして小さく呟く。
😈 _ 頼むから思い出すなよ …… 。
その声は。
どこか怯えていた。
コメント
3件
最高過ぎた
ゆめかだよ〜🌸 第5話読んだんだけど、もう冒頭から「327回」って数字が頭から離れないし、リオラの「変な夢見なかった?」って聞き方が絶妙に不気味すぎる〜!!😭💦 通話の間とか、軽すぎる返しで誤魔化してるところとか、全部が伏線にしか見えなくて緊張感やばかった…。最後の写真に映ってた「RIO」の名札と、リオラのスマホのメモ「327回目」が繋がった瞬間、背筋がゾッとしたよ…! 頼むから思い出すなって呟くリオラ、何を知ってるの!? 続きが気になりすぎる!!✨