テラーノベル
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6話目もよろしくお願いします!
まだセンシティブなシーンが続きます。
ご注意下さい。
スタートヽ(*^ω^*)ノ
「はぁっ……は、っ……っ……」
喉奥に残る熱を必死に飲み込み、肩で荒い息をするレトルト。その頬に涙と唾液が光り、乱れきった姿に、キヨの目がぎらついた。
『……レトさん……まだ、足りない』
吐息混じりに囁きながら、濡れた口元を親指でなぞる。羞恥に目を逸らすレトルトの腰を掴み、ぐっと持ち上げた。
「やっ……キヨくん、もう無理、だって……っ」
震える声で拒むのも、耳元でかき消される。熱い指が背後をなぞり、秘めた入口を強引に押し開いていく。
「んっ……やっ、だめ……っ」
最初は痛みに顔を歪めるレトルト。その狭さに、キヨは喉を鳴らしながら指を捻じ込んでいく。
『……大丈夫。すぐ……気持ちよくなるから』
耳元で落とされる低い声に抗えず、逃げ場を失った身体は震え続ける。何度も指で擦られ、じわじわと熱を持つ奥。
本来、受け入れる場所ではないその部分が
キヨの長い指で押し開かれる。
『……もう入れるね、レトさん』
熱く脈打つそれが、濡れた入り口に押し当てられる。恐怖と羞恥でいっぱいのレトルトは首を振るが、強い腕に押さえ込まれ――
「っ、あ……っ、ぁぁっ……!」
押し破られるようにして、深く熱が沈み込んでいく。荒く息を吐きながら、レトルトは涙をこぼし、震える声を漏らした。
「いっ、いた…ぃ….や、やだ……キヨくん……大きすぎ、入らない…よ…っ」
涙を滲ませ、腰を逃がそうと必死に身をよじるレトルト。だが、背中を押さえつける腕は鉄のように強く、動きを許さない。
『……逃がさない。奥まで、全部――レトさんに覚えさせる』
低く熱を帯びた声と共に、膨れ上がったものがさらに押し込まれる。
「いっ……っ、あぁっ……っ、や、やめ……っ」
目尻から涙が零れ、声は震え、爪がシーツを掴む。痛みに震える身体を容赦なく貫かれ、喉から悲鳴が漏れ続けた。
それでも、奥を擦るたびに、鈍い痛みの裏にじわじわと熱が混じっていく。
「や……あ……っ、なんで……っ、気持ち、いい…………」
抵抗の言葉が掠れ、震える吐息に変わる。
キヨは耳元で囁き、さらに腰を押し込んだ。
『……ほら、気持ちよくなってきたでしょ?
レトさんの身体、正直だね』
「ぁ……っ、あぁっ……だめ…なんで…」
痛みに泣きながらも、確かに快感に震え始めるレトルト。涙に濡れた頬を撫でられ、逃げられぬまま深く沈められていく。
キヨは狂ったように腰を打ちつけ、容赦なく深く突き上げた。
『……壊れるくらい、奥まで俺を刻みつけてやるから』
「んあっ…… や、だ……っ、…あっ……キヨくん……もっと……っ」
痛みに泣いていたはずの声が、快感に濡れた求めの声へ変わる。
腰を押さえつけられ、逃げられぬまま激しい律動に溺れていく。
「も……むり……っ、キヨくん……! もう……で、でちゃう……っ!」
レトルトの声は震えて掠れ、涙と喘ぎでぐちゃぐちゃに濡れていた。
必死にしがみつき、細い身体を震わせながら、奥まで突き上げられる快感に抗えない。
「俺も……っ、レトさん……もう限界…っ。中に…出すよ….』
キヨも荒い息を吐きながら、獣のように腰を打ちつける。
汗と涙と熱が混ざり、音さえ狂気じみたほどに響き続ける。
「ぁぁ……っ。 キヨくんっ……すき……すき……っ!」
『俺も……好きだ……っ! 絶対離さない….』
二人の叫びが絡み、同時に限界が弾けた。
レトルトの身体が大きく跳ね、内側でキヨの熱を受け止めながら、声にならない絶叫をあげる。
キヨも深く埋めたまま、レトルトの奥で果てて――互いの熱を押し付け合うように震えた。
『……はぁ……っ……レトさん……』
「……っ……キヨくん……っ……」
崩れ落ちるように絡み合ったまま、二人は荒い呼吸をぶつけ合う。
もう、どこまでも限界で。けれど――愛して、求めて、溺れて。
『……レトさん、俺から逃げないで。絶対に……』
「……逃げないよ……俺はキヨくんのものやで….」
掠れた声で囁き合い、強く抱き締める。
痛みと涙の跡が残っているのに、その胸の奥では、愛と欲望がさらに深く絡み合っていた。
離れれば壊れてしまう。
求めなければ、生きていけない。
2人は静かに愛と執着が溶け合う底なし沼に
沈んでいった。
つづく
コメント
2件
なんか共依存ってやっぱり良いですねぇ、