私が寝静まった。
庸さん?
遅くなってごめん…恵…
髪にキスして。
おやすみ…
扉が締まった時私は向きをかえた。
香水の香がした…
庸さん…
私はひと通りの家事を覚えて1ヶ月過ぎ。
お義母様が
恵さんあなたもたまに実家に顔を見せなさい。
良いのですか?…
そうすると良いよ。
…庸!あなたまた夜更かししてきたでしょ!
怒るな。仕事もあるから。
《仕事で香水の香をつけてくる?…》
私はひと通り、母にお土産を買いたいって途中まで送られた。
大Οで買い物を済ませた。
何気なしに、携帯電話を開き
明雄、
父からだった。
見かけたよ。来るのか。
今駅前通りにいるのよ。
居なさい迎えにくるって言われた。
ブブー
顔をあげたら
陽生さんが手招きされた…
陽生?庸先生とは?
今日は休みだよ。何で一人で?
実家に顔を出しなさいって
えっ…!変だろ!お母さん、庸さんいるのに送迎しないなんて!
…
送って!これ後で母にあげて
それからお父さんが迎えにくるって言われた。
何かあるの?…
分からないけど…
少し離れた場所で下ろしてもらった。
母さん…
私は育て上げた…あなたお父さんの子供でもない…
母さんのもろに白い肌吸い付いた。
入れて…庸…
うっ…母さん…
アッ…いい…
私は玄関に合鍵を差し込んだ…
陽生…シィ…
廊下をゆっくり歩いた。
突き当たりの部屋お義母様の部屋…
ドアを開いた…
庸さんが上半身で私と目があった。
…
陽生は窓から観た光景
肌襦袢で下半身の太腿が露になってた…
バタバタ!…
不潔よ!…
庸!…
母さん出るな!
恵ちゃん…
肌襦袢が乱れてた…
2階に上がり、
近場の使うものを入れた。
陽生いた?…送ってくれる!
お義母様の言いなり、庸さんの言いなりになってた私…
バタバタ!…ドン!
追いかけて!庸連れ戻してよ…
分かってる!…
ブブーー
誰かの車が出た。
陽生は車のメンテナンスに出されてた。父から車を借りてた。
顔に手を当ててた。
…
陽生も無言になり私の髪の毛を撫でてくれた。
恵さん…着いたよ…
ありがとう…
父が玄関先に立ってた。
恵…
お父さん~!!
何かあったのか…
陽生~!上がれ!
用がありますので…
恵の顔を見られなかった…
母さんも私に問いつめなかった…
2階に上がり私は泣いた…
あなた…いかない方がいい…
恵の泣き声が聞こえた…
あぁ~あぁ~
しばらくした時
チャイムが鳴った。
恵降りてこれる?…
誰がきたの…庸さんでしょ。
私子供だから…
お母さん~…
倒れた…
恵~!
ちょっとあなた~!救急車呼んでよ!
バタバタ!
恵~
庸さん…
お義父さん救急車を…