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黒猿龍
67
#オリキャラ
須古星 れい
152
118
同時刻 本城蓮 二十四歳
突如現れた謎の結界の所為で、僕の手が届くことなくお嬢の手を掴む事が出来なかった。
「クソッ、やられた!!!」
箱庭快楽とは結果術の中でも最も強力な術、同行していた山田花はこの術を使えない筈だ。
この術は壱級の中でも使える者が滅多にいない、何故なら上空と地上の二つに広範囲の結界を張らないといけなく、集中力の高さを求められる。
それ程までに難しい術で、山田花の場合は壱級に昇任したばかりの新米。
箱庭快楽を含めた結界を解くには、術者を見つけて解かせるしかこの結界を出る事が出来ないのだが、この箱の中には僕と野々山雛と早乙女の坊ちゃんしかいない。
二人のどちらかが結界外に出ていてくれてたら、結界師を探しに行かせられていたが、タイミングが悪かった。
結界内に閉じ込められてしまえば、結界師を見つけ出す事は不可能に近い、だが、八岐大蛇側に僕達と同じ陰陽師の人間が居る事の証明にはなった。
「聖達と離れちまった。この状況、かなりヤバいんじゃねぇか」
早乙女の坊ちゃんが僕に声をかけてきたと同時に、花のように甘い香りが鼻を通る。
僕は素早く刀を構えると、早乙女の坊ちゃんは拳に包帯を素早く巻き、野々山雛も腰に下げていた長い刀を静かに抜く。
お嬢も野々山美月の二人の戦闘能力に関しては心配はしていない。
心配な要素が一つだけ、山田花とオサムさんは戦力に入らない事。
結界師は陰陽師のサポートをするのが役目、オサムさんの級は弐、お嬢と野々山美月は自然な流れで二人を守りながら戦わないといけないくなる。
もし、お嬢達の方に上級の妖怪が来ていたら、楽に戦えないだろう。
ボコボコッ!!!
音を立てながら地面から現れたのは、緑色の大きなアザが顔にある、一見したら普通の体の大きい男だがそうじゃない。
八岐大蛇と同じ香りを放っている時点で、この男は八岐大蛇の血を貰い、飲んでいる可能性が高い。
「コッチはハズレか…、目当ての子がイナイ」
低い声が空間に響く中で、包帯がゆらゆらと空間に舞い始め、長さがゆっくりと伸びて行く。
「その顔のアザは…、だいだらぼっちか」
男の顔を見て、男がどんな妖怪なのかは大体の想像がついてた。
*だいだらぼっちは、日本の各地で伝承される巨人。類似の名称が数多く存在するが、便宜的にダイダラボッチと呼称する。山や湖沼を作ったという伝承が多く、元々は国づくりの神に対する巨人信仰がダイダラボッチ伝承を生んだと考えられている(鬼や大男などの妖怪伝承が巨人伝承になったという説もある。)*
僕に自分の名前が呼ばれておるのに、男は何も答えない、だが僕には男が反応しない事が答えになっている。
シュルシュルッ。
早乙女の坊ちゃんの周りを浮いていた包帯が、だいだらぼっちの体にきつく巻き付いた。
「ム?なんだこれは?包帯?」
早乙女家が早乙女の坊ちゃんの為に開発された包帯、「〆虎」は見た目は普通の包帯と同じだが、包帯の生地一面にありとあらゆる陰陽呪文が書かれており、身体強化、攻撃強化なのが主な役割をもつ〆虎。
だが、〆虎には特殊な縛りがあり、〆虎を使う本人が陰陽呪符を墨で書かないといけないと言う縛りがある。
〆虎は自身の体の一部になる故、陰陽呪文は自らの手で書き留めないといないのだが、どのような力を持たせるのか自分で決める事が出来る点は、使う者にとっては自由に選び、作る事が出来るのだ。
早乙女の坊ちゃんは自身の〆虎に、捕縛術も書いていたとは予想外だったな。
「だいだらぼっちって事は、妖怪なんだよな?じゃあ、倒さねーといけない相手だなっと!!!」
そう言って早乙女のぼっちゃんが包帯を引っ張ると、だいだらぼっちの体が締め付けられていた。
「あのお方がした事ダ。俺は貴様らの相手をしろとのお申し付けダ」
あのお方…?
「八岐大蛇が来てるのか此処に」
ブチブチブチ!!!
僕がそう言うと、何も答えずにだいだらぼっちは体を大きくさせ包帯を破り、体が更に巨大化し始める。
だいだらぼっちが答えなくても、僕とお嬢が分断された事で八岐大蛇の計画だって事は大体想像出来ていたし、陰陽師である僕達を消そうとしているのも明白だ。
「やっぱ、そう簡単にはいかねぇよな。」
早乙女の坊ちゃんは破られた〆虎を拳に巻き直していると、野々山雛は刀を構えて、だいだらぼっちに向かって行った。
「良い動きしてるわよ、早乙女隼人。なら先手必勝、奴の首を落とすまで」
だいだらぼっちは、その場で手を振りかざすと、空間内に現れた細かい岩を野々山雛に放つが野々山雛は長い刀で器用に岩を弾く。
野々山雛は走りながら体勢を低くし、飛んでくる細かい岩を避けたり弾いたりしてだいだらぼっちとの距離を詰める。
キンキンキンッ!!!
だいだらぼっちは顔色一つ変えずに、空間内で様々な種類の岩を出現させては、色々な武器を作り上げていき、完成した武器達を野々山雛に向かって放つ。
ビュンッ!!!
野々山雛の目の前に飛んできた武器達を体や頬がすれすれの状態で避け、早乙女が飛んで来る武器達の下を潜り通ってだいだらぼっちの元に移動し顔に拳を食らわした。
だいだらぼっちの頬に拳が捻じり込むが、早乙女の坊ちゃんの攻撃がだいだらぼっちには効いていないように思えた。
カチャッ、バンバンッ!!!
妖銃を構え、照準をだいだらぼっちに向けて引き金を引くが、弾丸はだいだらぼっちの固い体にほんの少ししか入らなく、その様子を見ていた早乙女の坊ちゃんが叫び出す。
「なっ!?めちゃくちゃ固いじゃねーかよ!?」
「お前、さっきカラ鬱陶しいナ」
「なっ!?」
無表情のままだいだらぼっちは、早乙女の坊ちゃんの首元を掴みそのまま地面に叩きつける。
ゴキッ!!
「ッ!!!ガハッ!!?」
地面に叩き付けられた早乙女の坊ちゃんの口から血が噴き出し、更には骨が折れる音と共に地面に力なく倒れ込む。
「早乙女の坊ちゃん!!!」
すぐに早乙女の坊ちゃんに近寄り、首の動脈に触れ、脈が動いているかどうか確認して行く。
触れた指先から早乙女の坊ちゃんの脈の振動が伝たわり、生死の確認は取れた。
気を失ってるだけ…か、骨の折れる音が聞こえていたし肋骨が折れてるかもしれないな…。
だいだらぼっちはせいぜい弐級の妖怪だった筈、妖銃の弾丸が貫通しない程の硬化、こいつも沼御前と同じように八岐大蛇の血を飲み身体強化している。
早乙女の坊ちゃんのように安易に、今のだいだらぼっちに近付くのは危険だな。
広範囲に広がっている空間の中で隠れる場所も逃げる場所もない、、向こうからしたら飛んで火にいる夏の虫に見えているだろう。
野々山雛がだいだらぼっちに斬り掛かろうとした時、僕は口を開けて叫ぶ。
「野々山雛、一旦下がれ!!」
「!!」
僕の叫び声を聞いた野々山雛は、すぐにだいだらぼっちと距離を取り僕の隣に来た。
「早乙女は?気を失ってるだけ?」
「あぁ、今の早乙女のぼっちゃんはとてもじゃないが戦える状態じゃない。怪我が思った以上に酷い、すぐに治療しないと命に関わる」
野々山雛に早乙女の坊ちゃんの容態を説明しながら、ジャケットの内ポケットから三角の形をしている札を三枚取り出す。
取り出した札を早乙女の坊ちゃんを三角形の形で囲むように配置し、両手を合掌してから素早く指を動かしながら医療術菫と呟く。
早乙女の体に菫の花が巻き付き、体内部の傷や炎症の治療を開始している様子を見た野々山雛が口を開いた。
「田中先生、医療術なんて使えるの…?」
「応急処置ぐらいのはね。さて…と、さっさとこの結果術を解いて貰わないと」」
野々山雛の質問に答えながら、腰に下げていた妖刀を抜き、一気に距離を詰めてだいだらぼっちに斬り込む。
ブンッ!!!
キィィィンッ!!!
だいだらぼっちは自分の腕を硬化させ、振り下ろした妖刀が弾かれ、その衝撃で体が後ろにのけぞってしまう。
僕の体勢が崩れた事を見逃さなっただいだらぼっちは、巨大化させた拳を振り下ろしてきたが、妖刀を使って拳を受け止める。
キィィィンッ!!!
硬い巨大な拳に妖刀は先程と同じように弾かれ、体が空中に浮いたまま後ろに飛ばされてしまい、地面に妖刀を突き刺して地面に着地した。
「攻撃を仕掛けた時に確認できたけど、やっぱ硬いなぁ」
だいだらぼっちは僕の顔を見て、無表情のまま口を開き言葉を吐く。
「やはり貴様ハ、彼奴の生まれ変わりカ」
生まれ変わり?どう言う事だ?
僕が誰かの生まれ変わりと言う事なのか、それとも油断させる為に咄嗟についた嘘なのか、この二択のうちどちらだ?
「それは僕の事を言っているのか?」
「お前とあの人は因縁の仲ダ、それも遥か昔カラ」
「因縁…?」
だいだらぼっちが何を言っているのかさっぱり分からない。
僕と八岐大蛇が因果関係にあっただって?そんな覚えはないし記憶にないのだから。
今この状況で、生まれ変わりの話とか因縁の話をされた所で、どういう反応をするべきなのか分からない。
「あの人の部下ダカラ、お前ヲここで殺し、あの人の姫を連れて帰ル」
だいだらぼっちの最後の語尾は、とてもじゃないが聞き逃す事が出来なかった。
コイツ等、お嬢を連れ去る事が目的で僕達を分断だせたのか。
僕の中で何かが沸々と沸き上がってくる感情があり、冷静に状況を整理するのは不可能だ。
「誰が誰の姫だって?」
今までに出した事ない低い声が出て、だいだらぼっちの事を睨みつけながら続けて言葉を吐く。
「お前等なんかにうちの大事なお姫様を渡すわけがないだろ?どの口が言ってんだ」
「せ、先生?」
野々山雛が居たが関係ない、コイツ等は僕のお嬢を連れ去ろうとしている外道だ。
この際、先生のふりをするのはやめてやる。
野々山雛が驚いた顔をしているが、僕は優しい人間なんかじゃない、優しいフリをしてきただけ。
「お前の意見は関係ナイ、あの人の命令ハ絶対」
だんだらぼっちがその場で手を上げると、先程の武器達が動き出し、岩の槍が僕の背後から飛ばされる。
ビュンッ!!!
野々山雛が後ろから来ていた岩の武器の攻撃を受け止めていた。
彼女動きはお嬢と同じように場数を踏んでいる動き方だ、幼い頃から妖怪退治に駆り出されていたのだろう。
壱級にふさわしい戦闘能力とセンス、野々山雛はこの二つを兼ね備えている。
「本城蓮様、お下がり下さい」
「野々山!?何で…、本城の名を?」
突然、野々山雛の口から本城の名前が出て来て驚いていると、野々山雛は少し悲しげに微笑みながら答える。
その表情がどこかで見覚えがある気がした、それがどこだったか覚えていない。
「貴方は私の事を覚えていないんですね、私は忘れてなかったのに」
「野々山…?」
「あの時からそう、貴方の心は他の人のモノだったから。側に居た私の事を覚えていないのは当然ですよね」
キィィィンッ!!!
野々山雛は僕に背中を向けて、飛ばされた岩の槍を長い刀で受け流すが、いつの間にか岩で作られた様々な武器が僕達を囲んでいた。
「野々山。もしかして、僕達は会った事あるのか?」
「私と美月は貴方に会った事ありますよ、それに影武者の契りを交わしたではありませんか」
「!?か、影武者!?」
「貴方が十五歳の時に、野々山家に訪れた事があります。本当に覚えていませんか?」
キンキンキンッ!!
野々山雛は次々と飛ばされる岩の武器達を弾き飛ばし、刀が打つかる音が響き渡る。
僕が十五歳の時って、確か九年前だったよな?
その頃は様々な道場に行っては短期間滞在し、次の道場に向かいの繰り返しをしていたのは、お嬢と契りを交わしたからだ。
御子柴家の人間と契りを交わした本城家の人間は、御子柴家と交流のある道場を顔見せをしなければならなく、当時の僕は御子柴家の習わしに従い行っていた。
その中に野々山家の道場が入っていたという事か。
「九年前の秋に、私と美月は貴方と出会いました。私は今でも、蓮様の事が好きなんです」
そう言って、野々山雛は僕の方に振り返った。
***
野々山雛 十八歳
新緑の匂いが目立つ、肌を照り焼く夏の季節は終わり、秋化粧を施したイチョウの葉が舞い落ちる季節にあの人は現れた。
カン、カンカン!!
木刀が混じれ合う音が道場中に聞こえる、涼しい季節の筈なのに道場の中は真夏そのもの。
野々山家の当主である父は私と美月を厳しく鍛え上げ、泣き言も弱音を吐く事も許されなかった。
私達がずっと生まれる昔、時代は大正だっただろうか?
京都と名前もない山で謎の刃の長い刀が二本発見され、調べてみると持ち手部分に桃の刻印が見つかり、鬼が蔓延る時代の中で鬼退治を行っていた桃太郎の刀だと言う事が分かった。
発見した野々山家の当時の当主が、刀を保管する事を陰陽師協会の会長である御子柴家の人間に命じられた事が野々山家の歴史の始まり。
桃太郎の歴史を辿って行くと、発見された刀の名前は桃華月旦と言い、二本でようやく一つの刀として価値があると分かり、野々山家は双子の子供を産む事を強要されてるようになった。
双子を産めない女は野々山家を追い出される為、野々山家に嫁いだ女達は妊娠が発覚したと知った時は歓喜よりも恐怖の方が勝ち、子供を産むのが恐ろしかったようだ。
野々山家は陰陽師の家系でもあり、子供達は陰陽術も叩き込まれ、十歳にも満たない頃には大人達と一緒になって妖怪退治に駆り出される。
私と美月もい同じように妖怪退治に行き、妖怪達の血を浴びながら二人だけで生き抜いてこさせられる生活を送っていた。
「ハッ!」
「ッ!そうはいかねぇよ!!」
振り落とした木刀を美月は受け流し、構え直し私の喉元を木刀の先端で突き刺し、瞬時に膝を曲げて体勢を低くし攻撃を防いだ。
「フッ!」
カーンッ!!!
木刀のぶつかる強い音が道場中に再び響き、道場に来ている生徒達の視線があたし達に突き刺さる。
強めに木刀を美月の木刀を持っている近くを叩くと、美月の手から簡単に木刀が離れ床に転がり落ちた。
「またかよ!!今のは一本取れたと思ったのに!!」
美月は頬を膨らませながら呟く姿を見ると、自分の弟なんだと実感が沸き、つい姉の部分が出てしまう。
「美月はすぐ油断するから、癖出てるよ。考えてる事が顔に出る癖」
「はー、今のは誰でも思うだろ!!」
「顔に出さないようにしないと、妖怪退治の時に怪我しても知らないからね」
「俺、顔に出してるつもりねーし!!!」
「雛、美月」
美月と話していると道場の入り口の方から声を掛けられ、振り返ると道着を着た父が立っていた。
父の姿を見るや否や、鍛錬の途中の生徒達は一斉に父に向かって頭を深く下げ、私と美月の背筋も自然と伸ばされる。
家族とはいえ、父には気軽に娘らしい振る舞いは出来ないし、美月も私と同じだろう。
「何ですか、父様」
家族だろうが身内だろうが、私達は父は敬語を使わなきゃいけない。
父は日常生活での振る舞い方、礼儀作法にも厳しい為、言葉を離せるようになった頃から敬語を覚えさせられる程だ。
「本城家の次男である本城蓮さんがいらした。二人共、挨拶しなさい」
父の隣に立っていたいたのは、綺麗な紫色の瞳をしら柔らかな茶髪の髪をした十五歳くらいの男の子だった。
菫色の瞳に吸い込まれそうになる程、彼の美しさを強調する色白の肌、シンプルなジャージ姿でも絵になってしまう。
凄く綺麗な男の子…、本当に男の子?って聞きたくなるくらいの美貌だ。
「雛!!何、ボーッとしてるんだ?」
私が男の子に見惚れていると、隣にいた美月がツンツンと頬を突いている。
「あ!えっと…、野々山雛です」
「同じく野々山美月です」
「本城蓮です、三週間お世話になります」
笑顔を一つも見せないで淡々と名前と目的を話した。
「この度は誠にありがとうございます。何もない所でですが、蓮様のお世話を私の子供達にさせようと思っていますので」
「え!?、俺達がですか…?」
美月が驚いた顔をして尋ねたが、父は本城蓮さんに向けていた笑みを決して答える。
「当たり前だ。それと…、お前達の稽古相手は蓮様がしてくれる。くれぐれも、蓮様に無礼な態度をしないように」
「え?それは…、どう言う意味ですか?」
「そのままの意味だ、蓮様に鍛えて貰いなさい。御子柴家の専属護衛を務めていらっしゃる家系でもある、蓮様から学ぶ事は多いだろう」
「マジかよ…。」
私と父の会話を聞いていた美月は、小声で言葉を吐きながら髪を乱暴に掻き上げた。
父の申し出は今まで生きてきた中で、私にとっては一番嬉しいものだった。
「しばらくの間、宜しく。僕は強くなる為に来たんだ」
「強く?」
「あぁ、僕はあの人の為に強くなるんだ」
美月の問いに答えた本城蓮さんから強い意志を初めて感じ取れた瞬間で、彼にとってすごく大事な人なんだと分かる。
これが本城蓮さんとの出会いであり、私の心が奪われた瞬間だった。
コメント
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うわあっ、このエピソードすごかったです…!! だいだらぼっちの圧倒的な強さと、蓮さんの「お姫様」発言でゾクッとしました…先生の仮面が剥がれた瞬間、好きです。そしてまさか野々山雛が蓮さんに秘めた想いを持ってたなんて! 回想シーンの出会い、切なくて胸がぎゅっとなりました…。続き、気になりすぎます🌙🤍