「この話をしても旅には関係もなく少し長くなりますが一応聞いてもらえれば分かるかとそれは争いの絶えない時代
〈その時代は宗教がこの世の中では頂点のような存在であった、民が苦しんでいれば完全にその苦しみを消してくれるやり方は司教にもよるが一見善人に見えるだが民が真に恐れているのは司教達であった司教達は司教の間でしか知られていない神に認められし人物を探すために村に訪れては村の隅々を見回るだがそれだけならただの兵士のような役割だがその教会の禁忌は闇と光の属性や加護を両方持つ者それが見つかりしだいその場で殺されてしまう。そして司教達はルードの住む村へやってきたルードには子供がいた…いや違う、仲の良い片親天使がいたその片親天使には闇と光の加護を持つ子がいたそして司教と信者はいきなり現れたその司教の名はリューデル、リューデルはその光と闇の加護を持つ少女を見つけただが殺しはしなかった、それどころか信者達はその少女と遊んでくれていた司教はこの村の周りに脅威がいないかを知らせこの村の担当になったことを知らせた。
翌日少女の家族の家の隣に司教が引っ越してきたそして少女の親は昨日の光景が少し不気味に思えて司教に尋ねた「リューデルさん…貴方は何故私達の家族を殺さなかったのですか?貴方は一体何を考えているのですか。」
少女の母は少し怯えながら聞いたするとリューデルは「では逆に、あそこの少女は何か罪を犯したのでしょうか?別に属性が禁忌に触れていようが罪のない善人は普通に生きるべきだと私は思います。ですが他の司教には合わせたら駄目ですよ。」
少女達はかなり歓喜していた狂気に染まっていない司教は幻のような存在であるからだそして半年が経ち少女と司教は親友のような存在になり片親天使とも親友以上の仲になった幸せとはこのようなことを言うのだろうそして秋が来たそう、担当司教が変わる日だ今回も前のようにいきなり現れたリューデルは今村を出て行こうとしたがリューデルは立ち止まいこう言い放った「逃げてください!今すぐに!」2人はいきなりそんなことを言われ戸惑っただがリューデルは既に2人からは信頼されていて言う通りにしたそして逃げただがもう1人の司教がゲートを使い目の前に現れた「おやぁ?これはこれは禁忌じゃないか久しぶりに見かけたよ、」すると手を突き出そうとしたその瞬間リューデルにその司教は吹き飛ばされ潰された「2人とも大丈夫ですか!良いですかアイツはこれくらいでは死なない、さぁ!逃げて!」するとリューデルは白色に染まった「どうしてだい?僕は君の仲間君に危害も与えてないつもりだよ?なのに何で僕を殺そうとしたのかなぁ?」
「うるさい!そんなことはどうでも良いさぁこの村から出ていけ!」リューデルは少女を全力で守っただが少女と親は斬られていた「リューデル君はどうやら疲れてるようだね禁忌は殺したからさっさと次の担当の場所に行けば?」リューデルはこの無力さに絶望したあんなにも仲の良かった者達が目の前でこんなにもあっさりと殺されてしまっただがリューデルはここで対抗したら死んでしまうあの2人達はきっとそれを望んでいないと思ったそして次の街へ、そこは大都市だっただがその日その大都市の神のような存在が殺されたその日に来た司教が犯人にされて殺されてしまいそうになるが逃げたここで少しでも力を出すと一般人を巻き込んでしまうからだそしてリューデルは最終的に教皇にも見捨てられ殺されてしまう今までリューデルは人のためにずっと善意を尽くしてきただがここまでの人の悪意により何かが綻び命が尽きたとも言えるリューデルのあの悲しみはなにものにも変えられないあの少女の命を未来まで連れて行こうとしたのにあそこまであっさりと…〉というのがリューデルさんの人生私なんかよりもっと劇場のような人生を歩んでいますよねあと何故名前が流出したかは村の中では本名で呼び合っていたからだもう、リューデルは禁忌やルールなんて知ったこっちゃないんだと思っていましたね」
「その話を聞いて思ったんですがもう1人の司教は残酷以前の話ですね最低でも命を何とも思っていなさそうで…そんなのがこの世に生きてたら絶対に駄目だ!」
「まぁ通常の司教がそれなんですけどね、そういえばリューデルさんの叶えたかった願いはその少女を幸せにすることだったんです」
「…」
「ありがとうございますおかげで司教を躊躇いなく殺せます。俺がそんな集団潰して見せますリューデルさんの意思を背負い」
続く
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