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あれから何年たっただろう。
私の愛する彼女が消えてしまってから…
ビル
私は許さない。
必ず見つけだして
A県n市虚町にあるカフェ(デステニー)の店主である島川秘同は今日も朝7時に店を開けた。
いつもどうりの若い男性が開店と同時にドアを開ける。
「いらっしゃいませ」
その男はいつものように同じ席に着きいつものように同じ飲み物を頼む。
いつものように
だが、この日はいつもとは少し違っていた。
「マスター知ってます?」
「何をですか?」
「江戸ビルっていう殺人鬼ですよ。
今朝、捕まったって」
私は知っていた。なぜなら昨晩、彼は私のもとを訪れていたのだから。