閲覧いただきありがとうございます!AYAです!
本日、長編作の2本目になります!今回、暗めのお話となっております。最後はハッピーにするつもりですが…。それでもいいよという方は、ぜひご覧ください!
Profile
大森元貴(❤️)
28歳
ボーカル/ギター担当
若井滉斗(💙)
28歳
ギター担当
藤澤涼架(💛)
31歳
キーボード/ピアノ/フルート担当
※これは、過去のお話です。❤️・・・・17歳 💙・・・・17歳 💛・・・・20歳
StaRt
僕の親はいわゆる毒親だった。僕のことに関心がなくて、服すらも買ってもらえなかった。何をしても褒めてくれなくて、怒鳴ってくるばかり。女の子が欲しかったのに、男の子が生まれたからだろうな…。もう高校生だけど、学費すらも払ってくれない。それでもバイトを毎日して、高校に入るためのお金も貯めた。それでもう、こんなところにいたくなくて、上京した。
💛(えぇ〜…。人多すぎでしょ…。都会ってこんなに人いるの!?)
ずっと長野にいたから、東京での友達も当然いなくて、誰にも頼れなかった。孤独だった。帰りたいとも正直思った。でも、あんな親のところに帰りたくもなくて…。高校に行って、音楽のことも詳しく学んで、将来につなげたい。そんなこんなで彷徨っていたとき、ある少年に声をかけられた。
??「あの…」
💛「……?ぁ、な…なんでしょうか…?」
??「バンドとか…興味ありませんか?」
💛「……え?」
??「僕と組めば、99%メジャーデビューできるから!!」
💛「え……え…?」
(でも…音楽関係の仕事は…してみたかったし…こんなに自信があるんだし…)
「いいよっ!!」
??「!!本当ですか!」
💛「はい!ぜひやらせてください!」
??「よかった…あ、僕…」
❤️「大森元貴と言います。もう1人メンバーがいるんですけど…。スタジオにいるので、案内も兼ねて、紹介もしますね!」
💛「あ、ありがとうございます…!僕…あの…藤澤涼架と言います!」
❤️「よろしく!!」
こんな…人と…語り合えることって…こんなに楽しかったんだ…
❤️「たっでぇまぁ〜。戻ったぞ〜」
??「あ。おかえ………誰?」
💛「ぁ…えっと、藤澤涼架といいます!」
❤️「俺がバンドに誘ったんだ。よろしく!あ、涼ちゃん、こいつ俺の中学からの同級生。若井滉斗ってやつ」
💙「あ、あぁ…よろしく…」
💛「……w」
納得いってないよな。絶対。急に来るんだもん。知らない人が。そりゃそうなるよ。
💙(俺は…元貴と一緒に…幼馴染同士でやっていく、頑張ると思ってたのに…。俺は1回解散したのに、なんであの人は…。俺のビジョンじゃねぇな…)
僕は、若井くんと、距離があった。お客さんからは、「あのキーボード、本当に必要?」って言われてたの、僕は知ってるよ。熱量の差があることも、技術も、何もかも、君たちのほうが上ってことも知ってた。でも、せっかく声をかけてもらったのに、信頼できる人ができたのに、”失いたくない”、”失望されたくない”、”2人に追いつかないと”とか、色々考えちゃって…
💛「……僕は、誰にも必要とされてないんじゃないかな…w」
どんどん自分を追い込んでしまった
to be continued…
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