キーンコーンカーンコーン
予鈴と同時くらいに
教室に入る。
早起きしてたけど、何故か登校時間ギリギリなのです☆
佐藤「安定のギリセーフだね美貴」
『安定のねww今日早起きだったんだけどなんでだろ』
佐藤「早起き?こりゃまた珍しいね?」
『ふふーん実はね………』
昨日のあれやこれやを佐藤氏に話す。
佐藤「ええ〜!?まじで!?孤爪くんと!?」
ゲームしながら寝落ち通話してただなんて、
我ながら青春してるなって思っちゃう
『うん……///』
それにね、
気づいたことがある。
『あとね、実は……///』
研磨の事が好きになってしまった事。
コショコショと小さな声で佐藤氏に耳打ちする。
佐藤「えええええ〜!?あんたまじか!?
えええ〜〜〜!!!?」
予想以上の反応ありがとう親友よww
『ふふふ、これから頑張るね』
佐藤「おう〜ほんと頑張れよ??」
と
ガラッ
研磨が教室に入ってくる。
佐藤「あ、噂をすれば」
佐藤氏はニヤニヤしながら私を見つめ
佐藤「頑張れ〜〜」
と、手をフリフリして自分の席に戻った____
頑張れ、と言われましても、。笑
自分の気持ちを話したからかな
ドキドキドキドキ……
『研磨ッおはよー……///』
「ん、おはよ」
ニコリと私に笑いかける研磨。
う゛っ///
思わず バッと顔を手で覆う。
「?、美貴どうかした?」
『いやいやいや……wなんも?///』
ひょわ〜///
好きと自覚したら笑顔超キラキラして見えたわ
直視出来ん///
「あ、今日クロがごめんね」
『あっあぁ〜全然!大丈夫だよ
あの後大丈夫だった?朝練 』
「うん、大丈夫」
『いつも黒尾さんが迎えに来てくれるの?』
「うん……、まあたまに?」
『あはは、そなんだね。仲良しだね』
「そんなんじゃないよ……ただの幼なじみってだけ」
『あは、いいね幼なじみって』
「そうかなぁ……疲れるだけだよ」
『あはは!疲れるって!黒尾さん悲しむよ〜?』
「……クロは悲しむとかそんなの無さそう」
『黒尾さんをそんな心無い人だと思ってんの!?w』
「うん……、思ってる」
『あはは!それ聞いたらきっと悲しむよ〜w』
「ううん、クロは悲しまないよ」
『あは、どんだけなのww』
普通に会話できてる私!上出来!
だがしかし。
「てかさ、さっきからなんで顔隠したままなの?」
『へ?』
顔を手で覆ってそのまましゃべってた私。www
「顔、見せてよ」
『ええ!?///』
予想外の言葉にさっきまで普通にしゃべれていたはずなのに、また心臓の音が聞こえる。
「手、邪魔……」
そう言って研磨は
私の手首を触り____
手を剥がそうとする____
けっ研磨くんが触れてる!?///
むりむりむりむり〜///
『だっダメ!……ッ今日化粧失敗したの!』
「そんなの男の俺に気づくはずないよ」
『だめッ!もう無理だってば!///』
頑張ってみたものの
抵抗及ばず____
「……力強いね、美貴…」
『研磨だって……』
研磨の手はしっかり私の両手首を掴んでて…
私は思わず目をそらす____
///
「ねぇ、…なんで顔真っ赤なの?」
『そッ…///』
バレてしまったのが恥ずかしくて言葉が出ない
「ねぇ、」
す、少しだけなら研磨の顔見てもいいかな
す、少しだけね!?///
チラッ
と
研磨の方を見ると____
『あれ?研磨も顔、真っ赤じゃん』
「ッ……///そうだよ、、だから隠さないでって言ったのに」
なにそれ。
なんなのそれ。
『……そんなの反則だよ///(ボソッ』
「ん?」
『……顔赤いの一緒だなんて、、それって……』
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
なんともまあ、いいタイミングでチャイムが鳴る。
「…あとでね、美貴」
研磨は手を離し、
照れくさそうにはにかんで微笑む。
『あっ……えっ、はい///』
思った以上にキモイ返事をしてしまったなと後悔しながら
先生「はーい、静かにしろ〜HR始めるぞ〜……」
前を向く私であった____
コメント
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研磨かわいい!💞 続き待ってます!