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___ 翌朝。
母「美桜、翔太くん!はい、お弁当。朝ごはんもできてるから食べてー!」
翔太「ありがとうございます!いただきます…!」
美桜「…。ネムイ(´・ωゞ)…顔あらってこよ…」
母「美桜ったら…ほんとに…」
翔太「あ、俺帰りは19時半くらいになります!」
母「そう、わかったわ!」
翔太「ごちそうさまでした!行ってきます!」
母「え?もう?早いわね…行ってらっしゃい…!気をつけてね!」
美桜「…ふぅ…いただきます…」
母「翔太くん、もう行ったわよ?」
美桜「…ふーん…。まぁ、進学校ならね…」
私は私立の、偏差値も普通より少し低いとこ(笑)
彼は県立でもトップ争うようなレベル高い進学校。
美桜「おごちそうさまでした!あ、お母さん、私今日部活だから遅くなるよー?」
母「あ、そう、わかった!」
美桜「じゃ…行ってきます!」
母「いってらっしゃ~い!気をつけてね!」
___ 部活帰り…
陽莉「じゃ、また明日ね!!」
美桜「うん!また明日ね…バイバイ」
友人と別れて、角を曲がりしばらく歩き、公園にさしかかったところで、後ろから知らない男性に声をかけられた…
男「すみません…」
美桜「は…はい…」
すると。いきなり男性は私の腕を掴み
男「女子高生が一人じゃ危ないよー、だから送ってあげるよー!ね?」
といって、つれて行かれる…、
美桜「いや…大丈夫です…!すぐそこなので…」
男「いいから…!ね?」
美桜「いやっ!離して!いやっ…誰かっ!誰かー!助けてー!」
男「うるさいな…、黙れ…黙らないと殺す…!!」
男は、そう脅してきた…
その割に、刃物などの凶器はなさそうに見える…
美桜「いやー!!だれか!!警察ー!」
男「おまっ!いい加減しろよー!」
そういって、殴りかかってきた男。
私がさっと避けると…
男は、「くっそ…調子にのりやがって…」
と、また殴りかかってきた…
次の瞬間…私はバランス崩して地面に倒れてしまった…
殴られはしなかったものの…わたしの上にまたがる男。
男「お遊びはここまでだよ、お嬢さん…」
美桜「いやっ…!!やめてっ!!」
男は、覆いかぶさり…首筋をなめてきた。
両手を頭の上で抑えられ…
わたしは抵抗する術がなく…、
必死にもがくしかなかった…
美桜「やだっ…気持ち悪っ…(泣)」
男「すぐ気持ちよくしてやるよ…」
そう言って…服の上から、触られた…
その時だった…
??「美桜ちゃん!!、美桜から離れろ!」
男「何だよ。ガキ。邪魔すんな」
ドンっ!
体当たりして男を突き飛ばす人…
??「美桜ちゃん、大丈夫!?」
こ…この声…
美桜「え?し…翔太くん…!?(泣)」
翔太「美桜ちゃん…大丈夫?」
男「くっそ…」
それだけ言い…男は去っていった。
翔太「大丈夫?歩ける?」
美桜「うん…ありがと…」
ほんとは足ひねったみたいでちょっと痛かったけど…
歩いた。
少し距離取りながら…
美桜「あの…」
翔太「ん?」
美桜「父と母には言わないでください…心配かけたくないから…」
翔太「でも…怪我してるでしょ?」
美桜「…自分でコケたことにします…」
翔太「わかった…。とりあえず乗って…」
そう言って彼は私に背を向けた…
美桜「いや…大丈夫…歩けるから…」
恥ずかしさと、さっきのことで、誰かに触られるのがいやだった…
翔太「…あのさ。あんなあとだから怖いと思うけど…足ひどくなると困るでしょ?」
美桜「…。だ…だけど……」
翔太「はぁ…もういい…悪いけど家まで我慢してね」
そう言って彼は私を簡単にお姫様抱っこし…歩きだした。
美桜「ちょ…///大丈夫だって…、おろしてよ!」
翔太「んとに、ちょっとは大人しくしなよ…」
美桜「だって…」
翔太「話していいの?」
美桜「…ゔっ…それは…」
翔太「だったら黙ってて。」
ズルい…。
ってゆか近い…
美桜「…重たくない?」
翔太「めっちゃ重たい…」
美桜「えっ!?」
翔太「嘘だよ(笑)軽いくらいあるよ…ちゃんと、食べな?」
美桜「もうっ!!」
帰宅後…母は驚いていたけど、深くは聞いてこなかった。
すぐさまお風呂へ…
やっと一人に…
首など、触られたとこを、何度も何度も洗った…
気持ち悪くてたまらなかった…
美桜「…グスッ(´;ω;`)ウッ…」
シャワー浴びながら泣いた…。
お風呂上がり…
あまり食欲はなかった。
母からは、食べないことを不思議がられたから、ダイエットといってごまかした…
部屋まで行くのが面倒で…
リビングで宿題していると…
翔太くんがやってきた…
翔太「足…大丈夫?」
美桜「あ…うん…まだちょっと痛むから…部屋行くのが面倒で(笑)」
翔太「明日病院いったがいいんじゃない?」
美桜「朝次第かな…」
翔太「そだ…連絡先交換して?」
美桜「あ…うん…」
翔太「帰りはいつも今日くらい?」
美桜「あ…だいたいは…部活ないときはもうちょっと早いかな」
翔太「わかった…帰るとき、連絡して。」
美桜「え?」
翔太「今日みたいなことあるとあれだから…」
美桜「だ…、大丈夫だよ…。」
翔太「いいから。わかった?」
美桜「…うん…」
意外と過保護なんだろか…(笑)
翔太「ね…」
美桜「なに?」
翔太「ここ間違ってる…」
美桜「え?なんで?」
それからしばらく翔太くんに宿題をみてもらい…わからないとこは教えてもらうようになった…
登下校も一緒に…
自然と家でもリビングで一緒に過ごしていた…
母「なんか二人…最近一緒にいるね?なに、もしかして…」
美桜「ち…ちがうよ!何いってんの?急に!」
母「えー…なんか怪しい…、どうなの?翔太くん!」
翔太「いや期待にそえるようなことは…残念ながら、なんもないですよ(笑)」
母「なんだー(笑)まぁ仲がいいのも悪くないしね(笑)」
期待にそえるようなことは…って、なんなのよ!もう!