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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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もうすぐ定期考査。

そう…テスト…

一応勉強してんだけど…理数系苦手な美桜


翔太に聞こうかとおもった美桜。だけど、まだ帰ってきてない


美桜「はぁ…」

母「なに…そんなおっきなため息…」


洗濯物を畳みながら母は言う。


母「もうすぐテスト?最近よく勉強してるみたいだけど…」

美桜「うん…でも理数系が全然わかんない…」

母「翔太くん、もうすぐ帰って来る頃じゃないかしら…」

美桜「ん…さきにお風呂入ってくる…」


そう言って美桜は気分転換にお風呂に入ることにした。



美桜「はーさっぱり!」


お風呂から上がった美桜。

リビングにいくと、ダイニングでは、帰ってきた、翔太が夕飯を食べていた…


美桜「あ、翔太くんお帰りー」

翔太「ただいま」

母「あ、そうそう、二人とも、もうすぐテストなんでしょ?」

翔太「はい…だから、7限目の授業が長いんですよね…」

美桜「進学校って…大変だね…」

母「翔太くん…美桜に勉強教えてくれない?」

美桜「いや…、でも翔太くんも勉強しなきゃでしょ…」

翔太「別にいいですよ?一緒にリビングでやる?」

美桜「いいの?めちゃくちゃ聞いちゃうよ?(笑)」

翔太「全然(笑)たべたら風呂はいってくるから、それからね!」





翔太「で…ここは…」

美桜「ん…よくわかんない…」

翔太「んじゃ、もいっかい。ここらやってみて?」

美桜がやってると…

翔太「ここは…解けるじゃん。で、これを…こう…」

美桜「あ。なるほど!わかった!」


教えてもらいながら、一生懸命勉強する美桜。


きづいたら…


美桜「あれ?翔太くん勉強は…」

翔太「あ、うん。やるよー?」


そう言いながらも、しばらく美桜の勉強する姿を、みてる翔太。


翔太「美桜ちゃんて、そのシャーペン好きなの?」

美桜「え?あ。うん…書きやすいから…あと。色が何色かあって…ほんとはくすみブルーの、シャーペンが、好きだったんだけどさ…」

翔太「それって…これ?」

美桜「え?あ。うん!翔太くんもつかってるの?」

翔太「ん…つかってるってゆか、お守り…かな」

美桜「へー…私、知らない男の子に貸しちゃってそのまま帰ってこなくて…」

翔太「えっ?」

美桜「中3の夏に体験入学でさ…」

翔太「そっか…」

美桜「買い直そうと思ったけど…」

翔太「でも、これ限定品じゃなかった?」

美桜「そう。その夏の限定色だった。売り切れてたの…」

翔太「そっか。そんな大事なのをなんで貸したの?」

美桜「わかんない…なんか渡しちゃった…」

翔太「そっか…」

美桜「さ、勉強!」







定期考査終わり数日後…


学年順位が、発表された…




美桜「え…!?」


まさかの、学年首位。  今までは、真ん中くらいだった…



その後、答案用紙が、返ってきた…

英語でつづりを間違えたくらいで、苦手な理数系はまさかの満点だった…


陽莉「美桜…どしたの??学年首位だなんて…」

美桜「えっ…まぁ、勉強したとこがあたったみたいな?」



結実「美桜。ちょっといい?」

美桜「え?うん…」

くすみブルーシャーペンの男の子

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