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カランコロン
「いらっしゃいませ。なんでも屋にようこそ」
街中にひっそりと建てずまうとある一軒家
その建物は3階建てで、どこか不思議な雰囲気に包まれていた。
プルルルルルルルッ ガチャ
一室に電話のコール音が響く
窓際に座る長身の青年が電話を手に取った。
「はい。こちらなんでも屋。どう言ったご要件で?」
『なんでも屋、ほんとに何でもいいんですか?』
電話越しから聞こえるのはおそらく女性
微かに子供の声も聞こえる。どうやら母親のようだ。
『実は明日、一日家を空けるのでベビーシッターをと、思いまして…』
「…そうですか。わかりました。何時から何時まで~~」
ガチャ
青年は電話を切り椅子に座り直した。
「森神〜。仕事だぞー」
「はいはぁーい!今からですか!?」
「明日だ。朝8時から夕方7時まで。予定に入れとけ」
「わっかりましたー!あ、そうそうカイさん!ポストにいろいろな手紙は言ってましたよ!回収してください」
「チッ、わかった。」
──────────彼らはなんでも屋。
─────────もの探しから人殺しまで何でもござれ
なんでも屋へようこそ──────────