テラーノベル
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これもしんれんさーい!
どうでしょ~か!
いるらんです!
これは…どうかな?
でも、いっか((
では、お楽しみを!
…?
まだ夜が少しだけ残っているような、暗い朝だった。
カーテンのすき間から、うすい青色の光が部屋に入りこんでいる。
いるまは、ベッドの上で目を開けていた。
目覚まし時計が鳴るよりも、ずっと前から。
天井をぼんやりと見つめながら、静かに息を吐く。
「……朝か。」
小さくつぶやいて、体を起こした。
古いベッドが、ぎしっと音を立てる。
部屋は静かだった。
でも、その静けさは、いつも長くは続かない。
廊下の向こうから、足音が聞こえた。
ドン、と何かを置く音。
続いて、低い大人の声。
その瞬間、いるまの肩がびくっと揺れた。
何も言われていないのに、体が勝手に反応する。
もう、ずっと前からこうだった。
怒鳴り声。
重たい空気。
息がつまるような家の中。
それが、いるまの日常だった。
(……今日は静かだな。)
そんなことを思いながら、ゆっくりとベッドから降りる。
制服に着替える手つきは慣れていて、ほとんど音を立てない。
鏡の前に立つ。
そこに映る自分の顔は、少しだけ疲れて見えた。
目の下に、うっすら影がある。
「……別にいいか。」
ぽつりとつぶやく。
どうせ、誰も気にしない。
それに、気づかれたくもない。
いるまは鏡から目をそらした。
朝ごはんは食べない。
キッチンに行くと、親に会うかもしれないからだ。
静かに部屋を出て、玄関へ向かう。
靴を履きながら、耳をすませる。
家の奥から、また声が聞こえた。
何を言っているのかは、よく分からない。
でも、その声の調子だけで、空気が重くなるのが分かる。
いるまはドアノブを握った。
「……行こ。」
小さく言って、そっとドアを開けた。
外の空気は、ひんやりしていた。
朝の町はまだ静かで、人も少ない。
空は少しずつ明るくなり始めている。
その空気を吸いこんで、いるまは少しだけ肩の力を抜いた。
家の外にいる時間だけは、少し楽だった。
学校までの道を、ゆっくり歩く。
ポケットの中にはスマホ。
取り出して画面を見る。
通知は、何もない。
「……だよな。」
苦笑するようにつぶやいた。
友達がいないわけではない。
でも、深く関わることはない。
それが、いるまの決めた距離だった。
仲良くなればなるほど、聞かれることが増える。
家のこと。
生活のこと。
親のこと。
答えられないことばかりだ。
だから——
近づきすぎない。
それが、一番楽だった。
学校の門が見えてくる。
生徒たちの声が、だんだん大きくなる。
「おはよー!」
「昨日の動画見た?」
楽しそうな声。
笑い声。
いるまは少しだけ目を細めた。
(朝から元気すぎ。)
そんなことを思いながら、教室へ向かう。
ガラッ。
ドアを開けると、クラスのざわめきが広がった。
いつもの朝の光景。
友達同士で話す生徒たち。
机の周りに集まって笑っているグループ。
その中で、ひときわ明るい声が聞こえた。
「おはよーーー!!」
教室の真ん中。
元気に手を振っている男子。
らん。
クラスの人気者みたいな存在。
いつも笑っていて、周りに人が集まる。
いるまとは、まったく正反対のタイプだった。
そのらんが、ふと入口のほうを見た。
そして、いるまに気づく。
「あ、いるま!」
名前を呼ばれて、いるまは少しだけ眉をひそめた。
(なんで気づくんだよ。)
らんはニコニコしながら近づいてくる。
「おはよ!」
「……おはよ。」
短く返す。
それだけのつもりだった。
でも、らんはその場を離れない。
じっと、いるまの顔を見ている。
「……なに。」
いるまが言うと、らんは首をかしげた。
「いるまさ。」
「ん?」
「ちゃんと寝てる?」
突然の質問だった。
いるまの心臓が、どくっと大きく鳴る。
「……は?」
思わず聞き返す。
らんは笑いながら言った。
「いや、目の下ちょっとクマあるなーって。」
「……。」
いるまは視線をそらした。
「別に。普通。」
それだけ言う。
それ以上話す気はない。
でも、らんは少しだけやさしい声で言った。
「そっか。」
そして続ける。
「でもさ、無理すんなよ?」
その言葉に、いるまは少しだけ驚いた。
(なんだよ、それ。)
胸の奥が、ほんの少しだけざわつく。
誰かにそんなことを言われたのは、いつぶりだろう。
いるまは何も言わなかった。
ただ、席に座る。
窓の外を見るふりをした。
でも——
心の奥にあるドアが、
ほんの少しだけ、
カチッと音を立てた気がした。
あらすじなの?これ
あと、平均1600文字ぐらいになると思う
内容によっては長かったりも…
一日一話投稿かな~?
たまに、二話かな~
コメント
5件
とっても面白い!! これからも見るね!!!!