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普通の殺人事件..........
書斎には扉一つで窓はない つまり書斎で悲劇が起こっても 誰も気づかない
私は莫大な権力と財産を手に入れた。
しかし家族はおらず1人暮らしだ、仕事も引退した身だから話し相手は
日中に居るメイドぐらいだ。
こんなに年老いてしまった体だと出来ることくらいは日記くらいだった。
無数の本棚と安楽椅子。扉1つ以外には窓もない。
そんな書斎で今日の日記を描き終わり寝室に向かった。
部屋の扉を開けるとそこには見知らぬ男が立って居た。
するとその男が急に私に襲いかかって来た。
一瞬何が起こったかわからなかったが腹部を刺されたのに理解が追いついた。
するとまた男がこちらに走って来たので私は書斎に逃げ込み、
書斎の扉に鍵をかけた。
くそ、財産目当てか! 強盗か。力が入らない。もう助からなそうだ。
しかし男は部屋に入ってくる様子は無かった。
ああそういうことか、、
私は薄れゆく意識の中犯人が捕まらないことを悟った。