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うわヤバいヤバいヤバいついに始まってしまう心の準備しないと(?) レトさん、こわいよねぇ…がんばれレトさん!!!!!!がんばれみんな!!!!!!!!!!

続き待ってました🥳🥳 魔女との戦いが始まりますね、、!!心臓バックバクで見てました!😳次回も楽しみにしてます🥰🥰

起きててよかったー(≧▽≦) 通知来た時めちゃくちゃ嬉しかったです(,,. .,, ) ついに魔女との戦い...:( ;´꒳`;): キヨか一緒に暮らそうと言っているのを私は見逃さなかったぞ(-ω🌟)フフフ
8話目もよろしくお願いします!
スタートヽ(*^ω^*)ノ
4人が集まるので分かりにくくならないように会話のアイコンを入れます。
キヨ 🧑🦰
レトルト 🐺
ガッチマン 🦅
うっしー 🐟
ガッチマンの部屋で三人で作戦会議をしていた時だった。
ガチャ——
扉がゆっくりと開いて 視線が一斉にドアの方へ向く。
そこに立っていたのは——
レトルトだった。
けれど、その様子は明らかにおかしい。
生気を抜かれたような顔で 足取りもおぼつかずふらふらと頼りなく歩いてくる。
🧑🦰「レトさん!?」
キヨが思わず立ち上がる。
レトルトはそのまま力が抜けたように部屋の中へ入ってきた。
すると——
🦅「おー、レトさん!お疲れ〜。俺のばあちゃんの治療、すごかっただろ?」
ガッチマンがニヤニヤしながら言う。
その言葉に、レトルトの肩がびくっと震えた。
何も答えず、 ただ遠い目をしている。
🐟「ご愁傷様….」
うっしーが同情するように呟いた。
🦅「俺のばあちゃんの治療受ければどんな死にかけでも生き返るからな!」
ガッチマンがドヤ顔で笑う。
その横で——
🐟「……死んだ方がマシって思うの間違いだろそれ」
うっしーがぼそっと小声で呟いた。
そのやり取りの間で レトルトはぐったりとしたまま椅子に座り込んでいた。
キヨは顔を引きつらせながら心配そうにレトルトに近づく。
🧑🦰「あ….あの、レトさん。一体何されたの?」
心配そうに覗き込む。
レトルトは魂が半分抜かれたような顔で一瞬キヨを見た後 ゆっくりと顔を伏せた。
🐺「……キヨくん。 何も……聞かないで」
ぽつりと落ちた言葉。
その声音にはどこか絶望の色が滲んでいた。
キヨはごくりと唾を飲み込む。
正直、めちゃくちゃ気になる。
一体どんな治療をされたのか。
でも——
レトルトの顔を見たら聞ける雰囲気じゃなかった。
🧑🦰「あの…レトさん、無理すんなよ?」
結局それしか言えず、キヨは苦笑いを浮かべた。
するとレトルトはうっすらと顔を上げて
🐺「……うん……もう、無理はしない……」
と、どこか悟ったように答えた。
あまりにも弱々しいレトルトの姿に キヨはそっと視線を逸らした。
(……やっぱ聞かないでおこう……)
心の中で静かに呟いた。
空気を切り替えるように、ガッチマンが手を叩いた。
🦅「よし!じゃあ作戦会議始めよっか」
その一言で場の空気が一気に引き締まる。
鳥人族の長であるガッチマンは椅子に腰掛けながらゆっくりと口を開いた。
🦅「俺さ、小さい頃から魔女一族のこと聞かされて育ってるんだよね。だから、ある程度は詳しいよ」
軽い口調ではあるが、その目は真剣だった。
キヨとうっしーは黙って耳を傾け レトルトもぐったりしながら顔を上げた。
ガッチマンは一呼吸おいて静かに話し始めた。
🦅「魔女一族は大昔から存在してて、どの時代でも争いの火種になってきた。 本来なら共存できるはずの種族同士を、疑わせて争わせて潰し合いをさせる」
ガッチマンの声が低くなる。
🦅「で、弱ったところにつけ込んで支配する。」
🐟「……クソだな」
🧑🦰「本当にな」
🦅「しかも、魔女の勢力はかなりでかい。そのせいで昔から苦戦を強いられてきた。」
その言葉に、部屋の空気が少し重くなる。
🦅「でも、その魔女一族を絶滅寸前まで追い込んだ人が過去に1人だけいてさ」
そして、ガッチマンの目線はまっすぐキヨを捉えた。
🦅「キヨ、お前の曽祖父だ」
🧑🦰「……え?俺のひいじいちゃん?」
予想もしていなかった言葉にキヨの目が見開かれる。
ガッチマンは頷く。
🦅「うん。キヨのじいちゃんは人間でありながら獣人、鳥人、魚人の3種族をまとめて魔女を絶滅寸前まで追い込んだ唯一の存在なんだよ。」
自分の知らない事実にキヨは息を呑んだ。
🦅「でも完全には潰しきれなかった。 生き残った魔女達が力を蓄えて——今また動き出してる」
静かな緊張が部屋を満たす。
🦅「つまり今回も同じだ。俺たち4種族で対抗しないと絶対敵わない。今回の戦いでけりをつけるぞ」
その話を黙って聞いていた三人は同時に大きく頷いた。
🦅「そしてな、魔女は決まって満月の夜に現れる」
満月は一一一明日。
4人の視線が自然と交わる。その目にはそれぞれ闘志の炎が燃えていた。
違う種族。
でも—— 目的は一つ。
“魔女一族の殲滅”
そうして作戦会議は明け方近くまで続いた。
早朝
レトルトとキヨは決戦に向けての準備のために一度森へと戻っていた。
そして——
二人だけの洞穴へ。
どこか懐かしい空気が流れていたが その奥に張りつくような緊張が残っている。
言葉少なに支度を終え、二人は布団に入った。
その瞬間——
ぎゅっ。
レトルトが、キヨを抱きしめた。
何も言わず、ただ黙って抱きしめていた。
でも——
抱きしめる腕は小刻みに震え 伝わる鼓動はやけに速い。
(レトさん……言わないだけで本当は怖いんだろうな。一度は魔女の力で死にかけたんだ。怖いに決まってるよな。)
🧑🦰「レトさん….俺、絶対レトさんの事守るから。魔女も絶対滅ぼすから。戦いが終わったら一緒に暮らそう。」
レトルトはキヨを胸に抱きしめたまま「うん」と小さく呟いた。
そして、抱きしめる力が少しだけ強くなった。
キヨはぎゅっと抱きしめ返す。
大丈夫だと伝えるように….。
一人じゃないと伝えるように….。
静かな洞穴の中で——
二人の鼓動だけが静かに重なっていた。
見上げた夜空には—— 大きな満月。
闇を裂くように、白く輝いていた。
その光の下で4人は再び集まっていた。
キヨは拳を握り締め、一歩前に出て強く言い放った。
🧑🦰「魔女一族を……必ず絶滅させるぞ」
その声には、迷いはなかった。
🐺「うん!」
🦅「ああ!」
🐟「おう!」
四人の視線が交わった その瞬間——
風がざわりと揺れた。
まるでこの戦いの始まりを告げるように一一
木々が生い茂る、深い森の中心。
普段なら命に満ちているはずのその場所は
異様な静けさに包まれていた。
動物の気配も、風の音もない。
ただ、重たい“何か”が渦巻いている。
その中心に——
魔女一族はいた。
黒く蠢く影のような存在。
無数の気配が重なり合いひとつの塊のようにうごめいている。
周囲には吸い取られたエネルギーが漂って 光とも闇ともつかない不気味な力が渦巻いていた、
魔女達は ゆっくりとそれを取り込んでいく。
「……あぁ。やっとこの時がきた」
誰かが歪んだ声で笑った。
「あぁ、満ちていく……」
「足りなかったものが……やっと」
ざわざわと、複数の声が重なる。
そして——
その中心に立つ存在が顔を上げた。
『我ら魔女一族の完全復活じゃ!!』
低く確信に満ちた声。
『さあ——始めるぞ!!この世界は我らのものだ!!!』
四種族と、魔女一族。
すべてを懸けた戦いが——
今、始まる。
続く