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#幽霊
凛道桜嵐 新
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#日常
がくじゅつてき・あかげ
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わーい
41
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土曜に引っ越し関連のことを済ませ、日曜。
久々に何も無い休日なので、のんべんだらりと過ごしている。秋は涼しいから肌寒いに変わりつつあり、温かい飲み物が欲しい感じだ。
そういう訳で千歳と二人、テーブルでココアを飲んでいた。
『引っ越し前だけどさ、こたつ出しちゃおうかなあ』
千歳も底冷えを感じている様だ。
「そうだねえ、そろそろこたつかもねえ」
『あとで作っちゃおうかなあ、こたつ。こたつ布団、ちゃんと干してからしまってあるし』
そういう訳で、ココアを飲み終わったあと、千歳はこたつ布団を出してきた。テーブルの天板を外し、布団を乗せ、また天板を戻す。
『よっしゃ、今季初こたつ!』
二人でこたつに入る。
「割とあったかいね、電源つけてなくても」
『もっと寒くなったらつけるか』
半分は俺の体温なんだけど、半分は千歳の体温なんだよな。
俺は、ふと、これは千歳と体温を分け合っているということなんだなと思った。体温を分け合う、いろんな状況が考えられる。添い寝の時、寒いとき、一緒にこたつに入るとき、大変なときにくっつきあって安心できる存在……。
体温を分け合う相手がいるのは、とても幸せなことだ。それ以上のこと、熱をぶつけ合うことを望むのは、高望みすぎるかもしれない。
コメント
1件
おお、847話か…よくここまで紡いできたなあ。そしてこの閑話、めちゃくちゃ好きだわ。 こたつ布団を干してからしまってあるって、千歳のマメさが伝わってくる。そして「半分は俺の体温、半分は千歳の体温」っていう認識、ずっと一緒にいるからこそ出てくる感覚だよな。体温を分け合うって、確かにいろんな状況がある。添い寝、寒いとき、大変なときに寄り添う…。それだけじゃなくて「熱をぶつけ合う」って言葉が、二人の関係性の深さを静かに示してる気がした。 戦闘シーンとか成長曲線が好きな俺でも、こういう温度感のエピソードはガチで刺さる。毎日更新お疲れさまです、がくじゅつてき・あかげさん。次の話も楽しみにしてる🔥