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3 - 二人組

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39

2025年09月28日

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某能力系警察ドラマの登場人物、実氵兄者様のお名前をお借りしています。「nmmn」、「hnnm」の意味を理解している方のみお読み下さい。


パロです。苦手な方はこの小説を閉じて、他の方々の小説をお読み下さい。


ニコラスさんのスペイン語はGoogle翻訳を使用しています。

不自然な点があると思いますが、ご了承ください。


誤字脱字があれば、お手数お掛けしますが、コメントして頂くと幸いです。






清「ここかぁ…」

才「そう、みたいですね…」

清「血の匂いがすげぇな」


才木達が立て篭り犯がいるとする現場へ着いたとき、噎せ返るような鉄のような匂いがした。


葛「中にはまだ生きてる人がいるな」

葛「恐らく……刺された人が三人」

葛「だいぶ重症だ」


才木はまだ血の匂いには慣れていないようで、顔色が青白くなっていた。

それを清川は横目で見ていた。


清「行くかぁ?」

陣「お、キヨちゃん殺しに行く?」

才「殺しちゃ駄目です!」


いつまで経っても「殺しては駄目」という才木に、陣内は納得いってないようで、不貞腐れた顔をしていた。

柴原は「またっすかw」と、綿貫は「子供みたいね…」と、小声で そういって呆れていた。


清「ま、行こーぜ」

清「こうやってる間に死ぬ奴いるかもだし」

陣「俺は才木が五月蝿いので、留守番しマース」

才「えぇ…」

柴「あの人が教育係って可哀想だな…」

綿「教育してないでしょ」

陣「光ちゃんヒドイ!」


いつもより高い声で、持ち前の演技力を駆使して、いつものように巫山戯る

その中清川と、才木は何処か嫌な予感がしていた。


清「はい、降参しろー」

才「手を上げて下さい!!」


清川は、自慢の長い足を使って、思い扉を蹴り飛ばし、銃を構え犯人に向ける。

才木は、成るべく犯人を傷付けないよう、慎重に敵意がないようにしていた。

綿貫と柴原は後ろから着いてきていた。

しかし…


?「へー、君か」

?「気を付けろよ」


扉は、二人組が入ってきた瞬間閉められた。

その声は特捜課の人間の者ではなく、高めの声と、低音の声がした。

まるで普通に会話しているはずなのに、空気は痛くて、緊張が走っていた。


?「お前、ドーパーやな?」

犯「だから何だ!」

犯「とっとと〇〇だせよ!!」

?「おーおー、怖い怖い」


犯人は興奮状態であり、いつ異能力を使うかも分からない状態だった。

謎の二人は、冷静で淡々と、銃を突き立てていた。


清「だ、れだお前ら」

?「……あ、?」

?「名を聞くんだったら、先に名乗るのが」

?「礼儀なんじゃねぇのか?」


清川のやっと出た声は、いつもの声と大きく違い、小さな弱々しい声だった。

才木はそんな清川を見て、目の前の二人組が自分たちでは足元にも及ばないと、本能がそう言っていた。


清「特捜課の清川だ 」

?「………」

?「ふっ、青二才が邪魔してくんじゃねぇ」

?「よッ!!」


二人組の低音の声をした方が、突然どこから取り出した。

それは、剣身が深緑に光る日本刀のような形をした剣だった。

それを清川目掛けて振りかざす。


清「ちッ!」

清「爆ぜろ゛!!」


清川がそう叫ぶと、清川と低音の男との間に、爆弾が爆発したように火花が飛び散る。


?「あ゛ッつ!?」

清「才木は゛…犯人かく゛、ほ゛ッ!!」

才「ッ、はい!」


低音の男が怯んだ隙に、清川は才木の方へと向き、大声で叫ぶ。

清川の声は確かに枯れていたが、それでも才木は聞き取る。

才木が引き篭もり犯に向かって走っていくと、目の前に刃物が通り過ぎた。


?「やらせるかよッ!」

清「邪魔すん゛じゃ、ね゛ぇ!」


二人が熱闘している隙…

ある一人は誰にもバレないように、好きを狙う獣の目をしていた。


?「BAN」

清「ぃ゛……、あ゛ッ!?」


弾丸が清川の左肺辺りを貫く。


清「ご、ふ゛ッ……」

才「清川さんッ!」

清「こ゛、ろすッ゛!」


清川の目が深紅色に染まる。

表情は何処か様子が可笑しく、三日月の形をした口と、興奮しているような顔だった。

手で顔全体を隠し、体を丸めて…


清?「はははッw」

清?「あはは゛は゛はッw!!」


壊れたように笑っていた。

この作品はいかがでしたか?

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