テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「はぁ…はぁ…」
走った。
「…言葉先輩!!」
俺は叫んで、言葉先輩を、呼び止めた。
その叫びが聞こえた。
言葉先輩は、振り返った。
「何?」
その声、言葉には感情がこもっていない。
「要くんは、私の邪魔をするの?」
言葉先輩は、俺に手を向けた。
「ついて来ないで!」
手を向けながら、叫んだ。
「嫌です!!」
間髪入れず、言った。
言葉先輩が、睨んだ。
「黙れ!!」
言葉先輩から、初めて聞いた。
本当に乱暴な言葉。
「っ…」
心が傷んだ。
拒絶。
知りたくて来たのに…。
「君は、知らなくていいよ…」
言葉先輩は、そう言って。
走り去った。
言葉視点。
「…要くん…悪いけど、私の復讐に手を出さないでほしいな…」
そう、誰もいない場所に、言った。
そして、顔をあげると凛先輩がいた。
「凛先輩!…戻って来れたんですか…」
だって、口裂け女に、自分の子供を殺されたのに。
「あぁ…うん、もう大丈夫…ただ、口裂け女が、出たんでしょ?…手貸すよ…絶対殺そ」
手を差し伸べて来た。
「そうですね…」
私、言葉も、口裂け女に…家族を殺されたから…
まぁ…家族というか、一族だが。
私の一族は、能力を喰らい、所持する一族。
その一族を恐れた怪異達は、滅ぼす為に、様々な怪異を送り込み、殲滅した。
一族の生き残りは、私を含んで2人
「…口裂け女を殺しましょう」
拳を握る。
その瞬間、後ろから…感じては行けないものを感じた。
「…は?…」
後ろにいた。
口裂け女が。
「私キレイ?キャハハw」
狂気じみた笑い声をあげていた。
完全にあいつだった。
私は、完全に…頭にきていた。
この声を聞いただけで、虫唾が走る。
「知らねぇよ!」
口が荒くなる。
興奮状態だ。
殴る。
顔面を…
だけど、効いていない。
「もう一度聞くわ…私キレイ?」
ハサミを振り。
空を切った。
私は、少し切れていた。
体から血が吹き出た。
そんな時、凛先輩の声がした。
「キレイじゃないよ…」
凛先輩が、最悪回答をした。
「ぁ”?」
口裂け女が、睨みを効かせる。
「もう、お前終わりだよ…」
手に炎を纏っている。
「私の能力は、怪異にだけ効く炎を出せる…怪異特化の能力…まぁまだあるんだけど…」
自分の能力を、ペラペラと説明している。
「まぁ、とにかく、お前に当たれば…お前は確死」
そして、炎を纏。
一気に近付く。
「はい、終わり…」
そう宣言した直後…
「お前こそな…」
グサッ!何かが刺さる音がした。
「は…?」
驚きが隠せない
腹がえぐれている。
「がはぁ… 」
血が溢れる。
「み…見えなかった…いつハサミが、刺さった…?」
コメント
1件
第3話、読んだわ。 言葉先輩の「知らなくていいよ」と去っていくシーン、めっちゃ胸にきたよ…。主人公の「嫌です!!」って叫びに心が傷んだってとこ、感情が痛いほど伝わってきた。 凛先輩が戻ってきて「絶対♡♡♡」って言った展開は熱かったけど、直後に口裂け女が後ろにいるっていう絶望感がヤバかった。能力バトルで盛り返したかと思ったら、視界から消えたハサミで刺されるオチ——ここで終わるのかよ🔥 続きが気になりすぎる…!
46