阿部はグラスをテーブルに置き、俺の太ももに軽く手を乗せた。
「じゃあ、ベッド行こっか」
「へ?」
「ほら、俺たち友達だから。友達なら流れでこうなることもあるでしょ」
「……は? なに言ってr……」
「ねーえー、せっかくだしさ、相性くらい試してみない?」
阿部は甘えた声で笑みを浮かべ、太ももを指でなぞっている。
けれど次の瞬間、目の奥の光がふっと消えた。
「……なに、怖いの?」
「……あんた、そういうの上手いよな」
深澤は小さく笑った。
「だって、辰哉が面白いんだもん」
阿部は肩をすくめる。
「別に無理にとは言わな——」
言い終える前に、深澤は阿部の手を取った。
「……行くんだろ、ベッド」
言葉より先に身体が動いていた。
深澤は阿部の一瞬の隙を逃さなかった。
阿部が腕を振り払おうとする間も、迷わずベッドまで歩を進め、勢いよく押し倒す。
ドン、とベッドに仰向けに倒れた阿部の上に、深澤はそのまままたがった。
「え、ちょ、辰哉……?」
深澤はワイシャツのボタンを外しながら手を滑らせる。
「ここ、敏感そうだね」
ぷっくりと期待しているかのような胸の膨らみをそっと撫でると、阿部は息を詰めて身を震わせた。
「……あ!や、やめ、」
「んー?やめてもいいの?もっと気持ちよくなれるのに?」
丁寧に舐めて丁寧に愛撫する。
「あっ……あ、あん……」
阿部は甘く喘ぎ、目を閉じる。
「ふふ。……感じるの、上手だね」
言葉にした瞬間、阿部は頬を赤らめると唇を震わせながら
「…そ、そんなこと…な、い……」
深澤は声を落として、耳元で囁くように続ける。
「脱いで」
阿部は真っ赤になりながら、パンツ姿になると懇願するように深澤を呼ぶ。
「あ、あ……た、辰哉……」
「もっと俺の手で気持ちよくなって」
深澤は腹から足の付け根に向かって滑らかに愛撫していく。
「ここ?それとも、ここ?」
「あっ、ああっ……や、……」
「気持ちいいでしょ、俺の手。いい顔してる」
そのまま深澤は阿部の脇腹にキスをすると 腰骨に沿って甘噛みしながらゆっくり舌で愛撫する。骨の出っ張りに触れるたび、阿部が小さく身を震わせるのを感じながら、深澤は下腹部へと舌先を這わせていく。腰のラインを辿るようなその動きに、阿部の息遣いが次第に荒くなった。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「阿部、もう我慢できないね……」
阿部は体を震わせ、唇をかすかに噛む。
阿部の反応を楽しむように、深澤の手はさらに中心へと滑り込み、テラテラと濡れる先端に触れる。
阿部は腰を振って喘ぐ。
「ああっ、あっ、あんっ……」
「もっと感じて……声、聞かせて」
阿部は深澤に体を委ね、翻弄されながらも深澤の手つきに夢中になる。
「あぁ!あ!あ!い……いく!!!!」
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💜💚なの!?!?😳😳