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お前ら役立たずなんだよ!

そんなくだらないことでおれらの時間を無駄にするな!


「パキッ」

何かが壊れるような音がした。

横を見るとうたいが首を横に振った。

おどろく「、、、」

今までしてきたことはなんだったんだろうか、自分を望む者のためにしてきたことは。



この世界は人と獣人が共存している世界だ。

世界で決めた法律には獣人も人も人権を持っている。

しかしある国では戦争のために、幼い獣人を

育てて、兵士として送り出そうとしている。

そのための組織‥‥では獣人を人として扱わず、奴隷として扱っている。

しかし、優秀なものは人として扱って、洗脳に近い教育をしている。

1歳から7歳までは丁寧に扱い、7歳以降は教育に専念させ、25歳になったら軍隊に入れられる。


おどろく

(2年前までは全員仲良くしてたのになぁ)



ニグ、あふぇりる、べる、うたい、おどろくは仲良しグループだった。しかし7歳になるとずば抜けて優秀だったニグ、あふぇりるが特別教育を受けることになった。続いてべるも受けることになった。

うたい、おどろくは取り残されたが、ニグ、あふぇりる、べるに追いつこうと頑張っていた。

うたい、おどろくが優秀じゃないわけではない。うたいは頭脳に関してはピカ一だし、

おどろくは一発ではできないが、二、三回で

優秀なものと同等かそれ以上の事が出来た。

しかし優秀なものは全てが優秀だった

悪く言えば器用貧乏、組織の組員やお偉いさんは、特化型ではなく万能型を欲しがったのだろう。


2年後、奴隷として虐げられたものに転機が訪れた。

マフィアの”“のボスしぇいどが獣人の子供を買い取りたいと言ったのだ。

しぇいどが何を思って欲しがったのはわからないが虐げられていた獣人の子にとってまたとない機会だろう

組織のお偉方は奴隷として扱っていたものを売った。



しぇいど「おーwwよろしくな!」

お偉方「いえいえ、こちらこそ」


おどろく(へこへこしてる…こんな奴らのためになんでわたしは今まで頑張ってきたのか…)

うたい「おどろくちゃん、大丈夫?」

おどろく「うん、大丈夫」

うたい「それならいいけど、、、」


あふぇりる・ニグ・べる「おどろくちゃん

うたちゃん!、、、どこに行くの?」


何処かに行くとだけ言って、何処に行くとは聞かされてなかったんだな


おどろく「、、、マフィアのところ。」

(ごめんね、、、あふぇしゃん、

ニグしゃん、べるちゃん)

あふぇりる「、、、帰ってくるの? 」

うたい「さぁ、どうなんだろう」

あふぇりる・べる「、ッ」

べる「そう、、、ッじゃあ、またいつか会おうね

約束だよ!」

おどろく・うたい「うん!」

おどろく(ごめん、、、ごめんここからいつか

助け出すから!)


ふと、周りを見るとそれぞれで固まっていたグループで別れをしている。

全員組織が言う奴隷の子だった。




しぇいど「おー、そろってるかな。

ほらほら!入った入った!」

しぇいみ「お父様、、、また拾ってきたんですか

なんなんですか、人手不足なんです

か?さっさと仕事してください!」

そう言った少女はとても綺麗だった



でも、それよりも、あっと驚いた。子供が大人に意見を言うなんて、いけないことだと言われてきたから、、、

周りも目を点にしている。


しぇいど「こいつはおれのむすめのしぇいみ だ。仲良くしてやってくれw」

しぇいみ「よろしくお願いします」


しぇいみさんが言うには大人も子供関係なしに意見を言うべきなんだそう。

まぁこの〝〃だけかもしれないけれど

といって彼女は肩をすくめた。



うたいさんと約束した。

絶対みんなを助けるって、それまでずっと

一緒にいるって、裏切らないって。


ここで力を付けて皆を

助け出す








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