ごめんなさい!Snow Manを殺し屋グループに変えます。あとこの世界を未来の世界ってことにします。色々変更してすいません。
深澤)じゃあ〇〇行ってくるねー!
佐久間)〇〇ぅ…
向井)行きたくないよー…
宮舘)2人とも行くよー、
向井、佐久間)…行ってきまぁーす、
〇〇)行ってらっしゃーい。
扉が閉まると目黒くんが私の肩にポンッと手をかけた。
目黒)今日は2人きりだね?〇〇?
〇〇)はあ…
私が黙って目黒さんの横を通り過ぎようとすると目黒さんが壁に手をつき私を引き止める。
目黒)ねえ、いいじゃん。今日家誰もいないよ?
〇〇)だから何ですか?
目黒)わかるでしょ?笑
目黒さんが呆れたように笑う。
〇〇)あの、もう行くんで。離れてもらって良いですか?
目黒)そんなに冷たくしなくてもいいじゃん。俺らキスまでしたのに?
〇〇)っ…、//知らないですっ
私は強引に目黒さんの手を押しのけて部屋に向かう。
目黒さんは私の後ろ姿を見つめながら黙って薄ら笑いを浮かべた。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
お昼になって部屋もだいぶ片付け終わり、リビングに降りると目黒さんがソファで本を読んでいた。
目黒)部屋片付け終わった?
〇〇)ええ、大体。お昼どうします?
目黒)あ、良かったら外食べにいかない?
〇〇)え?外ですか?
目黒)うん。ついでに新生活用の物とか買わない?
〇〇)あー、確かに。じゃあ、行きましょうか。
私はパジャマを着替えて下に降りた。
目黒)ん、じゃあ行こっか
私が黙って後部座席に乗ろうとすると目黒さんが驚いたように私を引き止めた。
目黒)助手席乗ってくれないの?
〇〇)え?当たり前じゃないですか、
目黒)俺まだ初心者だから危ないよ?
〇〇)別に良いですよ。その時は窓から飛び降りるんで。
私が後部座席のドアを閉めようとすると目黒さんがぎゅっと私の腕を握りしめた。
目黒)寂しいから…、乗ってほしいの。…ダメ?
〇〇)んっ…//
そんな顔赤くして言わないでよ…。かわいいって思っちゃうじゃん、/
結局私は誘惑に負けて助手席に乗ることにした。
〇〇)仕方なくですよ…、
目黒)〇〇が隣に座ってくれるなんて嬉しいなー、
さっきから目黒さんはずっとニコニコ笑っている。
目黒)あそこだよー、カフェ。
目黒さんが車を止めたのは路地裏にあるひっそりとしたカフェだった。
目黒)ここが美味しいんだよね。
〇〇)へぇ〜、こんなところに穴場があるんですね。
お店の中に入ると店内は明るく、数人のお客さんが座っていた。
田中)あ、目黒さん。久しぶりですね。
田中)そちらの方は…?
目黒)あ、彼女です。
〇〇)はぁ⁉︎違います!
田中)えぇ!そうなんですか、おめでとうございます!
〇〇)違いますよぉ!
目黒)すいません彼女照れちゃって、
田中)良い彼女さんですね。
〇〇)だから違うって…
目黒)〇〇、こちらこのお店のオーナーの田中樹さんだよ。いつもお世話になってます。
田中)いえいえ、こちらこそ。
京本)お客さんですか?
奥から店員らしい若い金髪の男性が出てきた。
目黒)彼は?
田中)あぁ、この前入ったばっかりの新人なんですよ。アルバイトなんですけど。
京本)京本大我です。
目黒)初めまして。
〇〇)よろしくお願いします。
京本)ご注文、何にされますか?
〇〇)じゃあ、このオムライスで。
目黒)僕はアボガドのサンドウィッチで。
京本)お飲み物いかがいたしましょう。
〇〇)あー、大丈夫です。
京本)今ならランチでお得になりますが?
〇〇)結構です。
京本)かしこまりました。少々お待ちください。
〇〇)このお店店員さんも優しそうだし雰囲気良いですね。
目黒)でしょ?俺のお気に入りのお店なの。
〇〇)2人でやってるんですかね?
目黒)多分ね…、
京本)お待たせいたしました。ふわとろオムライスとアボガドと卵のサンドウィッチでございます。
〇〇)わぁー!美味しそうですね!
京本)ありがとうございます。
京本さんが私を見て嬉しそうに目を細めた。
2人で手を合わせて食べ始める。
〇〇)ん!美味しい!
オムライスはフワフワでめちゃくちゃ美味しかった。
目黒)良かった。
〇〇)こんなまともな食事久しぶりに食べました、
目黒)前のところでは食べなかったの?
〇〇)…朝に一個だけ、完全栄養食のものを食べてました、
あの頃のことを思い出すと心がざわついた。
目黒)それだけ…?
〇〇)食べる時間が無駄なんです。それ以外はずっと訓練。
〇〇)こっそり食べたりすると殴られるんです。
目黒)…
気づけば私に頬に涙が伝っていた。
〇〇)ほんとにあの時は辛くて、怖くて…、早く逃げたいってずっと思ってた、
木のテーブルに雫が落ちる。
目黒)〇〇。俺の所は絶対そんなことしないから。俺が一生守ってあげるから。
私が顔をあげる。
〇〇)信じて良いんですか…?
目黒)信じて。
私がオムライスを一口運ぶ。
幸せと暖かさが体を伝っていった。
〇〇)ん…、ありがと。
〇〇)ごめんね、取り乱しちゃって。
私はちょっぴり笑って目を伏せた。
京本)大丈夫ですか?良ければハンカチなど持ってきましょうか?
目黒)ごめんなさい。お願いします。
京本さんがハンカチと飴を数種類持ってきてくれた。
〇〇)ごめんなさい…、ありがとうございます。
私は持ってきてくれたハンカチで涙を拭った。
京本)辛い思いをされたんですか?
目黒)彼女、元カノに暴力を振るわれてたらしくて、すごくトラウマになってるんです。
京本)…そうなんですね、それはお辛かったでしょうに。
京本さんが優しく私の背中をさすってくれた。
〇〇)でも今はもう大丈夫ですから。彼に出会って。
私は顔をあげて京本さんに微笑みかけた。
目黒)この後も2人で買い物に行くんですよ。
京本)そうですか。良かったですね。お幸せそうなカップルで。
京本さんもにっこり笑いかけてくれた。
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お会計をしてお店を出る。
鞄のポケットに飴を押し込む。
京本さんにどうしても受け取って欲しい、と言われてもらった飴だ。
目黒)〇〇、大丈夫?
〇〇)ごめんなさい。思い出すと怖くなった、
目黒)仕方ないよ。辛い思いをしてたんだから。
目黒さんが私の手をぎゅっと握ってくれた。
目黒)さ、買い物行こ?欲しいものなんでも買ってあげるからさ?
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雑貨や日用品でいっぱいになった紙袋を抱えながら2人は暗がりの立体駐車場を歩いていた。
〇〇)結構買っちゃいましたね…、
目黒)まあ、これぐらいいるよ。荷物も少なかったしね。
もう8時過ぎということもあってか立体駐車場は人気がなく薄暗かった。
その時私は強い違和感を感じてポケットの中の小型ナイフを掴んだ。
〇〇)誰?
駐車場に私の声が虚しくこだまする。
隣を見ると目黒さんも険しい表情をして辺りを見回していた。
誰かに見られてるー
どこ、どこにいるの?ー
男)ガサッ!
〇〇)⁉︎
不意に後方から物音がして振り返ると黒ずくめの男が私に向かって飛び出してきていた。手にはナイフを握っている。
私は素早く上に飛び上がって男のナイフを交わした。
男が私を探して辺りを見まわした隙に私は男に飛び蹴りを喰らわせ、男が倒れたところを目黒さんがナイフを振りかざした。
辺りに血が飛び散る。
目黒)死んだね。
目黒さんは顔についた血を拭い手袋を外した。
私は散らばった紙袋を拾い上げる。
〇〇)私狙いっぽかったですね。
目黒)だね。多分元組織のやつだろ。
〇〇)狙われてるんでしょうね。
目黒)うん。誰か来ないうちに後処理しちゃおう。
血痕を掃除用のライトで消して、遺体もセンターに送った。
〇〇)なんか色々疲れましたね…、
車に乗り込んで隣の目黒さんに尋ねた。
目黒)だね。
〇〇)もうみなさん帰ってるんですかね?
目黒)大体帰ってると思うよ。今日は仕事遅くなかったし。
〇〇)家に帰ったらみんなにこのこと報告しなきゃですね。
目黒)うん。〇〇の命が危ないからね。
家に帰るとドア音を聞きつけた佐久間さんがドタドタと玄関に走ってきて私に抱きついた。
〇〇)ちょ…、急なんですか…?/
佐久間)じゅうでーん!
向井)あ、さっくんずるいで!俺も俺も!
宮舘)はい、2人とも離れろー。ご飯できたよ。
佐久間、向井)はーい。
その晩、夕食の席でメンバー全員に今日会ったことを話した。
話終わるとみんな深刻そうな顔で考え込んだ。
阿部)やっぱ元組織の人〇〇に恨みを持ってるみたいだね。
目黒)〇〇は命を狙われてる。
深澤)まあ、それは俺らもだけどね笑
岩本)この家は完全セキュリティだから絶対に敵が入ってくることはない。だから安心しろ、〇〇。
〇〇)大丈夫ですよ。今まで何回命を狙われたと思ってるんですか。
深澤)でも照、やっぱり〇〇に教えといたほうがいいんじゃない?
向井)〇〇ちゃんの安全のためやもんなぁ。
岩本)…そうだな。
〇〇)何がですか?
岩本)まだこの家に紹介してない部屋があるんだ。
〇〇)部屋?
岩本)うん。ついてきて。
end.
遅くなってごめんなさい。
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