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出会い
深夜0時。
おばあちゃん[七海ちゃん、頑張ってね。]
七海[ うん。それじゃあ行って来る。]
七海は、一度も乗った事のない、箒に器用に乗ると、夜の空へ消えて行った。
30分後。
七海[ 大分遠くまで来たな。そろそろ休憩しよう。]
七海は、近くの街の路地裏に器用に降りた、はずだった。
??[魔女だ!]
七海は、声のする方へ目をやった。
見ると、ミヒロくらいの小学生の男の子がいた。]
徹平[お前魔女だろ?]
七海[お前って呼び方やめてくれない?七海って名前があるんだから。]
徹平[七海だな。俺は徹平。]
七海[呼び捨てすんな。]
徹平[ごめんなさい。じゃあ何て呼べばいい?]
七海[お姉ちゃんでいいよ!]
徹平[七海お姉ちゃん?]
七海[それでいい。]
ぐぅ~!
七海[あなた、お腹空いてるならどうぞ。]
徹平[俺よりこいつにやってくれ。]
徹平が小さな子猫を抱いて戻ってきた。
怪我をしているのか、今にも息絶えそうだ。
七海[あなた、今までこの子に食べ物あげてたの!?]
徹平[うん。でもこの前喧嘩に巻き込まれて、今にも死にそうなんだ。何とか出来ないか?]
七海[やってはみるけど、一つ約束。私が魔女だって事、秘密にして?]
徹平[分かった。]
七海は、子猫を抱きかかえると、静かに歌い出す。
すると、子猫の喧嘩が綺麗に治り、元気になった。
徹平[魔女ってスゲー!]
七海[やったの初めてなんだけどね。]
徹平[ちなみに今の歌、何て言う歌?]
七海[風間家に伝わる癒しの歌よ。]
徹平[風間家!?あの園さんの!?]
七海[おばあちゃんの事、知ってるの?]
徹平[園さんがおばあちゃん!?]
七海[そうだけど?]
徹平[スゲー!園さんは、伝説の魔女って呼ばれてる凄い人なんだぜ!]
七海[初耳なんだけど!?]
にゃ~。
徹平[なんだチビ。腹減ったのか?]
七海[君にはこれ。]
七海が杖を一振りすると、大量の缶詰が出てきた。
徹平[ありがとう。]
七海[で、君はこっち。]
七海は、徹平にサンドイッチを手渡した。
徹平[俺にまで!?]
七海[ろくに食べてないんでしょ?食べなさい。]
20分後。
徹平[久しぶりに腹いっぱい。]
七海[それは良かった。じゃあそろそろ行くわね。]
徹平[約束は守るからな。]
七海[はいはい。じゃあまたね。]
徹平[本当にありがとう。]
七海は再び箒にまたがると、地面を強く蹴ってその場をあとにした。
コメント
3件

実は、このお話、以前書いてたんですが、アプリの調子が悪いので、一度アプリを消して、登録し直したんです😅

ありがとうございます。
わあ~~第2話めっちゃ良かったです😭💕 七海ちゃん、初めての魔女のおつかいでいきなり人間の子と遭遇しちゃうってドキドキする展開! でも徹平くん、最初は「魔女だ!」って警戒してたのに、怪我した子猫を優先して食べ物あげてたって知って「良い子やん…」ってジーンと来ました🥺✨ 「お姉ちゃん呼び」のくだりとか、癒やしの歌で子猫治すシーンとか、優しい世界観に包まれててすごく好きです🌸 園さん=伝説の魔女って伏線も気になる〜!次話も楽しみにしてます!
おと
3
哀 川 せ せ ら .
16,031
#魔法少女パロ
🍓遊戯@非リア
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