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第二話 「心身の限界」.
ー注意事項ーー
・前回と同じ内容を書いているため割愛させて頂きます。
苦手な方は予めご了承ください。
rbrが倒れて数日後、医務室のベッドで目を覚ましたrbrの目に飛び込んできたのは、信じられない光景だった。
天井には、rbrの顔がプリントされたクッションがいくつも吊るされており、壁にはrbrが過去に発言した名言(shpが勝手にそう呼んでいる)が書かれたポスターが何枚も貼られている。
「rbrさん、目が覚めましたか!」
shpが満面の笑みで駆け寄ってきた。
その手には、湯気の立つお粥と、何種類ものサプリメントが乗ったトレイが握られている。
「これ、全部shpが…?」
rbrは呆然と尋ねた。
「はい!rbrさんが少しでも快適に過ごせるようにと思って!このクッションは、rbrさんが寂しくないようにと、ワイが徹夜して作りました!名言ポスターは、rbrさんの言葉を忘れないようにと…」
shpは熱っぽく語る。rbrは、その言葉を聞きながら、背筋に冷たいものが走るのを感じた。これは、愛ではない。もはや、執着だ。
「あの、shp…俺、別に寂しく無いし、名言とかでも無いから…」
rbrは弱々しく抗議したが、shpは首を傾げるばかりだ。
「何を言ってるんですか、rbrさん。rbrさんの言葉は、ワイの人生の指針ですよ。それに、rbrさんがいないと、俺は寂しくて死んでしまいます…」
shpの瞳は、まるで獲物を捕らえた獣のようにギラギラと輝いていた。
rbrは、その視線から逃れるように目を逸らす。
その日以来、shpの行動はさらに過激になった。rbrの部屋の前に座り込み、rbrが出てくるまで微動だにしない。rbrが食堂に行けば、必ず隣に座り、rbrが食べるもの全てを記録する。rbrが任務に出れば、必ず影のように付きまとい、rbrの行動を逐一報告する。
「rbrさん、今日の任務、お疲れ様でした!敵の動き、完璧に把握されてましたね!さすがです!」
任務から帰還したrbrに、shpは興奮した様子で話しかけてくる。rbrはもう、疲労困憊だった。肉体的な疲労よりも、精神的な疲労が限界に達していた。
ある夜、rbrは自室のベッドで震えていた。shpからのメッセージは、もう何百件にも及んでいた。
『rbrさん、今何してますか?』
『rbrさん、眠れないんですか?俺が子守唄を歌いに行きましょうか?』
『rbrさん、俺のこと、嫌いになりましたか?』
そして、最後に届いたメッセージは、rbrの心臓を鷲掴みにした。
『rbrさん、俺、rbrさんのこと、全部知ってますよ。』
rbrはスマホを投げ捨て、ベッドの中で膝を抱えた。
もう、どこにも逃げ場がない。
shpの愛情は、もはや鎖となってrbrを雁字搦めにしている。
翌朝、談話室に現れたrbrは、顔色が悪く、目の下には深い隈ができていた。その様子を見たshpは、いつものように駆け寄ってきた。
「rbrさん!また眠れてないんですか!?ワイが隣で寝てあげましょうか!?」
の言葉に、rbrはついに糸が切れた。
「もうええ加減にせぇや、shp!!」
rbrの叫び声が談話室に響き渡る。その声に、shpは一瞬怯んだように見えた。
しかし、すぐにその表情は歪み、瞳の奥に狂気が宿った。
「rbrさん…どうして、そんなこと言うんですか…俺、rbrさんのこと、こんなに愛してるのに…」
shpはゆっくりとrbrに近づいてくる。その一歩一歩が、rbrには死刑宣告のように感じられた。
「止めろ…来るな…」
rbrは後ずさり、壁に背中を打ち付けた。
shpの手が、rbrの頬に伸びてくる。
「rbrさん…俺から、逃げられるなんて思わないでくださいね…」
shpの指が、rbrの頬を撫でる。その冷たい感触に、rbrは全身の力が抜けていくのを感じた。
「あ…」
rbrの意識は、そこで途切れた。
愛が重すぎるshpの執着は、ついにrbrの心と体を蝕み、限界へと追い詰めたのだ。
rbrが次に目を覚ますのは、いつになるだろうか。そして、その時、彼はどんな世界にいるのだろうか。shpの愛の檻の中で、rbrはただ、静かに目を閉じていた。
ー🍀ーー
裏失)どなたか、shp君の一人称わかる人います?ワイにするか、俺にするかで悩んでいます。
私の解釈は、必死になってる時や言葉を強く伝えたい時は俺だと思っていて、その他の日常会話や雑談はワイだと思っています
皆さんはどのような解釈を持っていますか??
是非コメ欄にお願いしたいです🙏