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とある忍者の屋敷から2分くらいにある家がある。
そこには桐谷遥天馬咲希小豆沢こはねの三姉妹がいた。
桐谷遥「ほら2人とも起きて。畑仕事するよ!」
長女である遥はしっかり者で次女の咲希はムードメーカーなのだが朝が苦手。
天馬咲希「後ちょっと~…」
末っ子の小豆沢こはねはまだ幼い子供なので遥の背中に抱っこ紐でおぶらせている。
こはね「ねぇねねぇね!」
三姉妹は両親がいなく、朝昼夜は働きながらご飯を食べている。
そして一歌はその三姉妹の家へ向かう。
星乃一歌「こんにちは~…いらっしゃいますかー?」
一歌は来ていた服を着物に着せられて三姉妹の家へ向かう。
すると家の中から足音が聞こえてきた。
桐谷遥 「はーい!」
ガラッ。
扉を開けた遥は、一歌を見ると少し驚いた。
桐谷遥 「あれ?見ない顔だね。」
星乃一歌 「私、星乃一歌っていいます!」
天馬咲希 「お客さん!?」
奥から咲希も飛び出してくる。
小豆沢こはね 「だれー?」
遥の後ろからこはねも顔を覗かせた。
星乃一歌 「実は私、この里にお世話になっていて……」
一歌は頭領から頼まれたことを説明した。
桐谷遥 「なるほど。買い物のお手伝いだったんだね。」
天馬咲希 「やったー!人手が増えた!」
小豆沢こはね 「おねえちゃん、よかったね!」
三姉妹は嬉しそうに笑う。
その時だった。
ドォォン!!
遠くから大きな音が響いた。
星乃一歌 「!?」
桐谷遥 「今の音……」
天馬咲希 「森の方からだ!」
すると慌てた様子の村人が走ってくる。
村人 「大変だー!!」
桐谷遥 「どうしたんですか!?」
村人 「畑に巨大な猪が現れたんだ!」
天馬咲希 「えぇ!?」
小豆沢こはね 「いのしし!?」
村人 「作物が荒らされてる!このままじゃ収穫が全部駄目になる!」
遥はすぐに立ち上がった。
桐谷遥 「咲希、こはねをお願い!」
天馬咲希 「うん!」
星乃一歌 「私も行きます!」
桐谷遥 「危ないよ?」
星乃一歌 「でも放っておけません!」
遥は少し考えた後、うなずいた。
桐谷遥 「わかった。でも無理はしないでね。」
そして一歌と遥は村の畑へ向かった。
――畑。
そこには村人たちが逃げ回っていた。
巨大猪 「ブオォォォ!!」
星乃一歌 「大きい……!」
普通の猪の何倍もある巨大な姿だった。
しかし遥は落ち着いていた。
桐谷遥 「大丈夫。みんなを守る。」
遥は腰の短刀を抜く。
すると巨大猪が二人へ向かって突進してきた!
星乃一歌 「遥さん!!」
桐谷遥 「来る!」
巨大猪との戦いが始まろうとしていた――!
巨大猪「ブオオオオオオ!!!」
一歌は何とかしなきゃと思い、ギターを出して大きな音を出して弾くと巨大猪は倒れる。
村人「倒れたぞ….!」
遥と村人たちは大喜びであり、
一歌の周りに集まった。
村人A 「すごいぞ!」
村人B 「まるで伝説の歌姫様だ!」
星乃一歌 「えっ!? そんな大げさな……!」
桐谷遥 「でも、本当に助かったよ。一歌ちゃん。」
一歌は少し照れながら笑った。
その時――。
日野森志歩が慌てて駆け寄ってきた。
日野森志歩 「一歌!」
星乃一歌 「志歩さん!?」
日野森志歩 「大変なんだ!」
桐谷遥 「何かあったの?」
日野森志歩 「里の外れで黒影衆の姿が確認された!」
村人たちがざわつく。
村人 「黒影衆だって!?」
村人 「また襲ってくるのか……!」
桐谷遥 「まさか、この猪も……。」
日野森志歩 「おそらく奴らが暴れさせたんだと思う。」
星乃一歌 「そんな……。」
すると咲希とこはねも駆けつけてきた。
天馬咲希 「お姉ちゃーん!」
小豆沢こはね 「だいじょうぶー!?」
桐谷遥 「大丈夫だよ。」
こはねは安心したように笑った。
しかし志歩の表情は真剣なままだった。
日野森志歩 「頭領からの命令だ。一歌を連れて里へ戻る。」
星乃一歌 「私を?」
日野森志歩 「黒影衆の狙いがお前かもしれない。」
一歌は言葉を失う。
なぜ自分が狙われるのか。
その答えはまだ分からない。
――その頃。
森の奥深く。
黒装束の忍者たちが跪いていた。
黒影衆 「申し訳ありません……。」
??? 「巨大猪まで使ったのに失敗か。」
不気味な声が響く。
黒影衆 「ですが、歌姫の存在は確認しました。」
??? 「そうか。」
闇の中で赤い瞳が光る。
??? 「星乃一歌……。」
その男は不敵な笑みを浮かべた。
??? 「やはり伝説は本当だったか。」
そして静かに立ち上がる。
??? 「ならば次は私自ら出よう。」
闇の中に消えていく黒い影――。
その頃、一歌たちはまだ知らなかった。
忍者の世界を揺るがす大きな戦いが、すぐそこまで迫っていることを――。
コメント
1件
わあ、第4話読みました!三姉妹のほのぼのした日常から一転して巨大猪出現、そして一歌のギターで撃退…もうドキドキが止まらなかったです✨ 特に遥さんの「みんなを守る」って一言に彼女の強さと優しさが詰まっていて、胸が熱くなりました。最後の黒影衆の影が不気味で、次が本当に気になります…! 歌姫伝説の謎も気になるし、これからの展開を楽しみにしていますね🌷